ワードプレスのカスタムフィールドとは?設定・表示方法から活用例まで初心者向けに徹底解説
はじめに
ワードプレスで記事や固定ページを作成していると、「本文以外の情報を整理して表示したい」と感じる場面があります。たとえば、商品紹介記事で価格や型番を毎回同じ形式で載せたい、店舗ページで住所や営業時間をわかりやすく表示したい、レビュー記事で評価点やメリット・デメリットを管理したい、といったケースです。
このようなときに役立つのが、ワードプレスの「カスタムフィールド」です。カスタムフィールドを使うと、投稿や固定ページに独自の入力項目を追加し、必要な情報を管理・表示できます。
ただし、カスタムフィールドは設定しただけではサイト上に自動表示されない場合があり、テーマファイルの編集やプラグインの設定が必要になることもあります。そのため、初心者にとっては少し難しく感じるかもしれません。
この記事では、ワードプレスのカスタムフィールドとは何か、標準機能での設定方法、テーマへの表示方法、プラグインを使った管理方法、具体的な活用例、よくある失敗と対処法まで初心者向けにわかりやすく解説します。
1. ワードプレスのカスタムフィールドとは?初心者向けにわかりやすく解説
ワードプレスのカスタムフィールドとは、投稿や固定ページに対して、本文とは別に追加情報を登録できる機能です。通常の記事本文だけでは管理しづらい情報を、項目ごとに分けて保存できるため、サイト運用を効率化できます。
たとえば、商品紹介ページで「価格」「メーカー名」「型番」「評価点」などを毎回本文中に手入力していると、記事ごとに表記がバラバラになりやすくなります。カスタムフィールドを使えば、これらの情報を決まった入力欄に登録できるため、管理しやすくなります。
1-1. カスタムフィールドは投稿・固定ページに追加情報を持たせる機能
ワードプレスの投稿や固定ページには、タイトル、本文、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像などの基本項目があります。カスタムフィールドは、これらの標準項目とは別に、独自の情報を追加するための機能です。
たとえば、飲食店の紹介ページを作る場合、本文に説明文を書くことはできますが、「住所」「営業時間」「定休日」「電話番号」「最寄り駅」などの情報は、項目ごとに整理したほうが見やすくなります。
カスタムフィールドを使うと、次のように情報を分けて管理できます。
住所:東京都〇〇区〇〇
営業時間:10:00〜20:00
定休日:水曜日
電話番号:03-xxxx-xxxx
最寄り駅:〇〇駅 徒歩5分
このように、投稿に補足情報を持たせることで、読者にとって見やすく、運営者にとって更新しやすいページを作ることができます。
1-2. 通常の本文・カテゴリー・タグとの違い
カスタムフィールドは、本文・カテゴリー・タグとは役割が異なります。
本文は、記事のメインとなる文章を入力する場所です。自由に文章を書ける反面、決まった情報を統一して管理するには向いていません。たとえば、価格情報を本文中に書く場合、「税込1,980円」「1,980円(税込)」「価格:1980円」など、記事ごとに表記が変わる可能性があります。
カテゴリーは、記事を大きな分類で分けるための機能です。たとえば「商品レビュー」「店舗紹介」「不動産情報」など、記事全体のジャンル分けに使います。
タグは、記事に関連するキーワードを付けるための機能です。カテゴリーより細かい分類に向いています。
一方、カスタムフィールドは、記事ごとの個別情報を項目として管理するための機能です。価格、住所、評価点、発売日、担当者名など、記事ごとに異なる具体的なデータを扱うのに向いています。
1-3. カスタムフィールドで管理できる情報の例
カスタムフィールドでは、さまざまな情報を管理できます。代表的な例は次のとおりです。
商品紹介ページであれば、価格、型番、メーカー名、発売日、評価点、購入リンクなどを管理できます。店舗紹介ページであれば、住所、営業時間、定休日、電話番号、アクセス情報などを登録できます。
不動産サイトでは、家賃、間取り、築年数、最寄り駅、駅からの徒歩時間、敷金・礼金などの情報を扱えます。レビュー記事では、総合評価、メリット、デメリット、おすすめ度、使用期間などを管理できます。
また、画像、PDF、動画URL、外部リンクなどを管理することも可能です。プラグインを使えば、テキストだけでなく、画像選択、チェックボックス、ラジオボタン、日付入力、ファイルアップロードなど、より使いやすい入力欄を作成できます。
1-4. カスタムフィールドが必要になるケースと不要なケース
カスタムフィールドが必要になるのは、同じ種類の情報を複数の記事で統一して管理したい場合です。
たとえば、商品レビュー記事を100本作成する場合、すべての記事に「価格」「評価」「メリット」「デメリット」を同じ形式で表示したいなら、カスタムフィールドを使うと便利です。店舗一覧サイトや不動産サイトのように、決まった情報を大量に扱うサイトでも効果を発揮します。
一方で、通常のブログ記事のように、毎回内容が自由で、特定の項目を統一して管理する必要がない場合は、カスタムフィールドを無理に使う必要はありません。本文だけで十分に表現できる内容であれば、カスタムフィールドを導入するとかえって管理が複雑になることもあります。
カスタムフィールドは便利な機能ですが、「情報を整理する必要があるか」「同じ項目を繰り返し使うか」を基準に導入を判断しましょう。
2. カスタムフィールドを使うメリット・デメリット
カスタムフィールドを使うと、情報の管理や表示を効率化できます。ただし、導入にはテーマ編集やプラグイン設定が必要になる場合もあるため、メリットとデメリットを理解したうえで使うことが大切です。
2-1. メリット1:入力項目を統一できる
カスタムフィールドの大きなメリットは、入力項目を統一できることです。
たとえば、レビュー記事ごとに「商品名」「価格」「評価点」「おすすめポイント」を入力する欄を用意しておけば、記事を書く人が変わっても同じ形式で情報を管理できます。本文に自由入力する場合と比べて、入力漏れや表記ゆれを防ぎやすくなります。
複数人でサイトを運営している場合にも、カスタムフィールドは効果的です。あらかじめ入力項目を決めておけば、ライターや編集者が迷わず必要な情報を登録できます。
2-2. メリット2:記事更新やサイト運用を効率化できる
カスタムフィールドを使うと、記事更新やサイト運用も効率化できます。
たとえば、商品価格を本文中に何度も書いていると、価格変更があった際に該当箇所を探して修正しなければなりません。カスタムフィールドで価格を管理していれば、決まった入力欄を修正するだけで済みます。
また、テーマ側で表示デザインを整えておけば、入力した情報が自動的に同じレイアウトで表示されます。毎回HTMLを手入力する必要がなくなるため、記事作成の手間を減らせます。
2-3. メリット3:商品情報・店舗情報・レビュー情報などを見やすく表示できる
カスタムフィールドは、読者にとって見やすいページ作りにも役立ちます。
商品情報を表形式で表示したり、店舗情報をボックスでまとめたり、レビュー評価を星や点数で表示したりすることで、読者が必要な情報をすぐに確認できます。
特に比較記事、ランキング記事、店舗紹介、不動産情報、求人情報などでは、情報が整理されているかどうかが読みやすさに大きく影響します。カスタムフィールドを使えば、本文とは別に重要情報を目立たせることができます。
2-4. デメリット:表示にはテーマ編集やプラグイン設定が必要になる
カスタムフィールドの注意点は、入力しただけではサイト上に表示されない場合があることです。
ワードプレスの標準カスタムフィールドに値を入力しても、テーマがその値を表示するように作られていなければ、読者には見えません。表示するには、テーマファイルにPHPコードを追加する必要があります。
また、Advanced Custom Fieldsなどのプラグインを使う場合も、入力欄の作成や表示ルールの設定が必要です。ノーコードで入力欄を作れる一方、サイト上に表示するにはテーマ編集が必要になるケースがあります。
そのため、初心者は最初から複雑な実装を目指すのではなく、小さな項目から試すのがおすすめです。
2-5. 初心者は標準機能とプラグインのどちらを選ぶべきか
初心者には、基本的にプラグインを使ったカスタムフィールド管理がおすすめです。
ワードプレス標準機能のカスタムフィールドはシンプルですが、「名前」と「値」を手入力する形式のため、入力ミスが起こりやすいです。また、画像やチェックボックス、日付入力などを扱うには不便です。
一方、Advanced Custom Fieldsのようなプラグインを使えば、専用の入力欄を管理画面に追加できます。テキスト、画像、URL、チェックボックス、セレクトボックスなどを選べるため、初心者でも扱いやすくなります。
ただし、簡単なメモ情報を少しだけ追加したい場合は、標準機能でも十分です。継続的に多くの記事で使うなら、プラグインの導入を検討しましょう。
3. ワードプレス標準機能でカスタムフィールドを設定する方法
ワードプレスには、標準機能としてカスタムフィールドが用意されています。プラグインを使わなくても、投稿や固定ページに独自の情報を登録できます。
ここでは、標準機能でカスタムフィールドを設定する基本的な流れを解説します。
3-1. 投稿編集画面でカスタムフィールドを表示する手順
標準のカスタムフィールドは、初期状態では投稿編集画面に表示されていないことがあります。ブロックエディターを使っている場合は、画面右上のメニューから設定を変更します。
投稿編集画面を開き、右上の三点メニューをクリックします。次に「設定」または「環境設定」を開き、「パネル」項目の中から「カスタムフィールド」を有効にします。
有効化すると、画面下部にカスタムフィールドの入力欄が表示されます。表示を反映するために、投稿編集画面の再読み込みが必要になる場合があります。
クラシックエディターを使っている場合は、画面右上の「表示オプション」を開き、「カスタムフィールド」にチェックを入れることで表示できます。
3-2. 「名前」と「値」の基本的な入力方法
標準のカスタムフィールドでは、「名前」と「値」を入力します。
「名前」は、管理する項目の識別名です。たとえば価格を管理したい場合は「price」、評価点を管理したい場合は「rating」、住所を管理したい場合は「address」のように入力します。
「値」は、その項目に登録する具体的な内容です。たとえば「price」という名前に対して「1,980円」、「rating」という名前に対して「4.5」、「address」という名前に対して「東京都〇〇区〇〇」と入力します。
フィールド名は日本語でも設定できますが、テーマファイルで扱いやすくするためには、半角英数字とアンダースコアを使った名前がおすすめです。
例として、次のような設定が考えられます。
名前:price
値:1,980円
名前:maker
値:〇〇株式会社
名前:rating
値:4.5
このように、名前と値のセットで追加情報を保存します。
3-3. 入力したカスタムフィールドを保存・編集する方法
カスタムフィールドを入力したら、「カスタムフィールドを追加」ボタンをクリックします。その後、投稿自体を更新または公開することで、入力内容が保存されます。
すでに追加したカスタムフィールドは、投稿編集画面から値を変更できます。値を修正したら、投稿の「更新」ボタンをクリックして保存します。
同じ名前のカスタムフィールドを複数作成することもできますが、初心者の場合は管理が複雑になりやすいため、まずは1つの名前に1つの値を登録する運用がおすすめです。
3-4. ブロックエディターでカスタムフィールドが表示されない場合の確認ポイント
ブロックエディターでカスタムフィールドが表示されない場合は、いくつかのポイントを確認しましょう。
まず、投稿編集画面右上の設定で、カスタムフィールドパネルが有効になっているか確認します。設定を変更したあと、画面の再読み込みが必要になることがあります。
次に、使用している投稿タイプでカスタムフィールドが有効になっているか確認します。通常の投稿や固定ページでは利用できますが、カスタム投稿タイプによっては、カスタムフィールドのサポートが有効化されていない場合があります。
また、テーマやプラグインの影響で表示されないこともあります。特に投稿編集画面をカスタマイズするプラグインを使っている場合は、一時的に無効化して確認すると原因を切り分けやすくなります。
3-5. 標準機能だけで運用するときの注意点
ワードプレス標準機能のカスタムフィールドは手軽に使えますが、入力欄がシンプルなため、運用には注意が必要です。
特に注意したいのは、フィールド名の入力ミスです。「price」と「Price」や「price_」は別の項目として扱われます。フィールド名が少しでも違うと、テーマ側で値を取得できないことがあります。
また、標準機能では入力形式を制限しにくいため、価格欄に文章が入ったり、日付欄の形式が記事ごとに違ったりする可能性があります。複数人で運用する場合は、入力ルールを決めておきましょう。
本格的に運用する場合は、専用の入力欄を作成できるプラグインの利用を検討するのがおすすめです。
4. カスタムフィールドをテーマに表示する方法
カスタムフィールドは、管理画面で入力しただけでは読者に見えるとは限りません。サイト上に表示するには、テーマファイルにカスタムフィールドの値を取得して出力するコードを追加する必要があります。
ここでは、標準のカスタムフィールドをテーマに表示する基本的な方法を解説します。
4-1. カスタムフィールドは設定しただけでは画面に表示されない
初心者がよく勘違いしやすいのが、「カスタムフィールドに入力すれば自動で記事に表示される」と思ってしまうことです。
実際には、カスタムフィールドは投稿にデータを保存する機能であり、表示する機能とは別です。使用しているテーマがカスタムフィールドの表示に対応していない場合、入力した値はサイト上に表示されません。
そのため、カスタムフィールドを使うときは、「入力する設定」と「表示する設定」の両方が必要だと理解しておきましょう。
4-2. get_post_meta()で値を取得して表示する基本
ワードプレスでカスタムフィールドの値を取得する代表的な関数が、get_post_meta()です。
たとえば、投稿に「price」という名前のカスタムフィールドを設定している場合、次のようなコードで値を取得できます。
PHP<?php
$price = get_post_meta(get_the_ID(), 'price', true);
echo esc_html($price);
?>
get_post_meta()の第1引数には投稿ID、第2引数にはカスタムフィールド名、第3引数には単一の値を取得するかどうかを指定します。trueを指定すると、1つの値として取得できます。
実際に表示する場合は、次のようにラベルを付けるとわかりやすくなります。
PHP<?php
$price = get_post_meta(get_the_ID(), 'price', true);
if (!empty($price)) :
?>
<p>価格:<?php echo esc_html($price); ?></p>
<?php endif; ?>
このように書くことで、priceに値が入っている場合だけ「価格:〇〇」と表示できます。
4-3. post_custom()で簡単に表示する方法
post_custom()を使ってカスタムフィールドの値を取得することもできます。
たとえば、priceというカスタムフィールドを表示する場合は、次のように書けます。
PHP<?php echo esc_html(post_custom('price')); ?>
post_custom()はシンプルに書けるため、簡単な表示には便利です。ただし、柔軟な条件分岐や複雑な処理を行う場合は、get_post_meta()を使うほうが扱いやすいです。
初心者が学習する場合は、まずget_post_meta()を基本として覚えるとよいでしょう。
4-4. single.phpなどテーマファイルにコードを追加する流れ
カスタムフィールドを記事ページに表示する場合、一般的にはテーマ内のsingle.phpにコードを追加します。single.phpは、投稿詳細ページを表示するためのテンプレートファイルです。
ただし、テーマによってファイル構成は異なります。single.phpではなく、template-parts内のファイルやcontent-single.phpなどに本文表示部分が分かれていることもあります。
基本的な流れは次のとおりです。
まず、使用中テーマのファイル構成を確認します。次に、投稿本文を表示している箇所を探します。多くの場合、the_content()という関数が本文表示に使われています。
その前後にカスタムフィールドを表示するコードを追加することで、記事本文の上や下に独自情報を表示できます。
例として、本文の下に価格を表示する場合は、次のようなイメージです。
PHP<?php the_content(); ?>
<?php
$price = get_post_meta(get_the_ID(), 'price', true);
if (!empty($price)) :
?>
<div class="custom-field-box">
<p>価格:<?php echo esc_html($price); ?></p>
</div>
<?php endif; ?>
テーマファイルを直接編集する場合は、必ずバックアップを取ってから作業しましょう。
4-5. 値が空の場合に表示を崩さない条件分岐の書き方
カスタムフィールドを表示するときは、値が空の場合の処理が重要です。
値が入っていないのにラベルだけ表示されると、読者にとって不自然な見た目になります。たとえば「価格:」だけ表示されて金額が空白になっていると、ページの品質が下がって見えます。
そのため、値が入っている場合だけ表示する条件分岐を入れましょう。
PHP<?php
$price = get_post_meta(get_the_ID(), 'price', true);
if (!empty($price)) :
?>
<p>価格:<?php echo esc_html($price); ?></p>
<?php endif; ?>
複数のカスタムフィールドを表示する場合も、項目ごとに空チェックを行うのがおすすめです。
PHP<?php
$maker = get_post_meta(get_the_ID(), 'maker', true);
$price = get_post_meta(get_the_ID(), 'price', true);
$rating = get_post_meta(get_the_ID(), 'rating', true);
?>
<div class="product-info">
<?php if (!empty($maker)) : ?>
<p>メーカー:<?php echo esc_html($maker); ?></p>
<?php endif; ?>
<?php if (!empty($price)) : ?>
<p>価格:<?php echo esc_html($price); ?></p>
<?php endif; ?>
<?php if (!empty($rating)) : ?>
<p>評価:<?php echo esc_html($rating); ?></p>
<?php endif; ?>
</div>
このように書くことで、未入力の項目があっても表示が崩れにくくなります。
4-6. HTML・CSSで見やすく装飾するポイント
カスタムフィールドの情報は、HTMLとCSSで見やすく装飾すると効果的です。
たとえば、商品情報や店舗情報はボックスで囲むと、本文中でも目立ちやすくなります。項目名と値を横並びにしたり、表形式にしたりすることで、読者が情報を素早く確認できます。
HTMLの例は次のとおりです。
PHP<div class="custom-info-box">
<dl>
<dt>価格</dt>
<dd><?php echo esc_html($price); ?></dd>
</dl>
</div>
CSSの例は次のとおりです。
CSS.custom-info-box {
border: 1px solid #ddd;
padding: 16px;
margin: 24px 0;
border-radius: 8px;
}
.custom-info-box dl {
display: flex;
margin: 0;
}
.custom-info-box dt {
font-weight: bold;
width: 100px;
}
.custom-info-box dd {
margin: 0;
}
デザインを整える際は、スマートフォン表示でも見やすいか確認しましょう。横並びのレイアウトは、画面幅が狭いと崩れることがあります。必要に応じて、スマホでは縦並びにするなどの調整を行うと安心です。
5. プラグインでカスタムフィールドを設定する方法
ワードプレスのカスタムフィールドは標準機能でも使えますが、初心者が本格的に活用するならプラグインの利用がおすすめです。特にAdvanced Custom Fieldsは、多くのサイトで使われている代表的なカスタムフィールド管理プラグインです。
5-1. プラグインを使うとできること
カスタムフィールド用のプラグインを使うと、管理画面にわかりやすい入力欄を追加できます。
標準機能では「名前」と「値」を手入力する必要がありますが、プラグインを使えば「価格」「住所」「評価点」などのラベル付き入力欄を作成できます。
また、テキスト入力だけでなく、画像、ファイル、チェックボックス、ラジオボタン、セレクトボックス、日付、URLなど、さまざまな入力形式を選べます。
入力形式を指定できるため、入力ミスや表記ゆれを減らしやすくなります。複数人で記事を作成する場合にも、誰が入力しても同じ形式で情報を管理しやすくなります。
5-2. Advanced Custom Fields(ACF)とは
Advanced Custom Fields、通称ACFは、ワードプレスでカスタムフィールドを簡単に作成・管理できるプラグインです。
ACFを使うと、投稿編集画面や固定ページ編集画面に独自の入力欄を追加できます。たとえば、商品レビュー用の記事に「商品名」「価格」「評価点」「購入リンク」などの入力欄を表示できます。
無料版でも多くの基本機能を利用できるため、初心者から上級者まで幅広く使われています。より高度な繰り返しフィールドや柔軟なコンテンツ管理を使いたい場合は、有料版の利用を検討することもあります。
5-3. ACFのインストールと有効化
ACFを使うには、ワードプレス管理画面からプラグインをインストールします。
管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックし、検索欄に「Advanced Custom Fields」と入力します。該当するプラグインが表示されたら、「今すぐインストール」をクリックし、その後「有効化」をクリックします。
有効化すると、管理画面のメニューに「ACF」または「カスタムフィールド」という項目が追加されます。ここからフィールドグループを作成して、独自の入力欄を設定できます。
5-4. フィールドグループを作成する
ACFでは、複数のカスタムフィールドをまとめたものを「フィールドグループ」と呼びます。
たとえば、商品レビュー用の入力欄を作る場合、「商品情報」というフィールドグループを作成し、その中に「商品名」「価格」「評価点」「購入リンク」などのフィールドを追加します。
フィールドグループを作成するには、管理画面のACFメニューから「新規追加」を選びます。フィールドグループのタイトルを入力し、必要なフィールドを追加していきます。
フィールドごとに、ラベル、フィールド名、フィールドタイプ、必須設定、説明文などを設定できます。ラベルは管理画面に表示される名前で、フィールド名はコードで値を取得するときに使う名前です。
5-5. テキスト・画像・チェックボックスなどフィールドタイプを選ぶ
ACFでは、用途に応じてフィールドタイプを選べます。
短い文字列を入力するなら「テキスト」、長めの文章を入力するなら「テキストエリア」が便利です。URLを入力するなら「URL」、数値を入力するなら「数値」、日付を入力するなら「日付選択」を使うと管理しやすくなります。
画像を登録したい場合は「画像」、PDFなどのファイルを登録したい場合は「ファイル」を選びます。複数の選択肢から選ばせたい場合は「セレクト」「チェックボックス」「ラジオボタン」などが使えます。
適切なフィールドタイプを選ぶことで、入力ミスを減らし、管理画面を使いやすくできます。
5-6. 表示ルールで投稿タイプや固定ページに反映する
ACFでは、作成したフィールドグループをどの画面に表示するかを「表示ルール」で設定します。
たとえば、通常の投稿だけに表示したい場合は、「投稿タイプ」が「投稿」と等しい、という条件を設定します。固定ページだけに表示したい場合は、「投稿タイプ」が「固定ページ」と等しい、という条件にします。
特定のカテゴリーの記事だけに表示したり、特定の固定ページだけに表示したりすることもできます。これにより、不要な編集画面に入力欄が表示されるのを防げます。
たとえば、商品レビュー記事だけに商品情報の入力欄を表示したい場合は、商品レビュー用のカテゴリーやカスタム投稿タイプに対して表示ルールを設定すると便利です。
5-7. ACFで入力した値をthe_field()・get_field()で表示する
ACFで入力した値をテーマに表示するには、the_field()またはget_field()を使います。
the_field()は、フィールドの値をそのまま出力する関数です。たとえば、priceというフィールド名の値を表示する場合は、次のように書きます。
PHP<?php the_field('price'); ?>
一方、get_field()は値を取得して変数に入れたいときに使います。
PHP<?php
$price = get_field('price');
if ($price) :
?>
<p>価格:<?php echo esc_html($price); ?></p>
<?php endif; ?>
値が空の場合に表示を制御したい場合は、get_field()を使って条件分岐するのがおすすめです。
画像フィールドやファイルフィールドを使う場合は、返り値の形式によってコードが変わります。画像URLとして取得するのか、画像IDとして取得するのか、配列として取得するのかをACFの設定画面で確認しておきましょう。
6. カスタムフィールドの具体的な活用例
カスタムフィールドは、さまざまなサイトで活用できます。ここでは、実際によく使われる具体例を紹介します。
6-1. 商品紹介ページで価格・型番・評価を管理する
商品紹介ページでは、カスタムフィールドが非常に役立ちます。
商品名、価格、メーカー、型番、発売日、評価点、購入リンクなどをカスタムフィールドで管理すれば、商品情報を統一した形式で表示できます。
たとえば、レビュー記事の冒頭に商品情報ボックスを表示することで、読者はすぐに商品の基本情報を確認できます。複数の商品を比較する記事でも、同じ項目で情報を管理しておくと比較表を作りやすくなります。
価格や評価点は変更されることもあるため、本文中に埋め込むよりもカスタムフィールドで管理したほうが更新しやすくなります。
6-2. 店舗サイトで住所・営業時間・電話番号を管理する
店舗サイトでもカスタムフィールドは便利です。
店舗ごとに、住所、営業時間、定休日、電話番号、駐車場の有無、最寄り駅、地図URLなどを登録できます。これらの情報を決まったレイアウトで表示すれば、読者にとってわかりやすい店舗ページになります。
複数店舗を掲載するサイトでは、各店舗ページの情報を統一できるため、管理がしやすくなります。営業時間や電話番号が変更された場合も、該当するカスタムフィールドを修正すればよいため、更新作業も効率的です。
6-3. 不動産サイトで家賃・間取り・駅徒歩を管理する
不動産サイトでは、物件情報を細かく管理する必要があります。
家賃、管理費、敷金、礼金、間取り、専有面積、築年数、最寄り駅、駅からの徒歩時間、所在地、設備情報などをカスタムフィールドで管理できます。
これらの情報を本文に自由入力すると、物件ごとに表記がバラバラになりやすくなります。カスタムフィールドを使えば、物件情報を統一した形式で表示でき、検索や絞り込み機能との連携もしやすくなります。
本格的な不動産サイトでは、カスタム投稿タイプとカスタムフィールドを組み合わせて、物件情報を管理するケースが多くあります。
6-4. レビュー記事で点数・メリット・デメリットを管理する
レビュー記事では、評価点、メリット、デメリット、おすすめ度、使用期間、レビュー対象の価格などをカスタムフィールドで管理できます。
たとえば、記事の冒頭やまとめ部分に「総合評価」「使いやすさ」「コスパ」「デザイン」などの評価を表示すると、読者が内容を把握しやすくなります。
メリット・デメリットを専用の入力欄に分けておけば、レビュー記事の構成も統一しやすくなります。ランキング記事や比較記事にも応用しやすい活用方法です。
6-5. 画像やPDFなどのファイル情報を管理する
カスタムフィールドでは、画像やPDFなどのファイル情報も管理できます。
たとえば、資料ダウンロードページでPDFファイルを登録したり、商品ページで追加画像を設定したりできます。ACFのファイルフィールドや画像フィールドを使えば、管理画面からファイルを選択するだけで登録できます。
PDFの資料名、ファイルURL、更新日、ファイルサイズなどをカスタムフィールドで管理すると、ダウンロードページを整理しやすくなります。
画像フィールドを使えば、本文とは別に専用画像を設定できるため、商品ギャラリーやスタッフ紹介、施工事例などにも活用できます。
6-6. カスタム投稿タイプと組み合わせて情報を整理する
カスタムフィールドは、カスタム投稿タイプと組み合わせることでさらに便利になります。
カスタム投稿タイプとは、通常の「投稿」や「固定ページ」とは別に、独自の投稿管理画面を作る機能です。たとえば「商品」「店舗」「物件」「スタッフ」「実績」などの投稿タイプを作成できます。
そこにカスタムフィールドを組み合わせることで、情報をより整理しやすくなります。
たとえば「店舗」というカスタム投稿タイプを作り、各店舗に住所、営業時間、電話番号、地図URLなどのカスタムフィールドを設定します。すると、通常のブログ記事とは分けて店舗情報を管理できます。
サイトの情報量が増える場合は、カスタム投稿タイプとカスタムフィールドを組み合わせた設計を検討するとよいでしょう。
7. カスタムフィールド運用でよくある失敗と対処法
カスタムフィールドは便利ですが、初心者がつまずきやすいポイントもあります。ここでは、よくある失敗と対処法を解説します。
7-1. カスタムフィールドが投稿画面に表示されない
投稿編集画面にカスタムフィールドが表示されない場合は、まず表示設定を確認しましょう。
ブロックエディターの場合、右上の三点メニューから設定画面を開き、カスタムフィールドの表示が有効になっているか確認します。クラシックエディターの場合は、画面右上の表示オプションからカスタムフィールドにチェックを入れます。
ACFを使っている場合は、フィールドグループの表示ルールを確認しましょう。投稿タイプやカテゴリーの条件が合っていないと、編集画面に入力欄が表示されません。
また、カスタム投稿タイプでカスタムフィールドを使う場合、その投稿タイプがカスタムフィールドに対応している必要があります。
7-2. 入力した値がサイト上に表示されない
カスタムフィールドに値を入力したのにサイト上に表示されない場合、テーマ側に表示コードが入っていない可能性があります。
カスタムフィールドは、データを保存するだけでは自動表示されません。get_post_meta()やACFのthe_field()、get_field()などを使って、テーマファイルに表示処理を追加する必要があります。
また、フィールド名の間違いにも注意しましょう。管理画面で登録したフィールド名と、コードで指定しているフィールド名が一致していないと値を取得できません。
7-3. ACFの値が取得できない
ACFの値が取得できない場合は、まずフィールド名を確認しましょう。ACFでは、管理画面に表示される「フィールドラベル」と、コードで使う「フィールド名」が異なります。
たとえば、ラベルが「価格」でも、フィールド名が「price」であれば、コードではget_field('price')と指定する必要があります。
また、ループ外で値を取得する場合は、投稿IDを指定する必要があることがあります。
PHP<?php
$price = get_field('price', get_the_ID());
?>
画像やファイルの値がうまく表示されない場合は、返り値の形式も確認しましょう。返り値が配列なのにURLとして出力しようとすると、正しく表示されません。
7-4. テーマ更新で追加コードが消えてしまう
テーマファイルに直接コードを追加している場合、テーマを更新すると編集内容が消えてしまうことがあります。
これを防ぐには、子テーマを使うのが基本です。子テーマを作成し、必要なテンプレートファイルを子テーマ側にコピーして編集すれば、親テーマを更新してもカスタマイズ内容を維持しやすくなります。
また、テーマによってはフックやテンプレートパーツを使って安全にカスタマイズできる場合もあります。テーマの仕様を確認し、できるだけ更新に強い方法で実装しましょう。
7-5. 入力ミスや表記ゆれが増えて管理しづらくなる
カスタムフィールドは自由に情報を入力できるため、運用ルールがないと表記ゆれが発生しやすくなります。
たとえば、価格の入力で「1,980円」「1980円」「税込1,980円」などが混在すると、表示や並び替えに影響することがあります。日付も「2026/01/01」「2026年1月1日」「1月1日」など形式がバラバラになると管理しづらくなります。
対策として、入力ルールを事前に決めておきましょう。ACFを使う場合は、数値フィールド、日付フィールド、セレクトボックスなどを活用すると、入力形式を統一しやすくなります。
7-6. セキュリティ対策としてエスケープ処理を行う
カスタムフィールドの値をサイト上に表示する際は、エスケープ処理を行うことが重要です。
エスケープ処理とは、出力する内容を安全な形式に変換する処理です。ユーザーが入力した値をそのまま表示すると、意図しないHTMLやスクリプトが出力されるリスクがあります。
通常のテキストを表示する場合は、esc_html()を使います。
PHP<?php echo esc_html($price); ?>
URLを表示する場合は、esc_url()を使います。
PHP<a href="<?php echo esc_url($link); ?>">公式サイトを見る</a>
HTMLを許可したい場合は、wp_kses_post()などを検討します。カスタムフィールドを安全に運用するためには、入力値をそのまま出力しないことが大切です。
8. カスタムフィールドを使う前に知っておきたい注意点
カスタムフィールドを導入する前に、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特にテーマ編集やプラグイン利用に関わる部分は、事前に理解しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
8-1. テーマファイルを編集する前にバックアップを取る
カスタムフィールドを表示するためにテーマファイルを編集する場合は、必ずバックアップを取りましょう。
PHPファイルの記述を間違えると、サイトが真っ白になったり、エラーが表示されたりすることがあります。編集前の状態に戻せるように、対象ファイルをコピーして保存しておくと安心です。
また、サーバーのファイルマネージャーやFTPで直接編集する場合は、特に慎重に作業しましょう。可能であれば、テスト環境で確認してから本番サイトに反映するのがおすすめです。
8-2. 子テーマを使って安全にカスタマイズする
テーマファイルをカスタマイズする場合は、子テーマを使うのが基本です。
親テーマを直接編集すると、テーマ更新時に変更内容が上書きされる可能性があります。子テーマを使えば、親テーマの機能を引き継ぎながら、自分で追加したコードを保持しやすくなります。
特に、single.phpやfunctions.phpを編集する場合は、子テーマで作業することを強くおすすめします。ワードプレスのカスタマイズでは、更新に強い構成を意識することが大切です。
8-3. プラグイン停止時の影響を理解しておく
ACFなどのプラグインを使ってカスタムフィールドを管理している場合、そのプラグインを停止したときの影響も理解しておきましょう。
プラグインを停止しても、データベースに保存されたカスタムフィールドの値自体がすぐに消えるわけではありません。しかし、管理画面の入力欄が表示されなくなったり、ACF専用の関数で表示している部分が動作しなくなったりする可能性があります。
特にthe_field()やget_field()をテーマ内で使っている場合、ACFを停止するとエラーになることがあります。プラグインに依存する設計にする場合は、停止時の影響も考えておきましょう。
8-4. フィールド名は後から管理しやすい名前にする
カスタムフィールドのフィールド名は、後から見ても意味がわかる名前にしましょう。
たとえば、価格なら「price」、電話番号なら「phone」、住所なら「address」、営業時間なら「business_hours」のように、内容がわかる名前がおすすめです。
「field1」「data01」のような名前にすると、後から何の項目かわからなくなりやすいです。複数人で運用する場合は、命名ルールを決めておくと管理しやすくなります。
また、フィールド名を後から変更すると、既存記事のデータ取得に影響することがあります。最初にしっかり設計しておくことが大切です。
8-5. SEOや構造化データへの活用も検討する
カスタムフィールドは、SEOや構造化データに活用できる場合があります。
たとえば、レビュー記事で評価点をカスタムフィールドに登録しておけば、レビュー情報としてページ内に表示しやすくなります。商品情報、価格、在庫状況、店舗情報なども、整理されたデータとして管理できます。
ただし、カスタムフィールドを使っただけでSEO効果が出るわけではありません。重要なのは、読者にとってわかりやすい情報を適切に表示することです。
構造化データに活用する場合は、検索エンジンのガイドラインに沿って正しく実装する必要があります。不正確な情報や、ページ上に表示されていない情報を構造化データだけに含めるような運用は避けましょう。
9. ワードプレスのカスタムフィールドに関するよくある質問
ここでは、ワードプレスのカスタムフィールドについて初心者が疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で解説します。
9-1. カスタムフィールドとカスタム投稿タイプの違いは?
カスタムフィールドは、投稿や固定ページに追加情報を持たせる機能です。たとえば、価格、住所、評価点などの項目を追加できます。
一方、カスタム投稿タイプは、通常の投稿や固定ページとは別の投稿管理画面を作る機能です。たとえば、「商品」「店舗」「物件」「スタッフ紹介」などの独自投稿タイプを作れます。
簡単に言うと、カスタム投稿タイプは情報の入れ物を増やす機能で、カスタムフィールドはその中に入力項目を追加する機能です。両方を組み合わせることで、サイトの情報を整理しやすくなります。
9-2. カスタムフィールドはプログラミング知識なしでも使える?
入力欄を作成して情報を登録するだけであれば、プラグインを使うことでプログラミング知識がなくても扱えます。
ただし、入力したカスタムフィールドの値をサイト上に自由に表示したい場合は、テーマファイルの編集が必要になることがあります。その場合、PHPやHTML、CSSの基本知識があるとスムーズです。
初心者の場合は、まずACFなどのプラグインで入力欄を作成し、表示についてはテーマの機能やブロック、ショートコード対応のプラグインを活用する方法もあります。
9-3. ACF無料版だけで十分に使える?
多くの基本的な用途であれば、ACF無料版だけでも十分に使えます。
テキスト、テキストエリア、画像、ファイル、URL、数値、チェックボックス、セレクトなど、一般的なフィールドタイプは無料版でも利用できます。商品情報、店舗情報、レビュー情報などの管理であれば、無料版で対応できるケースが多いです。
一方で、繰り返し項目を柔軟に管理したい場合や、より複雑なレイアウトを作りたい場合は、有料版の機能が必要になることもあります。まずは無料版で始めて、必要に応じて有料版を検討するとよいでしょう。
9-4. カスタムフィールドはSEOに効果がある?
カスタムフィールドを使うこと自体が、直接SEO評価を上げるわけではありません。
しかし、カスタムフィールドを使って情報を整理し、読者にとって見やすいページを作ることは、結果的にSEOに良い影響を与える可能性があります。たとえば、商品情報や店舗情報がわかりやすく表示されていれば、読者の満足度が高まりやすくなります。
また、構造化データや内部リンク、比較表などと組み合わせることで、検索エンジンにページ内容を伝えやすくなる場合もあります。ただし、SEO目的だけでカスタムフィールドを使うのではなく、読者に必要な情報を整理するために活用することが大切です。
9-5. 既存記事にもカスタムフィールドを追加できる?
既存記事にもカスタムフィールドを追加できます。
投稿編集画面を開き、カスタムフィールドを追加すれば、すでに公開済みの記事にも追加情報を登録できます。ACFを使っている場合も、表示ルールに該当する既存記事の編集画面に入力欄が表示されます。
ただし、既存記事が多い場合は、すべての記事に手作業で入力するのに時間がかかることがあります。導入前に、どの記事にどの項目を追加するのか、運用ルールを整理しておくと効率的です。
まとめ
ワードプレスのカスタムフィールドは、投稿や固定ページに本文とは別の追加情報を持たせるための便利な機能です。価格、住所、営業時間、評価点、画像、PDFなど、通常の本文だけでは管理しづらい情報を整理できます。
カスタムフィールドを使うと、入力項目を統一でき、記事更新やサイト運用を効率化できます。商品紹介ページ、店舗サイト、不動産サイト、レビュー記事、資料ダウンロードページなど、さまざまな場面で活用できます。
一方で、カスタムフィールドは入力しただけではサイト上に表示されない場合があります。表示するには、get_post_meta()やACFのthe_field()、get_field()などを使ってテーマ側に表示処理を追加する必要があります。
初心者には、Advanced Custom Fieldsのようなプラグインを使った管理がおすすめです。標準機能よりも入力欄をわかりやすく作成でき、入力ミスや表記ゆれを防ぎやすくなります。
カスタムフィールドを導入する際は、フィールド名の設計、バックアップ、子テーマの利用、セキュリティ対策、プラグイン停止時の影響などにも注意しましょう。
ワードプレスのカスタムフィールドを正しく活用すれば、サイト内の情報を整理し、読者にとって見やすく、運営者にとって管理しやすいサイトを作ることができます。

