ワードプレスのリビジョンとは?復元・削除・制限方法を初心者向けに解説
はじめに
ワードプレスで記事を書いていると、「前の文章に戻したい」「誤って削除した内容を復元したい」と思う場面があります。そのようなときに役立つのが、ワードプレスのリビジョン機能です。
リビジョンとは、投稿や固定ページを更新したときに保存される変更履歴のことです。過去の状態を確認したり、以前の内容に戻したりできるため、記事編集のミスを防ぐ便利な機能です。
一方で、リビジョンが増えすぎるとデータベースに不要なデータがたまり、サイト管理が複雑になることもあります。そのため、ワードプレスのリビジョンは「復元に使う機能」として理解するだけでなく、「削除」や「保存数の制限」もあわせて管理することが大切です。
この記事では、ワードプレスのリビジョンとは何か、確認・復元・削除・制限する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
1. ワードプレスのリビジョンとは?
ワードプレスのリビジョンとは、投稿や固定ページを編集・更新したときに保存される変更履歴のことです。記事の内容を変更して「更新」ボタンを押すたびに、その時点のデータが履歴として保存されます。
たとえば、記事の一部を削除してしまった場合でも、過去のリビジョンを確認すれば、削除前の状態に戻せる可能性があります。文章の修正履歴を見比べながら、必要な内容だけを確認できるため、記事制作やサイト運営において非常に便利な機能です。
1-1. リビジョン機能の基本的な役割
リビジョン機能の主な役割は、過去の編集内容を保存し、必要に応じて復元できるようにすることです。
ワードプレスでは、記事を更新するたびに変更前の状態が保存されます。そのため、「どこを修正したのか」「以前の文章はどうなっていたのか」を後から確認できます。
特に、複数人でサイトを運営している場合は、誰かが変更した内容を確認したり、誤った編集を元に戻したりできるため便利です。個人ブログでも、長文記事を何度も修正する場合には、リビジョンがあることで安心して編集作業を進められます。
1-2. 投稿・固定ページの変更履歴が自動保存される仕組み
ワードプレスのリビジョンは、投稿や固定ページを更新したタイミングで自動的に保存されます。基本的には、ユーザーが手動で特別な設定をしなくても利用できます。
たとえば、次のような操作を行ったときにリビジョンが作成されます。
記事本文を修正して更新したとき、タイトルを変更して更新したとき、固定ページの内容を編集して保存したときなどです。
リビジョンはワードプレスのデータベース内に保存されます。通常の投稿データとは別に、過去の変更履歴として記録されるため、管理画面から確認したり復元したりできます。
ただし、テーマやプラグイン、サーバー設定によってはリビジョン機能が制限されている場合もあります。
1-3. 自動保存との違い
ワードプレスには、リビジョンとは別に「自動保存」という機能もあります。どちらも編集内容を保存する仕組みですが、役割は少し異なります。
リビジョンは、記事を更新したときに作成される変更履歴です。過去の更新内容を複数残しておき、必要に応じて比較・復元できます。
一方、自動保存は、記事を編集中に一定間隔で一時的に保存する機能です。ブラウザが閉じてしまったり、通信が切れてしまったりした場合でも、編集中の内容を復旧しやすくするために使われます。
つまり、リビジョンは「更新履歴の保存」、自動保存は「編集中データの一時保存」と考えるとわかりやすいです。
1-4. リビジョンが役立つ場面
リビジョンが役立つ場面は多くあります。
たとえば、記事を大幅に書き換えたあとで「前の文章の方がよかった」と感じた場合、リビジョンを確認すれば過去の内容に戻せます。また、誤って文章や画像の説明文を削除してしまった場合でも、過去の状態から復元できる可能性があります。
複数人で編集しているサイトでは、他の編集者が変更した内容を確認する際にも便利です。修正前後の違いを比較できるため、不要な変更や誤った編集を見つけやすくなります。
ワードプレスのリビジョンは、記事編集における「保険」のような機能です。正しく使えば、安心して記事の改善やリライトを行えます。
2. ワードプレスでリビジョンを確認する方法
ワードプレスのリビジョンは、投稿編集画面や固定ページ編集画面から確認できます。ブロックエディターとクラシックエディターでは表示場所が少し異なりますが、基本的な考え方は同じです。
リビジョンが保存されている記事であれば、編集画面に「リビジョン」という項目が表示されます。そこから過去の変更履歴を確認できます。
2-1. 投稿編集画面からリビジョンを表示する手順
投稿編集画面からリビジョンを表示する基本的な手順は次のとおりです。
まず、ワードプレス管理画面にログインします。次に、左側メニューから「投稿」または「固定ページ」を選び、リビジョンを確認したい記事を開きます。
編集画面の右側にある設定パネル内に「リビジョン」という項目が表示されていれば、そこから過去の履歴を確認できます。「リビジョン」の横に表示されている数字は、その記事に保存されているリビジョン数を表します。
たとえば「リビジョン 5」と表示されている場合、その記事には5件の変更履歴が保存されています。
2-2. ブロックエディターでリビジョンを確認する方法
ブロックエディターを使っている場合、記事編集画面の右側にある設定パネルからリビジョンを確認できます。
画面右上の設定アイコンをクリックし、「投稿」タブを開きます。その中に「リビジョン」という項目が表示されていれば、クリックすることでリビジョン比較画面に移動できます。
リビジョン比較画面では、過去のバージョンと現在の内容を見比べることができます。追加された文章や削除された文章が色分けされて表示されるため、どこが変更されたのかを確認しやすいです。
2-3. クラシックエディターでリビジョンを確認する方法
クラシックエディターを使っている場合も、投稿編集画面からリビジョンを確認できます。
編集画面の「公開」ボックス付近に、リビジョンの項目が表示されることがあります。そこにあるリンクをクリックすると、リビジョン比較画面に移動できます。
もしリビジョンが表示されていない場合は、画面上部の「表示オプション」を確認してみましょう。リビジョンに関する表示項目が非表示になっている可能性があります。
ただし、ワードプレスのバージョンやプラグインの影響によって、表示位置が異なる場合もあります。
2-4. リビジョンが表示されないときの主な原因
リビジョンが表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、記事が一度も更新されていない場合は、リビジョンが作成されていない可能性があります。下書きのまま一度も保存・更新していない記事では、表示されないことがあります。
次に、wp-config.phpでリビジョン機能が無効化されている場合です。次のような記述があると、リビジョンが保存されません。
PHPdefine('WP_POST_REVISIONS', false);
また、リビジョン管理系のプラグインによって、保存数が制限されていたり、削除されていたりする場合もあります。
そのほか、カスタム投稿タイプでリビジョンが有効になっていない場合や、テーマ・プラグインの設定によって表示されないこともあります。
3. ワードプレスのリビジョンを使って記事を復元する方法
ワードプレスのリビジョンを使えば、過去の状態に記事を戻すことができます。復元作業は管理画面から行えるため、初心者でも手順を理解すれば難しくありません。
ただし、復元すると現在の内容が過去の内容に置き換わるため、作業前に現在の記事内容をコピーしておくと安心です。
3-1. 復元したいリビジョンを選ぶ手順
まず、復元したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。右側の設定パネルにある「リビジョン」をクリックすると、リビジョン比較画面に移動します。
画面上部にはスライダーが表示され、過去のリビジョンを順番に切り替えられます。スライダーを左右に動かすことで、保存されている各時点の内容を確認できます。
復元したい日時のリビジョンを選び、内容を確認します。どの時点に戻すべきか迷う場合は、変更前後の差分を丁寧に確認しましょう。
3-2. 変更前後の内容を比較する方法
リビジョン比較画面では、変更前と変更後の内容を比較できます。追加された内容や削除された内容が色分けされて表示されるため、どこが変わったのかを視覚的に把握できます。
通常、削除された部分と追加された部分が別々に表示されます。これにより、誤って消してしまった文章や、以前の表現を簡単に見つけられます。
「任意の2つのリビジョンを比較」にチェックを入れると、現在の内容だけでなく、過去のリビジョン同士を比較できる場合もあります。大幅なリライトを行った記事では、この機能が便利です。
3-3. 過去の状態に戻す方法
復元したいリビジョンが見つかったら、「このリビジョンを復元」ボタンをクリックします。すると、選択した過去の内容が現在の記事に反映されます。
復元後は、記事編集画面で内容を確認しましょう。必要に応じて微調整を行い、問題がなければ「更新」ボタンをクリックします。
なお、リビジョンを復元しても、復元操作自体が新しいリビジョンとして保存されることがあります。そのため、誤って復元してしまった場合でも、別のリビジョンから再度戻せる可能性があります。
3-4. 復元前に確認しておきたい注意点
リビジョンを復元する前には、現在の記事内容が上書きされることを理解しておきましょう。過去の状態に戻すと、現在の本文やタイトル、抜粋などが変更される可能性があります。
特に、公開済みの記事を復元する場合は注意が必要です。古い情報に戻してしまうと、読者に誤った内容を伝えてしまう可能性があります。
復元前には、現在の記事内容をメモ帳などにコピーしておくと安心です。また、重要な記事の場合は、サイト全体のバックアップやデータベースのバックアップを取ってから作業することをおすすめします。
4. ワードプレスのリビジョンを削除する方法
ワードプレスのリビジョンは便利な機能ですが、数が増えすぎるとデータベースに不要なデータが蓄積されます。特に、記事数が多いサイトや長期間運営しているブログでは、リビジョンが大量に保存されていることがあります。
不要なリビジョンは、プラグインやデータベース操作によって削除できます。ただし、削除後は基本的に元に戻せないため、必ずバックアップを取ってから実行しましょう。
4-1. リビジョンを削除した方がよい理由
リビジョンを削除した方がよい理由は、データベース内の不要なデータを整理できるからです。
ワードプレスのリビジョンは、データベースに保存されます。記事を何度も更新すると、そのたびに履歴がたまり、データベースの容量が増えていきます。
小規模なブログであれば大きな問題にならないこともありますが、記事数が多いサイトでは、リビジョンが数百件、数千件と増える場合があります。不要なデータを整理することで、管理しやすい状態を保てます。
4-2. プラグインでリビジョンを削除する方法
初心者におすすめなのは、プラグインを使ってリビジョンを削除する方法です。データベースを直接操作しないため、比較的安全に作業できます。
リビジョン削除やデータベース最適化に対応したプラグインをインストールし、管理画面から不要なリビジョンを削除します。代表的な機能としては、投稿リビジョンの削除、ゴミ箱データの削除、自動下書きの削除、データベーステーブルの最適化などがあります。
操作の流れは、プラグインをインストールして有効化し、最適化メニューから「投稿リビジョン」などの項目を選び、削除を実行する形が一般的です。
ただし、プラグインによって画面や項目名が異なるため、削除対象をよく確認してから実行しましょう。
4-3. データベースから手動で削除する方法
上級者向けの方法として、データベースからリビジョンを手動削除する方法もあります。phpMyAdminなどを使い、SQLを実行してリビジョンデータを削除します。
リビジョンは通常、wp_postsテーブルに保存されています。投稿タイプがrevisionになっているデータがリビジョンです。
たとえば、次のようなSQLでリビジョンを削除できる場合があります。
SQLDELETE FROM wp_posts WHERE post_type = 'revision';
ただし、テーブル接頭辞がwp_ではないサイトもあります。その場合は、自分の環境に合わせてテーブル名を確認する必要があります。
データベースを直接操作すると、誤って必要なデータを削除してしまうリスクがあります。初心者は無理に手動削除せず、プラグインを使う方法を選ぶのが安全です。
4-4. 削除前にバックアップを取るべき理由
リビジョンを削除する前には、必ずバックアップを取りましょう。削除したリビジョンは、通常の管理画面から簡単に復元できません。
特に、データベースを直接操作する場合、間違ったSQLを実行すると投稿本文や固定ページまで削除してしまう危険があります。
バックアップを取っておけば、万が一トラブルが起きても復旧できる可能性があります。サーバーのバックアップ機能、バックアップ用プラグイン、手動でのデータベースエクスポートなどを使い、作業前に復元できる状態を用意しておきましょう。
4-5. リビジョン削除でサイト表示速度は改善するのか
リビジョンを削除すると、データベースの容量が軽くなる可能性があります。ただし、リビジョンを削除しただけでサイト表示速度が劇的に改善するとは限りません。
サイト表示速度には、画像サイズ、テーマの作り、プラグインの数、キャッシュ設定、サーバー性能など多くの要素が関係しています。リビジョン削除は、あくまでデータベース整理の一環です。
ただし、リビジョンが大量にたまっているサイトでは、管理画面の動作やデータベース処理に影響する可能性があります。表示速度改善を目的にする場合は、リビジョン削除だけでなく、画像圧縮、キャッシュ導入、不要プラグインの整理などもあわせて行いましょう。
5. ワードプレスのリビジョン数を制限する方法
ワードプレスのリビジョンは、保存数を制限できます。無制限に保存される状態のままだと、長期間運営するうちに不要なリビジョンが増えてしまいます。
リビジョン数を制限するには、wp-config.phpに設定を追加する方法や、プラグインを使う方法があります。
5-1. wp-config.phpでリビジョン数を制限する方法
リビジョン数を制限するには、ワードプレスのwp-config.phpファイルに次のような記述を追加します。
PHPdefine('WP_POST_REVISIONS', 5);
この場合、各投稿や固定ページごとに最大5件までリビジョンを保存する設定になります。古いリビジョンは保存数の上限に応じて整理されます。
記述する場所は、wp-config.php内の次の行より上に入れるのが一般的です。
PHP/* That's all, stop editing! Happy publishing. */
日本語環境では、似た意味のコメントになっている場合もあります。編集する前には必ずファイルのバックアップを取り、入力ミスに注意しましょう。
5-2. リビジョンを完全に無効化する方法
リビジョンを完全に無効化したい場合は、wp-config.phpに次のように記述します。
PHPdefine('WP_POST_REVISIONS', false);
この設定を行うと、投稿や固定ページのリビジョンが保存されなくなります。
ただし、完全に無効化することはあまりおすすめしません。誤って記事を削除したり、編集内容を戻したくなったりした場合に、復元できなくなるためです。
リビジョンはトラブル時の保険になります。そのため、完全に無効化するよりも、保存数を3件から10件程度に制限する方が安全です。
5-3. プラグインでリビジョン数を管理する方法
コード編集に不安がある場合は、プラグインでリビジョン数を管理する方法がおすすめです。
リビジョン管理に対応したプラグインを使えば、管理画面から保存数を設定したり、不要なリビジョンを削除したりできます。wp-config.phpを直接編集する必要がないため、初心者でも扱いやすい方法です。
プラグインを選ぶ際は、更新頻度、対応しているワードプレスのバージョン、レビュー、インストール数などを確認しましょう。長期間更新されていないプラグインは、セキュリティや互換性の面で注意が必要です。
5-4. おすすめのリビジョン保存数の目安
おすすめのリビジョン保存数は、サイトの運営スタイルによって異なります。
個人ブログや小規模サイトであれば、3件から5件程度でも十分な場合があります。頻繁に記事をリライトするメディアサイトや、複数人で編集するサイトでは、5件から10件程度残しておくと安心です。
一方で、ほとんど更新しないサイトで大量のリビジョンを残しておく必要はありません。必要最低限の保存数に設定し、定期的に整理するのがおすすめです。
迷った場合は、まず5件程度に設定して様子を見るとよいでしょう。
5-5. 制限設定が反映されないときの確認ポイント
リビジョン数の制限設定が反映されない場合は、いくつか確認すべきポイントがあります。
まず、wp-config.phpの記述場所が正しいか確認しましょう。設定コードをファイルの下部に追加しすぎると、正しく読み込まれない場合があります。
次に、コードに入力ミスがないか確認します。全角文字や余分なスペース、セミコロンの抜けなどがあると、エラーの原因になります。
また、キャッシュ系プラグインやサーバーキャッシュの影響で、変更がすぐに反映されない場合もあります。必要に応じてキャッシュを削除しましょう。
すでに保存されている過去のリビジョンは、設定を追加しただけでは削除されない場合があります。既存のリビジョンを整理したい場合は、別途プラグインなどで削除する必要があります。
6. リビジョン管理におすすめのプラグイン
ワードプレスのリビジョン管理は、プラグインを使うと簡単です。特に初心者の場合、データベースを直接操作するよりも、管理画面から安全に実行できるプラグインを使う方が安心です。
ここでは、リビジョン削除やデータベース最適化に使えるプラグインの選び方を解説します。
6-1. リビジョン削除に使えるプラグイン
リビジョン削除に使えるプラグインには、投稿リビジョンを一覧で削除できるものや、データベース内の不要データをまとめて整理できるものがあります。
代表的な機能としては、古いリビジョンの削除、保存数の制限、自動下書きの削除、ゴミ箱内データの削除などがあります。
初心者は、操作画面がわかりやすく、削除前に対象データを確認できるプラグインを選ぶと安心です。ワンクリックで一括削除できる機能は便利ですが、削除対象を理解せずに実行すると必要なデータまで消してしまう可能性があります。
6-2. データベース最適化に使えるプラグイン
データベース最適化プラグインを使うと、リビジョン以外の不要データも整理できます。
たとえば、自動下書き、ゴミ箱内の投稿、スパムコメント、期限切れの一時データなどを削除できるプラグインがあります。これらを整理することで、データベースをすっきりした状態に保てます。
ただし、最適化機能は便利な反面、誤った設定で実行するとトラブルにつながることがあります。最初は自動実行ではなく、手動で内容を確認しながら使うのがおすすめです。
6-3. 初心者がプラグインを選ぶときの注意点
初心者がリビジョン管理プラグインを選ぶときは、次の点を確認しましょう。
まず、使用中のワードプレスのバージョンに対応しているか確認します。次に、最終更新日が古すぎないか、利用者のレビューが極端に悪くないかをチェックします。
また、多機能すぎるプラグインは設定項目が複雑な場合があります。初心者の場合は、リビジョン削除や保存数制限など、目的に合った機能がわかりやすく用意されているものを選ぶとよいでしょう。
同じような機能を持つプラグインを複数入れると、不具合の原因になることがあります。リビジョン管理やデータベース最適化のプラグインは、必要最低限に絞ることが大切です。
6-4. プラグイン導入前に確認すべきバックアップ環境
プラグインでリビジョンを削除する前にも、バックアップ環境を確認しておきましょう。
サーバー側で自動バックアップが有効になっているか、バックアップから復元できるか、データベースだけでなくファイルも保存されているかを確認することが重要です。
バックアップ用プラグインを利用している場合は、最新のバックアップが作成されているかを確認しましょう。バックアップが古いままだと、トラブル時に最新状態へ戻せない可能性があります。
リビジョン削除は一見簡単な作業ですが、データベースに関わる操作です。安全性を高めるためにも、バックアップを取ってから実行しましょう。
7. ワードプレスのリビジョンに関するよくある疑問
ここでは、ワードプレスのリビジョンについて初心者が疑問に感じやすいポイントを解説します。
リビジョンは便利な機能ですが、削除や制限を行う場合には、仕組みを理解しておくことが大切です。
7-1. リビジョンを削除すると記事も消える?
通常、リビジョンを削除しても公開中の記事や固定ページそのものは消えません。削除されるのは、過去の変更履歴です。
ただし、データベースを手動で操作する場合は注意が必要です。誤って通常の投稿データまで削除してしまうと、記事が消える可能性があります。
プラグインを使う場合でも、削除対象が「リビジョン」になっていることを確認してから実行しましょう。
7-2. リビジョンを削除するとSEOに影響する?
リビジョンを削除しただけで、直接SEOに悪影響が出る可能性は低いです。リビジョンは管理画面やデータベース内に保存される変更履歴であり、通常は検索エンジンに表示されるページそのものではありません。
ただし、誤って公開中の記事内容を削除したり、復元時に古い情報へ戻したりすると、SEOに影響する可能性があります。
つまり、リビジョン削除自体よりも、作業ミスによる記事内容の変更に注意が必要です。
7-3. リビジョンはどこに保存されている?
ワードプレスのリビジョンは、データベース内に保存されています。通常はwp_postsテーブルに保存され、post_typeがrevisionのデータとして扱われます。
投稿や固定ページと同じテーブル内に保存されるため、リビジョンが増えるとデータベースのデータ量も増えていきます。
ただし、データベース構造はサイト環境によって異なる場合があります。テーブル接頭辞がwp_以外になっていることもあるため、手動で操作する場合は必ず自分の環境を確認しましょう。
7-4. リビジョンを削除しても元に戻せる?
リビジョンを削除すると、通常は管理画面から元に戻すことはできません。削除した履歴は復元画面に表示されなくなります。
ただし、削除前にデータベースのバックアップを取っていれば、バックアップから復元できる可能性があります。
そのため、リビジョンを削除する前には必ずバックアップを取ることが重要です。特に、重要な記事が多いサイトや企業サイトでは、作業前のバックアップを徹底しましょう。
7-5. リビジョンが多すぎるとサイトにどんな影響がある?
リビジョンが多すぎると、データベースの容量が増えます。結果として、管理画面の操作やデータベース処理に影響が出る可能性があります。
特に、記事数が多く、長期間更新を続けているサイトでは、リビジョンが大量に蓄積されることがあります。すぐに大きな問題になるとは限りませんが、不要なデータを放置し続けるのはおすすめできません。
定期的に削除し、保存数を制限しておくことで、データベースを健全な状態に保ちやすくなります。
8. ワードプレスのリビジョンを安全に管理するコツ
ワードプレスのリビジョンは、削除しすぎても、残しすぎても扱いにくくなります。大切なのは、必要な履歴を残しながら、不要なデータを整理することです。
ここでは、リビジョンを安全に管理するためのコツを紹介します。
8-1. 定期的にバックアップを取る
リビジョン管理で最も大切なのは、定期的にバックアップを取ることです。
リビジョン削除やデータベース最適化は、サイトのデータに関わる作業です。万が一エラーが起きた場合でも、バックアップがあれば復旧できる可能性があります。
バックアップは、サイトファイルとデータベースの両方を保存するのが理想です。サーバーの自動バックアップだけに頼らず、自分でも定期的にバックアップ状況を確認しましょう。
8-2. 不要なリビジョンを定期的に削除する
リビジョンは便利ですが、古すぎる履歴をいつまでも残しておく必要はありません。定期的に不要なリビジョンを削除することで、データベースを整理できます。
たとえば、月に1回、または記事の大幅なリライト後にリビジョンを確認するなど、運営ルールを決めておくと管理しやすくなります。
ただし、公開直後の記事や修正中の記事は、しばらくリビジョンを残しておくと安心です。すぐに削除するのではなく、必要な履歴が残っているか確認してから整理しましょう。
8-3. 必要な保存数だけ残す
リビジョンは、必要な保存数だけ残すのがおすすめです。すべて削除したり、完全に無効化したりすると、いざというときに復元できません。
個人ブログなら3件から5件、更新頻度の高いサイトなら5件から10件程度を目安にするとよいでしょう。
保存数を制限しておけば、リビジョンが無制限に増えることを防げます。復元の安心感を残しつつ、データベースの肥大化も抑えられます。
8-4. データベース最適化とあわせて管理する
リビジョン管理は、データベース最適化とあわせて行うと効果的です。
ワードプレスには、リビジョン以外にも自動下書き、ゴミ箱内のデータ、スパムコメント、一時的なデータなどが蓄積されます。これらを定期的に整理することで、管理しやすい状態を保てます。
ただし、データベース最適化は慎重に行う必要があります。削除対象を確認し、バックアップを取ったうえで実行しましょう。
8-5. 初心者はプラグインを使って安全に管理する
初心者がワードプレスのリビジョンを管理する場合は、プラグインを使う方法が安全です。
wp-config.phpの編集やデータベース操作は、少しのミスでサイトに不具合が出る可能性があります。慣れていない場合は、管理画面から操作できるプラグインを使いましょう。
プラグインを使う場合でも、削除対象を確認し、バックアップを取ってから実行することが大切です。リビジョン管理は、便利さと安全性のバランスを意識して行いましょう。
まとめ
ワードプレスのリビジョンとは、投稿や固定ページの変更履歴を保存する機能です。記事を更新するたびに過去の状態が記録されるため、誤って内容を削除した場合や、以前の文章に戻したい場合に役立ちます。
リビジョンは、投稿編集画面から確認でき、変更前後の内容を比較しながら過去の状態に復元できます。記事制作やリライトを安心して行うために便利な機能です。
一方で、リビジョンが増えすぎるとデータベースに不要なデータが蓄積されます。そのため、定期的な削除や保存数の制限も重要です。
リビジョンを管理する方法には、プラグインを使う方法、wp-config.phpで保存数を制限する方法、データベースから手動で削除する方法があります。初心者は、まずプラグインを使って安全に管理するのがおすすめです。
ワードプレスのリビジョンは、正しく使えば記事編集のミスを防ぐ強い味方になります。バックアップを取りながら、必要な履歴だけを残し、不要なリビジョンは定期的に整理していきましょう。

