WordPressログインURLの確認方法|管理画面に入れない時の対処法も解説

はじめに

WordPressでサイトを運営する際、必ず覚えておきたいのが「ログインURL」です。ログインURLとは、WordPressの管理画面に入るためのログインページのURLを指します。記事の投稿、固定ページの編集、テーマ変更、プラグイン設定、ユーザー管理など、WordPressの操作は基本的に管理画面から行うため、ログインURLが分からないとサイト運営を進められません。

一般的なWordPressのログインURLは、サイトURLの末尾に「/wp-login.php」または「/wp-admin/」を付けたものです。たとえば、サイトURLが「

ただし、WordPressをサブディレクトリやサブドメインに設置している場合、ログインURLの形が変わることがあります。また、セキュリティ対策としてログインURLを変更している場合は、標準のURLではアクセスできないケースもあります。

この記事では、WordPressログインURLの基本から確認方法、管理画面に入れない時の原因と対処法、ログインURLの管理方法、セキュリティ対策まで分かりやすく解説します。

1. WordPressのログインURLとは

WordPressのログインURLとは、WordPressの管理画面へアクセスするために使用するログインページのURLです。ログイン画面でユーザー名またはメールアドレス、パスワードを入力することで、WordPressの管理画面に入ることができます。

WordPressサイトを作成したばかりの時や、久しぶりに管理画面へアクセスする時に「ログインURLが分からない」「管理画面に入れない」と困ることは少なくありません。まずは、WordPressログインURLの基本を理解しておきましょう。

1-1. WordPressログインURLの基本

WordPressの標準的なログインURLは、次のいずれかです。

または

たとえば、サイトURLが「

「wp-login.php」はWordPressのログイン画面を直接表示するためのURLです。一方、「wp-admin」は管理画面のディレクトリを指すURLで、未ログインの状態でアクセスすると自動的にログイン画面へリダイレクトされます。

そのため、WordPressの管理画面に入りたい場合は、まずサイトURLの末尾に「/wp-login.php」または「/wp-admin/」を付けてアクセスしてみるのが基本です。

1-2. 管理画面URLとの違い

WordPressでは「ログインURL」と「管理画面URL」が混同されることがありますが、厳密には少し意味が異なります。

ログインURLは、ユーザー名やパスワードを入力するログイン画面のURLです。代表的なものは「/wp-login.php」です。

一方、管理画面URLはログイン後に表示されるWordPress管理画面のURLです。代表的なものは「/wp-admin/」です。

たとえば、ログイン前に「

つまり、「wp-login.php」はログインするための入口、「wp-admin」は管理画面そのものへの入口と考えると分かりやすいでしょう。

1-3. ログインURLを知っておくべき理由

WordPressログインURLを知っておくべき理由は、サイト管理に必要な操作のほとんどが管理画面から行われるためです。

記事の作成や編集、画像のアップロード、デザインの変更、プラグインの追加、問い合わせフォームの設定、コメント管理、ユーザー追加など、WordPressサイトを運営するうえで管理画面へのログインは欠かせません。

また、トラブル発生時にもログインURLは重要です。サイト表示に問題が起きた時、プラグインを停止したい時、テーマを変更したい時、セキュリティ設定を確認したい時など、管理画面に入れなければ対応が遅れてしまいます。

特に複数のWordPressサイトを運営している場合は、サイトごとのログインURLを正しく管理しておくことが大切です。

2. WordPressログインURLの確認方法

WordPressログインURLは、基本的にはサイトURLの末尾に特定のパスを追加することで確認できます。ここでは、代表的な確認方法を紹介します。

2-1. 基本のログインURL「/wp-login.php」で確認する

最も基本的な確認方法は、サイトURLの末尾に「/wp-login.php」を追加する方法です。

たとえば、サイトURLが「

このURLでWordPressのログイン画面が表示されれば、そのURLがログインURLです。

WordPressを通常のドメイン直下にインストールしている場合、多くのケースではこの方法でログイン画面にアクセスできます。

ログイン画面が表示されたら、ユーザー名またはメールアドレスとパスワードを入力してログインします。ログインに成功すると、WordPressの管理画面に移動します。

2-2. 「/wp-admin/」からログイン画面にアクセスする

もう一つの基本的な方法は、サイトURLの末尾に「/wp-admin/」を追加する方法です。

たとえば、次のようにアクセスします。

ログイン済みであれば、そのまま管理画面のダッシュボードが表示されます。未ログインの場合は、自動的にログイン画面へ移動します。

「wp-admin」は管理画面にアクセスするためのURLとしてよく使われます。ログインURLを忘れた場合でも、「/wp-admin/」を試すことでログイン画面へ進めることがあります。

ただし、セキュリティ対策でログインURLを変更している場合や、アクセス制限が設定されている場合は、標準の「/wp-admin/」ではアクセスできないことがあります。

2-3. サイトURLの末尾にログイン用パスを追加する

WordPressのログインURLを確認する時は、まず自分のサイトURLを確認し、その末尾にログイン用のパスを追加します。

主に使われるパスは次の通りです。

「/wp-login.php」

「/wp-admin/」

たとえば、サイトURLが「

注意点として、サイトURLの最後にスラッシュがある場合でも、基本的には「wp-login.php」や「wp-admin/」を続けて入力すれば問題ありません。ただし、全角文字や余計なスペースが入っていると正しくアクセスできないため、URLは半角英数字で正確に入力しましょう。

2-4. サブディレクトリにWordPressを設置している場合

WordPressをサブディレクトリに設置している場合は、ログインURLにもサブディレクトリ名が含まれます。

サブディレクトリとは、ドメインの下に作られた階層のことです。たとえば、「

この場合、WordPressが「blog」というディレクトリに設置されていれば、ログインURLは次のようになります。

よくある間違いは、サブディレクトリを抜かして「

サブディレクトリ型のサイトでは、WordPressを設置した場所を含めてログインURLを確認することが重要です。

2-5. サブドメインにWordPressを設置している場合

WordPressをサブドメインに設置している場合は、サブドメインのURLに「/wp-login.php」または「/wp-admin/」を付けます。

サブドメインとは、「blog.example.com」や「shop.example.com」のように、ドメインの前に文字列が付いた形式のURLです。

たとえば、WordPressサイトのURLが「

サブドメイン型の場合、メインドメインの「

3. WordPressログインURLの具体例

ここでは、WordPressログインURLの具体例をサイトの設置パターン別に紹介します。自分のサイトがどの形式に当てはまるか確認しながら見ていきましょう。

3-1. 通常サイトのログインURL

通常サイトとは、WordPressをドメイン直下に設置しているサイトのことです。

たとえば、サイトURLが次のような場合です。

この場合、WordPressログインURLは次のようになります。

会社サイト、個人ブログ、メディアサイトなど、多くのWordPressサイトはこの形式です。まずはこのURLを試してみるとよいでしょう。

3-2. サブディレクトリ型サイトのログインURL

サブディレクトリ型サイトでは、ドメインの下に「blog」や「media」などのディレクトリを作り、その中にWordPressを設置します。

たとえば、サイトURLが次のような場合です。

この場合、ログインURLは次のようになります。

別の例として、サイトURLが「

サブディレクトリ型では、ディレクトリ名を忘れずに含めることが大切です。

3-3. サブドメイン型サイトのログインURL

サブドメイン型サイトでは、メインドメインとは別のURLとしてWordPressを運営します。

たとえば、サイトURLが次のような場合です。

この場合、ログインURLは次のようになります。

サブドメインはメインドメインと別サイトとして扱われることが多いため、ログインURLもそれぞれ別になります。

3-4. 独自ドメイン変更後のログインURL

WordPressサイトのドメインを変更した場合、ログインURLも新しいドメインに合わせて変わります。

たとえば、以前のサイトURLが次のようなものだったとします。

その後、新しいドメインを次のように変更した場合です。

この場合、ログインURLは次のようになります。

ただし、ドメイン変更後にWordPressのサイトアドレス設定やデータベース内のURLが正しく変更されていないと、ログイン画面にアクセスしても旧ドメインへリダイレクトされることがあります。

ドメイン変更後にログインできない場合は、サーバー管理画面、データベース、wp-config.php、リダイレクト設定などを確認する必要があります。

4. WordPress管理画面に入れない時の主な原因

WordPressのログインURLにアクセスしても管理画面に入れない場合、いくつかの原因が考えられます。ここでは、よくある原因を順番に解説します。

4-1. ログインURLを間違えている

最も多い原因の一つが、ログインURLの入力ミスです。

「wp-login.php」のつづりを間違えている、サブディレクトリ名を抜かしている、サブドメインではなくメインドメインにアクセスしている、URLの途中に余計な文字が入っているなどのケースがあります。

特に、WordPressを「

まずはサイトの設置場所を確認し、正しいログインURLにアクセスしているか見直しましょう。

4-2. ユーザー名またはパスワードを忘れた

ログイン画面は表示されるものの、管理画面に入れない場合は、ユーザー名やパスワードが間違っている可能性があります。

WordPressでは、ユーザー名の代わりに登録済みのメールアドレスでもログインできます。そのため、ユーザー名を忘れた場合はメールアドレスでログインを試してみましょう。

パスワードを忘れた場合は、ログイン画面にある「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。登録メールアドレス宛に再設定用のリンクが届くため、案内に従って新しいパスワードを設定します。

ただし、メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダ、メールアドレスの間違い、サーバーのメール送信設定なども確認が必要です。

4-3. ログイン画面が404エラーになる

ログインURLにアクセスした時に404エラーが表示される場合、指定したURLにページが存在しない状態です。

原因としては、ログインURLの間違い、WordPressの設置場所の勘違い、ログインURL変更プラグインによるURL変更、サーバー上のファイル削除、リダイレクト設定の不具合などが考えられます。

特に、セキュリティ対策としてログインURLを変更するプラグインを使っている場合、標準の「/wp-login.php」や「/wp-admin/」ではログイン画面が表示されないことがあります。

ログインURLを変更した覚えがある場合は、設定した新しいURLを確認しましょう。

4-4. 403エラーやアクセス拒否が表示される

403エラーやアクセス拒否が表示される場合は、サーバーやセキュリティ設定によってアクセスが制限されている可能性があります。

たとえば、IPアドレス制限、Basic認証、WAF、セキュリティプラグイン、.htaccessの記述などが原因になることがあります。

会社や制作会社が管理しているサイトでは、特定のIPアドレスからしか管理画面にアクセスできないよう設定されていることもあります。その場合、許可されていない回線からアクセスすると403エラーになる場合があります。

まずは、別のネットワークで試す、サーバー管理画面のセキュリティ設定を確認する、.htaccessの内容を確認するなどの対応が必要です。

4-5. 画面が真っ白になる

ログインURLにアクセスした時やログイン後に画面が真っ白になる場合、WordPress内部でエラーが発生している可能性があります。

よくある原因は、プラグインの不具合、テーマの不具合、PHPバージョンとの相性、メモリ不足、ファイルの破損などです。

画面が真っ白になる現象は、エラーメッセージが表示されないこともあるため原因を特定しにくいのが特徴です。直前にプラグインを更新した、テーマを変更した、WordPress本体をアップデートしたなどの操作があれば、それが原因になっている可能性があります。

この場合は、サーバー上でプラグインを一時的に無効化する、テーマを標準テーマに戻す、エラーログを確認するなどの対応が必要です。

4-6. リダイレクトが繰り返される

ログイン画面にアクセスしても何度も同じページに戻される、ログイン後に再びログイン画面へ戻る、ブラウザに「リダイレクトが繰り返し行われました」と表示される場合があります。

原因としては、WordPressアドレスとサイトアドレスの不一致、SSL設定の不備、Cookieの問題、キャッシュの影響、リダイレクト設定の誤りなどが考えられます。

たとえば、「http」と「https」の設定が混在している場合、ログイン処理が正しく完了しないことがあります。また、wwwあり・なしのURLが統一されていない場合もリダイレクトループの原因になります。

ブラウザのCookie削除、キャッシュ削除、WordPressのURL設定確認、.htaccessの見直しなどを行いましょう。

4-7. プラグインやテーマが原因でログインできない

WordPressでは、プラグインやテーマの不具合によって管理画面に入れなくなることがあります。

特に、セキュリティ系プラグイン、キャッシュ系プラグイン、リダイレクト系プラグイン、ログインURL変更プラグインは、ログイン画面や管理画面の表示に影響することがあります。

また、テーマに記述ミスがある場合や、WordPress本体・PHPバージョンとの相性が悪い場合も、ログインできない原因になります。

直前にプラグインやテーマを変更した場合は、その変更が原因である可能性が高いため、サーバーのファイルマネージャーやFTPを使って一時的に無効化してみましょう。

5. WordPressにログインできない時の対処法

WordPressにログインできない時は、原因に合わせて順番に確認していくことが大切です。いきなり複雑な作業をするのではなく、まずは簡単な確認から始めましょう。

5-1. 正しいログインURLにアクセスし直す

最初に確認すべきことは、正しいWordPressログインURLにアクセスしているかどうかです。

通常のWordPressサイトであれば、次のURLを試します。

サブディレクトリに設置している場合は、ディレクトリ名を含めます。

サブドメインに設置している場合は、サブドメインのURLを使います。

URLを手入力する場合は、スペルミスや全角文字、余計なスペースが入っていないか確認しましょう。

5-2. パスワードを再設定する

ログイン画面は表示されるものの、パスワードが分からない場合は、パスワードの再設定を行います。

ログイン画面にある「パスワードをお忘れですか?」をクリックし、ユーザー名または登録メールアドレスを入力します。その後、登録メールアドレスに届く案内に従って新しいパスワードを設定します。

パスワードを再設定する際は、推測されにくい強力なパスワードを使いましょう。英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせた長いパスワードにすることで、不正ログインのリスクを下げられます。

メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。それでも届かない場合は、サーバーのメール送信機能に問題がある可能性があります。

5-3. ブラウザのキャッシュとCookieを削除する

ログイン情報が正しいのに管理画面に入れない場合は、ブラウザのキャッシュやCookieが原因になっていることがあります。

Cookieにはログイン状態に関する情報が保存されます。古いCookieが残っていると、ログイン処理が正しく行われない場合があります。

まずは、使用しているブラウザのキャッシュとCookieを削除してから、再度ログインURLにアクセスしてみましょう。

また、別のブラウザやシークレットモードで試すのも有効です。普段はChromeを使っている場合はSafariやEdgeで試す、スマホではなくパソコンから試すなど、環境を変えることで原因を切り分けられます。

5-4. プラグインを無効化する

プラグインが原因でログインできない場合は、プラグインを一時的に無効化します。

管理画面に入れない状態では、通常のプラグイン停止操作ができません。その場合は、サーバーのファイルマネージャーやFTPソフトを使って、WordPressのファイルにアクセスします。

一般的には、次のフォルダを確認します。

「wp-content/plugins」

この「plugins」フォルダの名前を一時的に変更すると、すべてのプラグインを無効化できます。たとえば、「plugins_old」のように変更します。

その後、ログイン画面にアクセスして管理画面に入れるか確認します。ログインできるようになった場合は、プラグインのいずれかが原因である可能性が高いです。

原因を特定するには、フォルダ名を元に戻したうえで、プラグインを一つずつ有効化して確認します。

5-5. テーマを一時的に変更する

テーマが原因でログインできない場合は、使用中のテーマを一時的に変更することで復旧できる場合があります。

管理画面に入れない場合は、サーバーのファイルマネージャーやFTPから「wp-content/themes」フォルダにアクセスします。現在使用しているテーマのフォルダ名を一時的に変更すると、WordPressは別の利用可能なテーマに切り替えようとします。

標準テーマがインストールされている場合は、自動的に標準テーマへ切り替わることがあります。

テーマを変更した後にログインできるようになった場合は、テーマ内の記述ミスや互換性の問題が原因である可能性があります。直前にテーマファイルを編集した場合は、編集箇所を見直しましょう。

5-6. .htaccessファイルを確認する

「.htaccess」ファイルの記述ミスやリダイレクト設定の不具合によって、WordPressのログイン画面にアクセスできなくなることがあります。

.htaccessは、サーバーの動作やURLのリダイレクトを制御する重要なファイルです。誤った記述があると、404エラー、403エラー、リダイレクトループなどが発生する場合があります。

サーバーのファイルマネージャーやFTPでWordPressの設置ディレクトリを開き、「.htaccess」ファイルを確認します。作業前には必ずバックアップを取りましょう。

一時的に「.htaccess_old」のような名前に変更してログインできるか確認する方法もあります。ログインできるようになった場合は、.htaccessの記述が原因である可能性があります。

その後、WordPress管理画面の「設定」から「パーマリンク設定」を開き、変更を保存すると、基本的な.htaccessが再生成されます。

5-7. wp-config.phpを確認する

「wp-config.php」は、WordPressの重要な設定ファイルです。データベース接続情報やサイトURLに関する設定が含まれている場合があります。

ログインできない原因がURL設定やSSL設定にある場合、wp-config.phpの記述を確認することで解決できることがあります。

たとえば、WordPressアドレスやサイトアドレスをwp-config.phpで指定している場合、古いドメインや誤ったURLが記述されていると、ログイン画面に正しくアクセスできないことがあります。

作業する際は、必ずファイルのバックアップを取ってから編集してください。wp-config.phpは重要なファイルのため、誤って編集するとサイト全体が表示されなくなる可能性があります。

不安な場合は、サーバー会社や制作会社に相談するのが安全です。

5-8. サーバー会社の管理画面から復旧する

自力で復旧できない場合は、サーバー会社の管理画面から対応できることがあります。

多くのレンタルサーバーでは、ファイルマネージャー、データベース管理、バックアップ復元、WordPress簡単インストール機能、セキュリティ設定などが用意されています。

たとえば、直前にプラグイン更新でログインできなくなった場合は、バックアップから復元することで解決できる場合があります。また、WAFやアクセス制限が原因で403エラーになっている場合は、サーバー管理画面から設定を変更できることがあります。

原因が分からない場合でも、サーバー会社のサポートに問い合わせることで、エラーログや設定状況をもとに原因を確認してもらえる場合があります。

6. WordPressログインURLを忘れないための管理方法

WordPressログインURLは、一度確認したら分かりやすく管理しておくことが大切です。特に複数サイトを運営している場合、ログインURLやユーザー情報を整理していないと、必要な時に探す手間がかかります。

6-1. ブックマークに登録する

最も簡単な管理方法は、ブラウザのブックマークにWordPressログインURLを登録しておくことです。

管理画面にアクセスできたら、ログイン画面または管理画面のURLをブックマークしておきましょう。ブックマーク名には、サイト名を入れておくと分かりやすくなります。

たとえば、「会社サイト WordPressログイン」「ブログ 管理画面」「メディアサイト wp-admin」などの名前にしておくと、複数サイトを管理していても迷いにくくなります。

ただし、共有パソコンや他人が使う端末では、ブックマークからログインURLが分かってしまう可能性があります。セキュリティ面を考えると、ログイン情報そのものはブラウザに保存しない方が安全な場合もあります。

6-2. パスワード管理ツールに保存する

WordPressログインURL、ユーザー名、パスワードをまとめて管理するなら、パスワード管理ツールを使う方法が便利です。

パスワード管理ツールを使えば、サイトごとのログインURLとログイン情報を安全に保存できます。強力なパスワードを自動生成できるものも多く、セキュリティ向上にも役立ちます。

WordPressサイトごとに異なるパスワードを設定しておけば、万が一一つのサイトで情報が漏れても、他のサイトへの被害を抑えられます。

同じパスワードを複数サイトで使い回すのは避けましょう。不正ログインのリスクが高まります。

6-3. サイト管理表に記録する

複数のWordPressサイトを運営している場合は、サイト管理表を作成してログインURLを記録しておくと便利です。

管理表には、次のような情報をまとめておくとよいでしょう。

サイト名、サイトURL、WordPressログインURL、設置場所、サーバー会社、ドメイン管理会社、担当者、保守状況、SSL設定、バックアップ方法などです。

ただし、パスワードを管理表にそのまま記載するのは避けた方が安全です。パスワードは専用のパスワード管理ツールに保存し、管理表にはログインURLや管理情報のみを記載する形がおすすめです。

チームで管理する場合は、閲覧権限を必要な人だけに限定しましょう。

6-4. 複数サイトを運営する場合の管理ポイント

複数のWordPressサイトを運営する場合は、ログインURLの管理だけでなく、セキュリティと運用ルールも重要です。

まず、サイトごとにログインURL、管理者ユーザー、パスワードを分けましょう。すべてのサイトで同じ管理者名や同じパスワードを使うと、一つの情報漏えいが複数サイトの被害につながる可能性があります。

また、管理者権限を持つユーザーを必要最小限にすることも大切です。記事作成だけを行う人には投稿者や編集者権限を付与し、管理者権限は本当に必要な人だけに限定しましょう。

さらに、定期的にログインURL、ユーザー一覧、不要なアカウント、使用していないプラグインを確認すると、トラブルや不正アクセスを防ぎやすくなります。

7. WordPressログインURLのセキュリティ対策

WordPressの標準ログインURLは多くのサイトで共通しているため、悪意のある第三者から狙われやすい場所でもあります。ログインURLを把握しておくだけでなく、適切なセキュリティ対策を行うことが重要です。

7-1. ログインURLを変更するメリット

WordPressの標準ログインURLである「/wp-login.php」や「/wp-admin/」は、誰でも推測しやすいURLです。そのため、不正ログインを狙う攻撃者や自動プログラムからアクセスされることがあります。

ログインURLを変更すると、標準URLへの機械的なアクセスを減らせる可能性があります。特に、ログイン試行の回数が多いサイトでは、ログインURL変更によって管理画面への不要なアクセスを抑えやすくなります。

ただし、ログインURLを変更しただけで完全に安全になるわけではありません。パスワードの強化、二段階認証、ログイン試行回数の制限、SSL化など、複数の対策を組み合わせることが大切です。

7-2. ログインURL変更プラグインを使う方法

WordPressのログインURLを変更するには、ログインURL変更機能を持つプラグインを使う方法が一般的です。

プラグインを使うと、標準の「/wp-login.php」ではなく、任意のURLにログインページを変更できます。たとえば、「/my-login」や「/site-admin-login」など、推測されにくいURLに設定します。

設定する際は、分かりやす過ぎる文字列を避けましょう。「login」「admin」「wp-admin」など、誰でも予想できる文字列では効果が弱くなります。

また、ログインURLを変更した後は、必ず新しいURLを安全な場所に記録してください。忘れてしまうと、自分自身も管理画面に入れなくなる可能性があります。

プラグインを導入する前には、現在のWordPress環境との互換性、更新状況、レビュー、バックアップの有無を確認しておきましょう。

7-3. 二段階認証を設定する

二段階認証は、WordPressのログインセキュリティを高める有効な方法です。

通常のログインでは、ユーザー名とパスワードが分かれば管理画面に入れてしまいます。しかし、二段階認証を設定すると、パスワードに加えて認証コードの入力が必要になります。

認証コードは、スマホアプリやメールなどで取得する形式が一般的です。たとえパスワードが漏れてしまっても、認証コードがなければログインしにくくなるため、不正アクセス対策として効果があります。

特に、管理者権限を持つユーザーには二段階認証を設定しておくことをおすすめします。

7-4. ログイン試行回数を制限する

WordPressのログイン画面では、攻撃者が大量のパスワードを試す「総当たり攻撃」を行うことがあります。これを防ぐためには、ログイン試行回数を制限する対策が有効です。

一定回数ログインに失敗したユーザーを一時的にブロックすることで、不正なログイン試行を抑えられます。

ログイン試行回数の制限は、セキュリティ系プラグインで設定できることが多いです。たとえば、数回連続でログインに失敗したIPアドレスを一定時間ブロックする設定などがあります。

ただし、設定を厳しくし過ぎると、自分自身や正規のユーザーがログインできなくなることもあります。運用に合わせて適切な回数や時間を設定しましょう。

7-5. 管理者ユーザー名を推測されにくくする

WordPressでは、管理者ユーザー名もセキュリティ上重要です。

「admin」「administrator」「test」「user」など、推測されやすいユーザー名は避けましょう。攻撃者にユーザー名を推測されると、あとはパスワードを突破されるだけになってしまいます。

新しくWordPressを作成する場合は、最初から推測されにくいユーザー名を設定することが大切です。すでに「admin」などのユーザー名を使っている場合は、新しい管理者ユーザーを作成し、古いユーザーを削除する方法があります。

ユーザーを削除する際は、投稿記事の所有者を新しいユーザーに引き継ぐようにしましょう。誤って投稿も削除しないよう注意が必要です。

7-6. SSL化して安全にログインする

WordPressにログインする際は、SSL化されたURLを使うことが重要です。

SSL化されているサイトは、URLが「https://」で始まります。SSL化されていない「http://」のままだと、ログイン情報の送信時に安全性が低くなる可能性があります。

WordPressログインURLも、できるだけ次のように「https」でアクセスしましょう。

SSL化しているにもかかわらずログイン時に警告が表示される場合は、SSL証明書の設定、WordPressアドレス、サイトアドレス、リダイレクト設定などを確認する必要があります。

安全なログイン環境を整えるためにも、WordPressサイト全体をSSL化し、httpからhttpsへ正しくリダイレクトされるようにしておきましょう。

8. WordPressログインURLに関するよくある質問

ここでは、WordPressログインURLに関するよくある質問に回答します。

8-1. WordPressのログインURLはどこで確認できますか?

WordPressのログインURLは、基本的にサイトURLの末尾に「/wp-login.php」または「/wp-admin/」を付けることで確認できます。

たとえば、サイトURLが「

サブディレクトリに設置している場合は、「

8-2. wp-adminとwp-login.phpの違いは何ですか?

「wp-login.php」は、WordPressのログイン画面を表示するためのURLです。

一方、「wp-admin」は、WordPressの管理画面にアクセスするためのURLです。未ログインの状態で「wp-admin」にアクセスすると、自動的に「wp-login.php」のログイン画面へ移動します。

簡単に言うと、「wp-login.php」はログインページ、「wp-admin」は管理画面への入口です。どちらもWordPressにログインする際によく使われます。

8-3. ログインURLを変更したら忘れてしまいました

ログインURL変更プラグインなどでログインURLを変更し、そのURLを忘れてしまった場合は、まず保存しているメモ、ブックマーク、パスワード管理ツール、サイト管理表を確認しましょう。

それでも分からない場合は、サーバーのファイルマネージャーやFTPから、ログインURL変更プラグインを一時的に無効化することで、標準のログインURLに戻せる場合があります。

一般的には、「wp-content/plugins」内にある該当プラグインのフォルダ名を変更すると、そのプラグインを無効化できます。

ただし、作業を誤るとサイトに影響が出る可能性があるため、必ずバックアップを取ってから行いましょう。不安な場合は、サーバー会社や制作会社に相談するのが安全です。

8-4. ログインURLにアクセスしても404になる原因は?

WordPressログインURLにアクセスして404エラーになる場合、主な原因としては、URLの入力ミス、WordPressの設置場所の違い、ログインURL変更プラグインの影響、.htaccessの不具合、ファイルの削除や破損などが考えられます。

まずは「/wp-login.php」と「/wp-admin/」の両方を試してみましょう。サブディレクトリやサブドメインにWordPressを設置している場合は、そのURLに合わせてアクセスする必要があります。

ログインURL変更プラグインを使っている場合は、標準のログインURLでは404になることがあります。その場合は、設定した新しいログインURLを確認してください。

8-5. スマホからWordPressにログインできますか?

スマホからでもWordPressにログインできます。

スマホのブラウザでWordPressログインURLにアクセスし、ユーザー名またはメールアドレス、パスワードを入力すれば管理画面に入れます。

たとえば、次のようなURLにアクセスします。

スマホでも記事の編集、画像のアップロード、コメント確認、簡単な設定変更などが可能です。ただし、テーマ編集やプラグイン設定など細かい作業は、画面の広いパソコンから行った方が安全です。

また、公共のWi-Fiを使ってログインする場合は注意が必要です。できるだけ安全な通信環境で、SSL化された「https」のログインURLを使いましょう。

8-6. ログインURLを変更するとSEOに影響しますか?

通常、WordPressのログインURLを変更してもSEOに直接的な悪影響はありません。

ログインURLは一般ユーザー向けの公開ページではなく、検索結果に表示させる必要もない管理用ページです。そのため、ログインURLを変更しても、記事ページや固定ページの検索順位に直接影響することは基本的にありません。

ただし、ログインURL変更の設定ミスによってサイト全体の表示に問題が出たり、リダイレクト設定を誤ったりすると、結果的にSEOへ悪影響が出る可能性があります。

ログインURLを変更する際は、事前にバックアップを取り、設定後にトップページ、記事ページ、管理画面、ログイン画面が正常に表示されるか確認しましょう。

まとめ

WordPressログインURLは、管理画面に入るために必要な重要なURLです。通常は、サイトURLの末尾に「/wp-login.php」または「/wp-admin/」を付けることでログイン画面にアクセスできます。

通常サイトであれば「

管理画面に入れない場合は、まずログインURLの入力ミス、ユーザー名やパスワードの誤り、ブラウザのキャッシュやCookie、プラグインやテーマ、.htaccess、wp-config.php、サーバー側のアクセス制限などを順番に確認しましょう。

また、ログインURLはブックマークやパスワード管理ツール、サイト管理表などを使って安全に管理することが大切です。複数サイトを運営している場合は、サイトごとにログインURLや管理情報を整理しておくと、トラブル時にも素早く対応できます。

さらに、WordPressのログインURLは不正アクセスの標的になりやすいため、ログインURLの変更、二段階認証、ログイン試行回数の制限、推測されにくい管理者ユーザー名、SSL化などのセキュリティ対策もあわせて行いましょう。

WordPressログインURLを正しく把握し、安全に管理することで、日々のサイト運営をスムーズに進められます。