ワードプレスで目次を作る方法|初心者向けにプラグイン・手動設定・表示されない原因まで解説

はじめに

ワードプレスでブログ記事を書いていると、「記事の冒頭に目次を入れたい」「見出しをクリックしたら該当箇所へ移動できるようにしたい」と感じることがあります。

特に長い記事では、目次があるだけで読者は全体像をつかみやすくなり、知りたい情報へすぐに移動できます。結果として、記事を最後まで読んでもらいやすくなったり、離脱を防ぎやすくなったりします。

ワードプレスで目次を作る方法は、大きく分けて「プラグインを使う方法」「テーマの目次機能を使う方法」「手動で設置する方法」の3つです。初心者の場合は、設定が簡単で自動生成できる目次プラグインを使う方法がもっとも始めやすいでしょう。

この記事では、ワードプレスで目次を作る基本から、プラグインを使った設定方法、テーマ機能での表示、手動設定、さらに目次が表示されない原因と対処法までわかりやすく解説します。

1. ワードプレスの目次とは?初心者が知っておきたい基本

ワードプレスの目次とは、記事内にある見出しを一覧にして表示する機能です。ブログ記事の冒頭や最初の見出しの前などに設置されることが多く、読者は目次内の項目をクリックすることで、該当する見出しまで移動できます。

長文の記事ほど、目次の有無で読みやすさは大きく変わります。まずは、ワードプレスの目次がどのような役割を持つのかを確認しておきましょう。

1-1. 目次は記事内の見出しを一覧表示する機能

ワードプレスの目次は、記事内に設定したH2・H3・H4などの見出しをもとに作成されます。

たとえば、記事内に「ワードプレスで目次を作る方法」「目次が表示されない原因」「目次を見やすくするコツ」といった見出しがある場合、それらを一覧として記事上部に表示できます。

目次プラグインやテーマ機能を使えば、見出しを自動で読み取り、クリックできるリンク付きの目次を作成できます。手動でリンクを設定することも可能ですが、初心者は自動生成の機能を使うほうが管理しやすいでしょう。

1-2. 目次を設置すると読者が知りたい情報に移動しやすくなる

目次を設置する大きなメリットは、読者が知りたい情報へすぐに移動できることです。

検索から記事に訪れる読者は、必ずしも記事を最初から最後まで順番に読むとは限りません。「設定手順だけ知りたい」「表示されない原因だけ確認したい」など、目的を持って記事を読むケースが多くあります。

目次があれば、読者は記事全体をざっと確認し、自分に必要な項目を選んで読み進められます。特にハウツー記事、比較記事、トラブル解決記事では、目次があることで利便性が高まります。

1-3. 目次は見出し構成が正しくないと自動生成されない

目次は、基本的に記事内の見出しタグをもとに作成されます。そのため、見た目だけ太字にしたテキストや、通常の段落を大きくしただけの文章は、目次の項目として認識されないことがあります。

ワードプレスで目次を正しく表示するには、ブロックエディターの「見出し」ブロックを使い、H2・H3などの階層を適切に設定することが大切です。

また、H2の下に関連するH3を置くなど、見出しの階層を整理することで、目次も見やすくなります。目次が表示されない場合は、まず見出しタグが正しく使われているか確認しましょう。

1-4. ワードプレスで目次を作る主な方法は3つ

ワードプレスで目次を作る方法は、主に次の3つです。

1つ目は、目次プラグインを使う方法です。Easy Table of ContentsやTable of Contents Plusなどを使うと、投稿や固定ページに自動で目次を表示できます。Easy Table of Contentsは投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプへの目次挿入に対応しているプラグインとして案内されています。

2つ目は、テーマに備わっている目次機能を使う方法です。たとえばCocoonには、プラグインを使わずにテーマ独自の機能で目次を表示できる設定があります。

3つ目は、HTMLアンカーを使って手動で目次を作る方法です。自由度は高いものの、記事ごとに設定が必要になるため、初心者にはやや手間がかかります。

2. ワードプレスで目次を作る前に確認すること

ワードプレスで目次を作る前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。設定を始めてから「目次が表示されない」「思った場所に出ない」とならないよう、事前に準備しておきましょう。

2-1. H2・H3などの見出しタグを正しく使う

目次は見出しをもとに作成されるため、H2・H3などの見出しタグを正しく使う必要があります。

記事の大きな章にはH2、その中の詳しい項目にはH3を使うのが基本です。H2の次にいきなりH4を使ったり、デザイン目的で見出し階層をバラバラにしたりすると、目次が読みにくくなる原因になります。

見出しは、読者に記事の流れを伝えるためのものです。目次をきれいに表示するためにも、記事構成の段階で見出しの順番を整理しておきましょう。

2-2. 目次を表示したい投稿タイプを決める

ワードプレスには、投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなど複数の投稿タイプがあります。目次プラグインを使う場合、どの投稿タイプに目次を表示するか設定できることが一般的です。

ブログ記事だけに表示したい場合は「投稿」を対象にし、会社概要やお問い合わせページには表示しない設定にするとよいでしょう。一方、長文の固定ページにも目次を入れたい場合は「固定ページ」も対象にします。

すべてのページに目次を表示すると、短いページではかえって邪魔になることがあります。どの記事・ページで目次が必要かを先に決めておくと、設定がスムーズです。

2-3. 自動表示と手動表示のどちらにするか決める

目次の表示方法には、自動表示と手動表示があります。

自動表示は、条件を満たした記事に目次を自動で挿入する方法です。毎回設定する必要がないため、記事数が多いブログや初心者に向いています。

手動表示は、ショートコードやHTMLアンカーを使い、必要な記事だけに目次を設置する方法です。特定の記事だけ目次の位置を変えたい場合や、デザインを細かく調整したい場合に向いています。

運営初期で迷う場合は、自動表示を基本にして、必要に応じて個別記事で表示・非表示を調整する方法がおすすめです。

2-4. 使用中のテーマに目次機能があるか確認する

ワードプレステーマによっては、目次機能が標準で用意されている場合があります。テーマに目次機能があるなら、プラグインを追加しなくても目次を表示できる可能性があります。

たとえばCocoonでは、テーマ設定の中に目次に関する項目が用意されており、見出しをもとに目次を自動生成できます。

まずは、使用中のテーマの設定画面や公式マニュアルを確認しましょう。テーマ機能で十分なら、プラグインを増やさずに済みます。

2-5. 目次プラグインとテーマ機能の重複に注意する

目次プラグインとテーマの目次機能を同時に有効化すると、1つの記事に目次が2つ表示されることがあります。

たとえば、テーマ側で目次を自動表示し、さらにプラグイン側でも自動挿入を有効にしていると、同じ場所または近い場所に目次が重複する可能性があります。

目次が二重に表示された場合は、テーマ機能かプラグインのどちらか一方を無効にしましょう。基本的には、使いやすいほう、管理しやすいほうに統一するのがおすすめです。

3. ワードプレスで目次を作る方法1:プラグインを使う

ワードプレス初心者にもっともおすすめしやすいのが、目次プラグインを使う方法です。管理画面から設定するだけで、記事内の見出しを読み取って自動的に目次を表示できます。

3-1. 初心者には目次プラグインがおすすめな理由

目次プラグインがおすすめな理由は、専門知識がなくても目次を作れるからです。

HTMLやCSSを編集しなくても、表示位置、表示条件、対象ページ、見出し階層、デザインなどを管理画面から設定できます。記事を書いたあとにH2やH3の見出しを入れておけば、自動的に目次が作成されるため、毎回リンクを設定する手間もありません。

また、後から見出しを追加・削除しても、目次が自動で更新される点も便利です。記事をリライトする機会が多いブログでは、手動管理よりもプラグインのほうが効率的です。

3-2. おすすめ目次プラグインの比較

ワードプレスの目次プラグインとして代表的なのが、Easy Table of ContentsとTable of Contents Plusです。

Easy Table of Contentsは、投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなどに目次を挿入できるプラグインで、初心者でも扱いやすい設定画面が特徴です。

Table of Contents Plusは、長いページやカスタム投稿タイプに対して、コンテンツに応じた目次や索引を自動作成できるプラグインとして紹介されています。

どちらも目次を自動生成できる点は共通しています。迷った場合は、管理画面がわかりやすく、現在使っているテーマとの相性がよいものを選ぶとよいでしょう。

3-3. Easy Table of Contentsで目次を作る手順

Easy Table of Contentsで目次を作る基本手順は次の通りです。

まず、ワードプレス管理画面の「プラグイン」から「新規追加」を開きます。検索欄に「Easy Table of Contents」と入力し、プラグインをインストールして有効化します。

有効化したら、設定画面で目次を表示する投稿タイプを選びます。ブログ記事に表示したい場合は「投稿」にチェックを入れ、固定ページにも表示したい場合は「固定ページ」も選択します。

次に、自動挿入を有効にし、目次を表示する条件を設定します。たとえば「見出しが3つ以上ある場合に表示する」と設定すれば、短い記事には表示せず、長い記事だけに目次を出せます。

最後に、表示位置や見出し階層、デザインを調整して保存すれば完了です。記事内にH2やH3が設定されていれば、目次が自動で表示されます。

3-4. Table of Contents Plusで目次を作る手順

Table of Contents Plusを使う場合も、基本的な流れは同じです。

ワードプレス管理画面の「プラグイン」から「新規追加」を開き、「Table of Contents Plus」を検索します。インストール後に有効化し、設定画面を開きます。

設定画面では、目次の表示位置、表示条件、自動挿入する投稿タイプ、目次のタイトル、階層表示、番号表示などを調整します。たとえば、表示位置を「最初の見出しの前」に設定すると、記事の導入文のあとに目次を配置しやすくなります。

設定を保存したら、実際の記事を開いて目次が表示されているか確認しましょう。表示されない場合は、見出し数や自動挿入の対象設定を確認してください。

3-5. 目次の表示位置を設定する方法

目次の表示位置は、記事の読みやすさに大きく関わります。

一般的には、導入文のあと、最初のH2見出しの前に表示するのがおすすめです。記事を開いてすぐに目次が出るよりも、まず記事の概要を伝え、そのあとに目次を表示したほうが自然な流れになります。

プラグインによっては、「最初の見出しの前」「記事の先頭」「最初の見出しの後」「手動で指定した場所」などを選べます。読者が記事の内容を把握しやすい位置を選びましょう。

3-6. 表示する見出し階層を設定する方法

目次には、H2だけを表示する方法と、H2・H3・H4まで表示する方法があります。

記事が短い場合はH2だけでも十分です。一方、詳しい解説記事や手順記事では、H3まで表示すると読者が目的の情報を見つけやすくなります。

ただし、H4やH5まで表示すると目次が長くなり、スマホでは読みにくくなることがあります。初心者は、まずH2とH3までを表示する設定にして、記事の長さに応じて調整するとよいでしょう。

3-7. 目次のデザイン・色・開閉表示を調整する方法

目次は、ただ表示するだけでなく、記事全体のデザインに合わせて整えることも大切です。

プラグインによっては、目次の幅、文字サイズ、背景色、枠線、リンク色、番号表示、開閉ボタンなどを設定できます。ブログの雰囲気に合わせて、目立ちすぎず読みやすいデザインにしましょう。

特にスマホでは、目次が長いと本文を読む前にスクロール量が増えてしまいます。開閉表示を使えば、必要なときだけ目次を開けるため、読者の邪魔になりにくくなります。

3-8. 特定の記事だけ目次を表示・非表示にする方法

すべての記事に目次が必要とは限りません。短いお知らせ記事や日記のような記事では、目次がないほうが自然な場合もあります。

目次プラグインによっては、記事ごとの編集画面で目次を非表示にしたり、ショートコードを使って任意の場所にだけ表示したりできます。

全体設定では自動表示を有効にしつつ、不要な記事では個別に非表示にする運用がおすすめです。これにより、長文記事には目次を表示し、短文記事ではすっきり見せることができます。

4. ワードプレスで目次を作る方法2:テーマの目次機能を使う

ワードプレステーマによっては、目次機能が標準搭載されています。この場合、プラグインを追加しなくても目次を表示できるため、サイトを軽く保ちやすいのがメリットです。

4-1. Cocoonなど目次機能付きテーマを使う方法

Cocoonのような目次機能付きテーマを使っている場合は、テーマ設定から目次を有効化できます。Cocoonでは、Table of Contents Plusのようなプラグインを使わずに、テーマ独自の機能で目次を表示できると案内されています。

テーマ機能を使う場合も、目次のもとになるのは記事内の見出しです。H2やH3を正しく設定しておけば、テーマ側が自動で目次を生成してくれます。

4-2. テーマ設定から目次を有効化する手順

テーマの目次機能を使う手順は、使用しているテーマによって異なりますが、基本的には管理画面のテーマ設定から行います。

Cocoonの場合は、管理画面から「Cocoon設定」を開き、目次に関するタブや項目を確認します。そこで、目次を表示するかどうか、表示するページ、表示条件、見出し階層、目次タイトルなどを設定します。

設定を保存したら、投稿ページを表示して目次が反映されているか確認しましょう。反映されない場合は、キャッシュを削除したり、記事内の見出し数を確認したりします。

4-3. テーマ機能を使うメリット・デメリット

テーマ機能を使うメリットは、プラグインを増やさずに目次を表示できることです。プラグインの数を抑えられるため、管理がシンプルになり、競合リスクも減らしやすくなります。

また、テーマのデザインに合わせた目次が表示されるため、見た目の統一感も出しやすいです。

一方で、デメリットはテーマを変更したときに目次機能が使えなくなる可能性があることです。テーマ独自の機能に依存しているため、別のテーマへ移行すると、目次の表示方法を再設定する必要があります。

4-4. プラグインとテーマ機能はどちらを使うべきか

プラグインとテーマ機能のどちらを使うべきかは、サイト運営の方針によって変わります。

現在のテーマを長く使う予定で、テーマの目次機能に不満がないなら、テーマ機能を使うのがシンプルです。プラグインを増やさずに済み、設定もテーマ内で完結します。

一方、将来的にテーマを変更する可能性がある場合や、目次のデザイン・表示条件を細かく調整したい場合は、プラグインを使うほうが管理しやすいことがあります。

どちらを選ぶ場合でも、テーマ機能とプラグインを同時に有効化しないよう注意しましょう。目次が二重に表示される原因になります。

5. ワードプレスで目次を作る方法3:手動で設置する

プラグインやテーマ機能を使わず、HTMLアンカーを使って目次を手動作成することもできます。記事ごとに細かく調整したい場合や、特定のページだけ独自の目次を作りたい場合に向いています。

5-1. HTMLアンカーを使って目次を手動作成する方法

HTMLアンカーとは、ページ内の特定の場所へ移動するための目印です。

たとえば、見出しに「toc-1」というHTMLアンカーを設定し、目次側に「#toc-1」へのリンクを設置すると、クリックしたときにその見出しへ移動できます。

手動で作る場合は、まず移動先となる各見出しにアンカーを設定します。次に、記事の上部に目次用のリストを作り、それぞれの項目にアンカーリンクを設定します。

5-2. ブロックエディターでページ内リンクを設定する手順

ブロックエディターでページ内リンクを設定する場合は、まず移動先の見出しブロックを選択します。

右側の設定パネルを開き、「高度な設定」にあるHTMLアンカー欄へ任意の文字列を入力します。たとえば「toc-plugin」など、半角英数字でわかりやすい名前を付けると管理しやすくなります。

次に、記事上部にリストブロックなどで目次を作成し、各項目に「#toc-plugin」のようなリンクを設定します。これで、目次をクリックすると該当の見出しへ移動できるようになります。

5-3. クラシックエディターで目次を手動作成する手順

クラシックエディターで手動設定する場合は、HTML編集を使います。

移動先の見出しに、次のようにid属性を設定します。

<h2 id="toc-plugin">ワードプレスで目次を作る方法</h2>

そして、目次側には次のようにリンクを設置します。

<a href="#toc-plugin">ワードプレスで目次を作る方法</a>

このように、見出しのidとリンク先の文字列を一致させることで、ページ内リンクとして機能します。

5-4. 手動設定が向いているケース

手動設定が向いているのは、目次を表示する記事が少ない場合や、特定の固定ページだけに独自の目次を作りたい場合です。

たとえば、ランディングページ、サービス紹介ページ、長いプロフィールページなどでは、プラグインの自動生成よりも手動で作ったほうがデザインに合わせやすいことがあります。

また、目次に表示する項目を自由に選びたい場合にも手動設定は便利です。見出しには存在しない文言を目次に入れたり、逆に一部の見出しを目次から外したりできます。

5-5. 手動設定のメリット・デメリット

手動設定のメリットは、表示内容やデザインを自由に調整できることです。プラグインに依存しないため、不要な機能を追加せずに済みます。

一方で、デメリットは管理に手間がかかることです。見出しを変更した場合、目次側のリンクや文言も手動で修正しなければなりません。記事数が多いブログでは、更新漏れが発生しやすくなります。

そのため、通常のブログ記事ではプラグインやテーマ機能を使い、特別なページだけ手動設定にするのがおすすめです。

6. ワードプレスの目次が表示されない原因と対処法

ワードプレスで目次を設定したのに表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。順番に確認すれば解決できることが多いので、慌てずにチェックしていきましょう。

6-1. 見出しの数が表示条件を満たしていない

目次プラグインでは、「見出しが何個以上ある場合に目次を表示する」という条件を設定できることがあります。

たとえば、表示条件が「4つ以上」になっている場合、記事内の対象見出しが3つしかなければ目次は表示されません。

対処法は、見出しの数を増やすか、プラグイン設定で表示条件を変更することです。初心者は、まず「2つ以上」または「3つ以上」に設定して確認するとよいでしょう。

6-2. H2・H3などの見出しタグが正しく設定されていない

目次が表示されない原因として多いのが、見出しタグが正しく設定されていないケースです。

文字を太字にしただけ、フォントサイズを大きくしただけでは、目次プラグインが見出しとして認識できないことがあります。ブロックエディターでは、必ず「見出し」ブロックを使い、H2やH3を選択しましょう。

また、目次の対象がH2とH3だけに設定されている場合、H4しか使っていない記事では目次が表示されない可能性があります。

6-3. 自動挿入の対象に投稿・固定ページが選ばれていない

プラグイン設定で、自動挿入の対象に「投稿」や「固定ページ」が選ばれていないと、目次は表示されません。

ブログ記事に目次を出したい場合は、投稿タイプの設定で「投稿」にチェックが入っているか確認してください。固定ページにも表示したい場合は、「固定ページ」も対象にします。

カスタム投稿タイプを使っているサイトでは、その投稿タイプが目次プラグインの対象に含まれているかも確認しましょう。

6-4. 目次を表示しない設定になっている

記事ごとの設定で、目次を非表示にしている可能性もあります。

プラグインやテーマによっては、投稿編集画面に「目次を表示しない」「TOCを無効にする」といった項目が用意されています。全体設定では表示になっていても、個別記事で非表示にしていると目次は出ません。

該当記事の編集画面を開き、目次に関する個別設定を確認しましょう。

6-5. ショートコードが設置されていない

手動表示にしている場合は、ショートコードが記事内に設置されていないと目次は表示されません。

自動挿入をオフにしている場合、プラグインが指定するショートコードを記事内の表示したい場所に入力する必要があります。

「自動表示にしているつもりが、実際は手動表示になっていた」というケースもあるため、プラグイン設定を確認しましょう。

6-6. テーマや他のプラグインと競合している

テーマや他のプラグインとの競合により、目次が正しく表示されない場合もあります。

特に、目次機能を持つテーマと目次プラグインを同時に使っている場合、表示が崩れたり、二重表示になったりすることがあります。

対処法としては、まずテーマの目次機能をオフにしてプラグインだけで確認します。それでも改善しない場合は、キャッシュ系プラグインやページビルダー系プラグインとの相性も確認しましょう。

6-7. キャッシュが原因で変更内容が反映されていない

設定を変更したのに目次が表示されない場合、キャッシュが原因で古い状態が表示されている可能性があります。

キャッシュ系プラグインを使っている場合は、キャッシュを削除してから再確認しましょう。サーバー側のキャッシュやブラウザキャッシュが影響することもあります。

管理画面では反映されているのに公開ページで変わらない場合は、キャッシュを疑うとよいでしょう。

6-8. プレビュー画面では表示されない場合がある

目次機能によっては、プレビュー画面では正しく表示されず、公開後のページで表示される場合があります。

特にショートコードやテーマ独自機能は、プレビューと公開ページで挙動が異なることがあります。プレビューで表示されない場合でも、下書き保存や公開後に実際のページを確認してみましょう。

ただし、公開前の記事を確認する場合は、公開範囲やサイトの運用状況に注意してください。

6-9. それでも表示されないときの確認手順

それでも目次が表示されない場合は、次の順番で確認しましょう。

まず、記事内にH2やH3の見出しがあるか確認します。次に、見出し数が表示条件を満たしているか確認します。そのうえで、プラグインやテーマの目次設定を見直し、自動挿入の対象に投稿タイプが含まれているか確認します。

さらに、個別記事で目次が非表示になっていないか、ショートコードが必要な設定になっていないか、キャッシュが残っていないかも確認しましょう。

最後に、テーマや他のプラグインとの競合を調べます。一時的に目次以外のプラグインを停止して確認すると、原因を特定しやすくなります。

7. ワードプレスの目次を見やすくするコツ

目次は設置するだけでなく、読者にとって見やすく使いやすい形にすることが大切です。ここでは、ワードプレスの目次を改善するコツを紹介します。

7-1. 見出しは読者の疑問に答える順番で並べる

目次は、記事の見出しがそのまま一覧化されたものです。そのため、見出しの順番がわかりにくいと、目次もわかりにくくなります。

読者が最初に知りたい基本情報を前半に置き、具体的な手順やトラブル対処法を後半に配置すると、自然な流れになります。

たとえば「目次とは何か」「作る前の準備」「作り方」「表示されない原因」「よくある質問」という順番にすると、初心者でも理解しやすくなります。

7-2. H2とH3の階層を崩さない

目次を見やすくするには、H2とH3の階層を崩さないことが重要です。

H2は大きなテーマ、H3はその補足や具体的な項目として使います。H2の下に関係のないH3を置いたり、H3だけが連続したりすると、目次の構造がわかりにくくなります。

記事を書く前に見出し構成を作り、親子関係が自然かどうか確認してから本文を書き始めるとよいでしょう。

7-3. 目次が長すぎる場合は表示階層を調整する

目次が長すぎると、読者にとってかえって使いにくくなります。

特にH4やH5まで表示している場合、目次だけで画面を大きく占有してしまうことがあります。スマホではスクロール量が増えるため、離脱の原因になることもあります。

目次が長いと感じたら、表示する見出しをH2とH3までに絞る、開閉表示を使う、見出しの数を整理するなどの方法で調整しましょう。

7-4. スマホで見やすいデザインにする

ブログ記事の多くはスマホで読まれるため、目次もスマホ表示を意識する必要があります。

文字が小さすぎないか、リンクの間隔が狭すぎないか、目次が横にはみ出していないかを確認しましょう。パソコンでは見やすくても、スマホでは読みにくいことがあります。

設定後は、必ずスマホ表示で記事を確認することをおすすめします。実機で確認できない場合は、ブラウザのスマホ表示機能を使ってチェックしましょう。

7-5. 開閉機能を使って邪魔にならないようにする

長い目次は、開閉機能を使うと読みやすくなります。

開閉機能とは、目次を最初は閉じた状態にしたり、読者がボタンを押して開けるようにしたりする機能です。これにより、目次が本文の邪魔になりにくくなります。

ただし、目次を完全に閉じた状態にすると、読者が気づかない場合もあります。「目次」というタイトルや開閉ボタンがわかりやすく表示されているか確認しましょう。

7-6. 目次の直前に記事の要点を入れる

目次の前には、記事の要点や読むメリットを簡単に書いておくと効果的です。

いきなり目次を表示するよりも、「この記事では、ワードプレスで目次を作る方法や表示されない原因を解説します」といった導入文を入れることで、読者は記事の内容を理解しやすくなります。

導入文で記事の目的を伝え、その後に目次を表示する流れにすると、自然に読み進めてもらいやすくなります。

8. ワードプレスの目次に関するよくある質問

最後に、ワードプレスの目次に関するよくある質問に回答します。

8-1. ワードプレスに目次は必要ですか?

長文記事やハウツー記事では、目次を設置するのがおすすめです。読者が記事全体を把握しやすくなり、知りたい情報へ移動しやすくなります。

一方で、短いお知らせ記事や見出しが少ない記事では、目次がなくても問題ありません。記事の長さや内容に応じて判断しましょう。

8-2. 目次プラグインはSEOに効果がありますか?

目次プラグインを入れただけで検索順位が必ず上がるわけではありません。

ただし、目次によって記事が読みやすくなり、読者が必要な情報にたどり着きやすくなることは、ユーザー体験の改善につながります。SEOを意識するなら、目次だけでなく、見出し構成や本文のわかりやすさもあわせて改善しましょう。

8-3. 目次を入れるとページ表示速度は遅くなりますか?

一般的な目次プラグインを使うだけで、ページ表示速度が大きく遅くなるケースは多くありません。

ただし、プラグインを増やしすぎたり、デザイン機能を多用したりすると、サイト全体の表示速度に影響する可能性があります。必要な機能だけを使い、不要なプラグインは整理しましょう。

8-4. 目次は全記事に表示したほうがいいですか?

すべての記事に目次を表示する必要はありません。

見出しが多い長文記事、手順を解説する記事、比較記事、FAQ記事などには目次が向いています。一方、短い記事やシンプルなお知らせには不要な場合もあります。

目次プラグインの表示条件を設定し、一定数以上の見出しがある記事だけに表示するとよいでしょう。

8-5. 目次をサイドバーに固定表示できますか?

目次プラグインやテーマによっては、サイドバーやウィジェットエリアに目次を表示できる場合があります。

固定表示にすると、読者がスクロール中でも目次を確認できるため、長文記事では便利です。ただし、スマホではサイドバーが下部に回り込むことが多いため、モバイル表示での見え方も確認しましょう。

8-6. 目次だけを特定の記事で非表示にできますか?

多くの目次プラグインやテーマ機能では、特定の記事だけ目次を非表示にできる設定が用意されています。

投稿編集画面の目次設定、チェックボックス、ショートコードなどで制御できる場合があります。全体では目次を自動表示し、不要な記事だけ個別に非表示にする運用が便利です。

8-7. 目次プラグインを削除しても記事は壊れませんか?

自動生成タイプの目次プラグインを削除しても、通常は記事本文そのものが壊れるわけではありません。目次が表示されなくなるだけで、記事内の見出しや本文は残ります。

ただし、ショートコードを記事内に直接入れていた場合、プラグイン削除後にショートコードの文字列が本文に残ることがあります。削除前に、どのような方法で目次を表示しているか確認しておきましょう。

まとめ

ワードプレスで目次を作る方法は、プラグインを使う方法、テーマの目次機能を使う方法、HTMLアンカーで手動設置する方法の3つがあります。

初心者には、設定が簡単で自動生成できる目次プラグインがおすすめです。Easy Table of ContentsやTable of Contents Plusを使えば、見出しをもとに目次を自動表示できます。

一方、Cocoonのように目次機能が用意されているテーマを使っている場合は、テーマ設定だけで目次を表示することもできます。

目次が表示されない場合は、見出しタグ、表示条件、投稿タイプ、自動挿入設定、個別記事の非表示設定、キャッシュ、テーマやプラグインの競合を順番に確認しましょう。

目次は、ただ設置すればよいものではありません。読者が記事の内容を理解しやすく、知りたい情報へスムーズに移動できるように、見出し構成や表示階層、スマホでの見やすさも意識することが大切です。