WordPressで記事・固定ページを複製する方法|プラグインあり・なしの手順と注意点を初心者向けに解説

はじめに

WordPressでブログやサイトを運営していると、「既存の記事をもとに新しい記事を作りたい」「同じレイアウトの固定ページをもう1ページ作りたい」と感じる場面があります。

たとえば、商品紹介ページ、サービスページ、店舗ページ、レビュー記事、イベント告知ページなどは、構成が似ていることが多く、毎回ゼロから作るのは手間がかかります。そんなときに便利なのが、WordPressの記事・固定ページを複製する方法です。

ただし、WordPressには標準機能として「この投稿を複製する」という専用ボタンが用意されているわけではありません。そのため、プラグインを使う方法と、プラグインなしで手動コピーする方法を理解しておくことが大切です。

この記事では、「ワードプレス 複製」の方法を初心者向けにわかりやすく解説します。投稿・固定ページを複製する手順、複製後に確認すべき設定、SEO上の注意点、複製できないときの対処法までまとめて紹介します。

1. WordPressの記事・固定ページは複製できる?まず知っておきたい基本

WordPressの記事や固定ページは、工夫すれば複製できます。

複製の方法は大きく分けて、プラグインを使わずに手動でコピーする方法と、複製専用プラグインを使う方法の2種類です。どちらの方法でも、既存のコンテンツをもとに新しい投稿や固定ページを作成できます。

ただし、複製といっても、本文だけをコピーするのか、タイトル・カテゴリー・タグ・アイキャッチ画像・SEO設定なども含めてコピーするのかによって、作業内容は変わります。まずはWordPressで複製できる範囲と、どの方法を選ぶべきかを理解しておきましょう。

1-1. WordPress標準機能だけでは「完全な複製ボタン」は用意されていない

WordPressの管理画面には、標準機能として「複製」「コピーして新規作成」といった専用ボタンは基本的に用意されていません。

投稿一覧や固定ページ一覧では、「編集」「クイック編集」「ゴミ箱へ移動」「表示」などの操作はできますが、既存の記事をワンクリックで複製する機能は標準では使えないことが一般的です。

そのため、プラグインなしで複製したい場合は、本文やブロックをコピーして新規投稿に貼り付ける必要があります。一方で、プラグインを使えば、投稿一覧や編集画面から簡単に複製できるようになります。

1-2. 投稿・固定ページ・カスタム投稿の複製でできること

WordPressで複製できる主な対象は、投稿、固定ページ、カスタム投稿です。

投稿は、ブログ記事やお知らせ記事などに使われるコンテンツです。固定ページは、会社概要、サービス紹介、料金表、問い合わせページなど、サイト内で固定的に表示するページに使われます。

カスタム投稿は、WordPressテーマやプラグインによって追加される独自の投稿タイプです。たとえば、商品、実績、スタッフ紹介、FAQ、イベント情報などがカスタム投稿として管理されている場合があります。

複製プラグインによっては、投稿と固定ページだけでなく、カスタム投稿の複製にも対応しています。サイトの構成によっては、対応範囲を事前に確認しておくと安心です。

1-3. 記事や固定ページを複製したい主なケース

WordPressで記事や固定ページを複製したいケースは多くあります。

よくあるのは、同じ構成の記事を効率よく作りたい場合です。たとえば、商品レビュー記事、比較記事、店舗紹介ページ、サービス別の紹介ページなどは、見出し構成やレイアウトが似ていることがあります。既存ページを複製すれば、デザインや構成を再利用できるため、作業時間を短縮できます。

また、キャンペーンページやLPを作るときにも複製は便利です。過去のキャンペーンページをもとに、新しい日付、内容、画像、ボタンリンクだけを変更すれば、短時間で新しいページを作成できます。

さらに、既存記事を大幅にリライトする前に、バックアップ用として下書きに複製しておく使い方もあります。元の記事を残したまま編集作業ができるため、安心して改善を進められます。

1-4. プラグインあり・なしの違いと初心者におすすめの選び方

プラグインなしで複製する場合は、余計なプラグインを増やさずに作業できるのがメリットです。ただし、本文やブロックのコピーが中心になるため、タイトル、アイキャッチ画像、カテゴリー、タグ、SEO設定などは手動で設定し直す必要があります。

一方、プラグインを使う場合は、投稿一覧や固定ページ一覧からワンクリックで複製できるようになります。設定によっては、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、抜粋、テンプレート設定なども引き継げるため、作業効率が大きく上がります。

初心者には、基本的に複製プラグインを使う方法がおすすめです。特に複製作業が何度も発生するサイトでは、プラグインを使ったほうがミスを減らしやすくなります。

ただし、1回だけ本文をコピーしたい程度であれば、プラグインなしでも十分対応できます。

2. プラグインなしでWordPressの記事・固定ページを複製する方法

WordPressの記事や固定ページは、プラグインを使わなくても複製できます。

もっとも簡単なのは、ブロックエディターの「すべてのブロックをコピー」を使う方法です。この方法なら、本文内の見出し、文章、画像、ボタン、カラム、リストなどをまとめてコピーできます。

ただし、コピーできるのは主に本文部分です。タイトル、パーマリンク、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、SEO設定などは別途手動で設定する必要があります。

2-1. ブロックエディターの「すべてのブロックをコピー」を使う手順

ブロックエディターを使っている場合は、以下の手順で本文をコピーできます。

まず、WordPress管理画面にログインし、複製したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。編集画面が表示されたら、画面右上にある三点メニューをクリックします。

メニューの中に「すべてのブロックをコピー」という項目があります。これをクリックすると、本文内にあるブロック全体がクリップボードにコピーされます。

この方法を使うと、1つずつブロックを選択してコピーする必要がありません。長い記事や複雑な固定ページでも、本文部分をまとめてコピーできるため便利です。

2-2. 新規投稿・固定ページに貼り付ける手順

次に、新しい投稿または固定ページを作成します。

投稿を複製したい場合は、管理画面の「投稿」から「新規追加」をクリックします。固定ページを複製したい場合は、「固定ページ」から「新規追加」をクリックします。

新規作成画面が開いたら、本文エリアをクリックし、コピーしたブロックを貼り付けます。通常のテキスト貼り付けと同じように、キーボード操作で貼り付けできます。

貼り付け後は、見出し、画像、ボタン、装飾などが正しく反映されているか確認しましょう。ブロックによっては、テーマやプラグインの影響で表示が少し変わる場合があります。

2-3. 複製後に手動で設定すべき項目

プラグインなしで複製した場合、本文以外の設定は手動で見直す必要があります。

まず、タイトルを新しい内容に変更します。複製元と同じタイトルのまま公開すると、管理画面でも検索結果でも混乱しやすくなります。

次に、パーマリンクやURLスラッグを変更します。URLが複製元と似すぎている場合や、内容と合っていない場合は、わかりやすい英数字のスラッグに変更しましょう。

カテゴリーやタグも確認が必要です。複製元の記事とテーマが異なる場合、カテゴリーやタグをそのままにすると、サイト内の整理が崩れることがあります。

アイキャッチ画像、抜粋、メタディスクリプション、SEOタイトル、内部リンク、ボタンリンク、公開日時なども確認しましょう。特にSEOプラグインを使っている場合は、検索結果に表示されるタイトルや説明文が重複しないよう注意が必要です。

2-4. クラシックエディターで複製する場合の手順

クラシックエディターを使っている場合は、本文エリアの内容を手動でコピーします。

複製したい投稿や固定ページの編集画面を開き、本文をすべて選択してコピーします。その後、新規投稿または新規固定ページを作成し、本文エリアに貼り付けます。

ビジュアルエディターでコピーする場合、装飾やリンクがある程度引き継がれます。ただし、HTML構造を正確にコピーしたい場合は、テキストエディターに切り替えてHTMLごとコピーする方法もあります。

クラシックエディターでは、ブロックエディターのように「すべてのブロックをコピー」という機能は使えません。そのため、コピー漏れがないように注意しましょう。

2-5. パターン・再利用ブロックを活用して効率化する方法

似た構成のページを何度も作る場合は、毎回記事全体を複製するよりも、パターンや再利用ブロックを活用する方法もあります。

パターンを使うと、よく使うレイアウトやブロックの組み合わせを登録しておき、新しい記事や固定ページに簡単に挿入できます。たとえば、CTAボタン、料金表、プロフィール欄、関連記事エリアなどをパターン化しておくと便利です。

再利用ブロックは、複数のページで同じ内容を使いたいときに役立ちます。ただし、再利用ブロックを編集すると、同じブロックを使っている他のページにも変更が反映される場合があります。個別に編集したい場合は、通常ブロックに変換してから使うと安心です。

2-6. プラグインなしで複製するメリット・デメリット

プラグインなしでWordPressの記事や固定ページを複製するメリットは、サイトに余計なプラグインを追加しなくて済むことです。プラグインを増やしたくない場合や、単発で1ページだけコピーしたい場合には向いています。

また、手動で設定を確認しながら作業するため、複製元の不要な設定をそのまま引き継ぎにくいという利点もあります。

一方で、デメリットは作業に手間がかかることです。本文以外の設定をすべて手動で行う必要があり、コピー漏れや設定ミスが起こりやすくなります。

特に、複数の記事を複製したい場合や、アイキャッチ画像、カテゴリー、タグ、SEO設定まで引き継ぎたい場合は、プラグインを使ったほうが効率的です。

3. プラグインを使ってWordPressの記事・固定ページを複製する方法

WordPressで記事や固定ページを簡単に複製したい場合は、プラグインを使う方法が便利です。

複製プラグインを導入すると、投稿一覧や固定ページ一覧に「複製」「Clone」「新規下書き」などのメニューが追加され、ワンクリックでコピーを作成できるようになります。

初心者でも操作しやすく、本文だけでなく各種設定も引き継ぎやすいため、頻繁にページを作成するサイトでは特に役立ちます。

3-1. 複製プラグインを使うとできること

複製プラグインを使うと、投稿や固定ページのコピーを簡単に作成できます。

多くのプラグインでは、本文、タイトル、抜粋、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、テンプレート設定、投稿ステータスなどを複製できます。プラグインによっては、カスタムフィールドやカスタム投稿タイプにも対応しています。

また、複製後の状態を「下書き」にするか、「公開済み」にするか、「非公開」にするかを設定できる場合もあります。初心者の場合は、複製後にいきなり公開されないよう、下書きとして作成する設定にしておくと安心です。

3-2. Yoast Duplicate Postを使った複製手順

Yoast Duplicate Postは、WordPressで記事や固定ページを複製する定番プラグインのひとつです。

まず、WordPress管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。検索窓に「Yoast Duplicate Post」と入力し、プラグインをインストールして有効化します。

有効化すると、投稿一覧や固定ページ一覧に「複製」や「新規下書き」などのリンクが表示されます。複製したい記事の上にカーソルを合わせ、表示された複製メニューをクリックすると、コピーが作成されます。

「複製」を選ぶと一覧上にコピーが作られ、「新規下書き」を選ぶと複製された記事の編集画面が開くことがあります。すぐに内容を編集したい場合は、新規下書きとして開く方法が便利です。

3-3. Duplicate Pageを使った複製手順

Duplicate Pageも、WordPressの記事や固定ページを簡単に複製できるプラグインです。

導入手順はシンプルです。管理画面の「プラグイン」から「新規追加」を開き、「Duplicate Page」と検索します。該当するプラグインをインストールし、有効化します。

有効化後、投稿一覧や固定ページ一覧に複製用のリンクが追加されます。複製したい記事やページの操作メニューから複製を選ぶと、新しいコピーが作成されます。

Duplicate Pageは操作がわかりやすいため、複雑な設定をせずに固定ページをコピーしたい初心者にも使いやすいプラグインです。

3-4. 投稿一覧・固定ページ一覧から複製する方法

複製プラグインを使う場合、もっともよく使うのが投稿一覧・固定ページ一覧からの複製です。

管理画面で「投稿」または「固定ページ」を開きます。複製したい記事やページのタイトル付近にカーソルを合わせると、編集、クイック編集、ゴミ箱などの操作リンクと一緒に、複製用のリンクが表示されます。

そのリンクをクリックすると、複製された記事が作成されます。多くの場合、複製された記事は下書きとして保存されるため、内容を確認してから公開できます。

固定ページを複製する場合も、基本的な流れは投稿と同じです。会社概要ページ、サービスページ、LPなどをもとに新しいページを作りたいときに便利です。

3-5. 編集画面から新規下書きとして複製する方法

プラグインによっては、投稿や固定ページの編集画面から直接複製できる場合があります。

既存記事の編集画面を開くと、管理バーやサイドバー、または編集画面内に「新規下書きとして複製」などのリンクが表示されます。これをクリックすると、現在開いている記事をもとに、新しい下書きが作成されます。

編集中の記事を確認しながら複製できるため、「このページをベースにして新しい記事を作りたい」と思ったときに便利です。

ただし、複製直後のページは元記事と同じ内容を持っているため、タイトルやURL、本文を必ず変更してから公開しましょう。

3-6. 複数の記事・固定ページを一括複製する方法

複製プラグインの中には、複数の記事や固定ページを一括で複製できるものもあります。

投稿一覧や固定ページ一覧で、複製したい記事にチェックを入れます。その後、一括操作メニューから複製に関する操作を選び、適用します。

複数ページをまとめて作成したい場合や、似た構成のページを大量に用意したい場合に便利です。

ただし、一括複製を行うと、同じようなタイトルや内容の下書きが複数作成されます。管理画面が混乱しやすくなるため、複製後はタイトルや下書きの状態を整理しながら作業しましょう。

3-7. プラグインを使うメリット・デメリット

プラグインを使うメリットは、複製作業が非常に簡単になることです。投稿一覧や固定ページ一覧からワンクリックでコピーできるため、作業時間を大幅に短縮できます。

また、本文だけでなく、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、テンプレート、カスタムフィールドなども引き継げる場合があります。ページ構成を保ったまま新しいコンテンツを作れる点は大きな魅力です。

一方で、デメリットもあります。プラグインを追加すると、サイトの管理項目が増えます。ほかのプラグインやテーマとの相性によっては、複製ボタンが表示されない、レイアウトが崩れる、設定が正しく引き継がれないといった問題が起こる可能性もあります。

また、使わなくなったプラグインを放置すると、管理面やセキュリティ面で好ましくありません。必要なときだけ使う、または信頼できるプラグインを選んで継続的に管理することが大切です。

4. おすすめのWordPress複製プラグイン比較

WordPressで記事や固定ページを複製できるプラグインはいくつかあります。

代表的なのは、Yoast Duplicate Post、Duplicate Page、Copy Delete Postsなどです。それぞれ特徴が異なるため、サイトの運営スタイルや使いたい機能に合わせて選びましょう。

初心者の場合は、操作がわかりやすく、利用者が多く、更新が継続されているプラグインを選ぶと安心です。

4-1. Yoast Duplicate Postの特徴と向いている人

Yoast Duplicate Postは、投稿や固定ページを簡単に複製できる人気のプラグインです。

投稿一覧や固定ページ一覧から複製できるだけでなく、編集画面から新規下書きとして複製することもできます。複製できる項目や、複製を許可する投稿タイプなどを設定できる点も便利です。

Yoast Duplicate Postは、ブログ記事を頻繁に作成する人や、同じ構成の記事をもとに新しい記事を作りたい人に向いています。また、投稿だけでなく固定ページやカスタム投稿の複製も検討したいサイトにも使いやすいプラグインです。

4-2. Duplicate Pageの特徴と向いている人

Duplicate Pageは、シンプルな操作で投稿や固定ページを複製できるプラグインです。

複雑な設定をあまり行わずに使えるため、初心者にも扱いやすいのが特徴です。固定ページをコピーして、似た構成のページを作りたい場合に便利です。

たとえば、サービス紹介ページ、店舗ページ、キャンペーンページなど、レイアウトが似ているページを複数作る場合に向いています。

細かい設定よりも、とにかく簡単に複製したい人にはDuplicate Pageが使いやすいでしょう。

4-3. Copy Delete Postsの特徴と向いている人

Copy Delete Postsは、記事や固定ページの複製に加えて、コピーや削除に関連する操作を効率化できるプラグインです。

複数の投稿を扱う機会が多いサイトや、大量のコンテンツを整理しながら管理したい場合に向いています。記事数が多いメディアサイトや、固定ページを多く持つ企業サイトなどでは便利に使えることがあります。

ただし、機能が多いプラグインは、初心者にとって設定項目がやや複雑に感じることもあります。まずは必要な機能を確認し、自分のサイトに合っているかを見極めてから導入しましょう。

4-4. 初心者が選ぶならどの複製プラグインがおすすめか

初心者がWordPressで記事や固定ページを複製するなら、まずはYoast Duplicate PostまたはDuplicate Pageを検討するとよいでしょう。

ブログ記事の複製や、下書きとしてコピーして編集したい場面が多いなら、Yoast Duplicate Postが便利です。細かい設定もできるため、投稿・固定ページ・カスタム投稿を幅広く扱いたい場合に向いています。

一方、固定ページを簡単にコピーしたい、難しい設定を避けたいという場合は、Duplicate Pageが使いやすいです。操作がシンプルなので、WordPressに慣れていない人でも導入しやすいでしょう。

どちらを選ぶ場合でも、インストール前に更新状況、対応しているWordPressバージョン、レビュー、利用者数などを確認することが大切です。

4-5. 複製プラグインを選ぶときのチェックポイント

複製プラグインを選ぶときは、いくつかのポイントを確認しましょう。

まず、現在のWordPressバージョンに対応しているかを確認します。長期間更新されていないプラグインは、不具合やセキュリティ上のリスクがある場合があります。

次に、複製したい対象に対応しているかを見ます。投稿だけでよいのか、固定ページも複製したいのか、カスタム投稿も複製したいのかによって選ぶプラグインは変わります。

また、複製後のステータスを下書きにできるかも重要です。複製したページが誤って公開されると、重複コンテンツや未完成ページの公開につながります。

そのほか、利用者数、レビュー、操作画面のわかりやすさ、日本語環境での使いやすさ、ほかの主要プラグインとの相性もチェックしておくと安心です。

5. 複製後に必ず確認すべき設定

WordPressで記事や固定ページを複製した後は、そのまま公開せずに各設定を必ず確認しましょう。

複製直後のページは、タイトル、本文、画像、カテゴリー、タグ、SEO設定、リンクなどが元ページと同じ状態になっていることがあります。このまま公開すると、ユーザーにとってわかりにくいだけでなく、SEO面でも問題が起こる可能性があります。

複製はあくまで作業効率を上げるための手段です。公開前には、新しいページとして適切な内容に整えることが重要です。

5-1. タイトルが重複していないか確認する

複製後にまず確認すべきなのはタイトルです。

複製した記事や固定ページは、元のタイトルに「コピー」や「下書き」などが付いた状態になることがあります。場合によっては、元記事とほぼ同じタイトルのまま保存されていることもあります。

同じタイトルの記事が複数あると、管理画面で区別しにくくなります。また、公開後にユーザーや検索エンジンに対しても混乱を招く可能性があります。

新しいページの内容に合わせて、タイトルは必ず変更しましょう。

5-2. パーマリンク・URLスラッグを変更する

タイトルとあわせて、パーマリンクやURLスラッグも確認します。

複製したページでは、元ページのスラッグに数字やコピー用の文字列が追加されることがあります。そのままでも公開できる場合はありますが、内容に合っていないURLはユーザーにも検索エンジンにも伝わりにくくなります。

URLスラッグは、ページ内容を表す短い英数字にするのがおすすめです。たとえば、WordPressの複製方法を解説する記事であれば、duplicate-postやwordpress-copy-pageのようなわかりやすいスラッグにします。

複製元と同じURLにはできませんが、似たURLが増えすぎると管理しづらくなるため注意しましょう。

5-3. カテゴリー・タグを見直す

投稿を複製した場合、カテゴリーやタグが元記事から引き継がれることがあります。

新しい記事の内容が元記事と同じジャンルであれば問題ありませんが、テーマが少し違う場合は見直しが必要です。カテゴリーやタグが合っていないと、サイト内の一覧ページや関連記事の表示に影響することがあります。

特にブログやオウンドメディアでは、カテゴリー設計がSEOやユーザー導線に関わります。複製後は、新しい記事にふさわしいカテゴリーとタグを設定しましょう。

5-4. アイキャッチ画像を変更する

複製後は、アイキャッチ画像も確認します。

元記事と同じアイキャッチ画像のまま公開すると、記事一覧や関連記事欄で似たページに見えてしまいます。ユーザーが別の記事だと判断しにくくなることもあります。

内容が異なる記事であれば、新しいテーマに合った画像へ変更しましょう。固定ページの場合も、ページ上部のメイン画像やバナーが元ページのままになっていないか確認が必要です。

画像の代替テキストも、必要に応じて新しい内容に合わせて修正しましょう。

5-5. メタディスクリプション・SEOタイトルを修正する

SEOプラグインを使っている場合、複製元のSEOタイトルやメタディスクリプションが引き継がれることがあります。

そのまま公開すると、検索結果に表示されるタイトルや説明文が元記事と似たものになり、検索ユーザーにとって違いがわかりにくくなります。

SEOタイトルには、新しい記事のキーワードや内容を反映させましょう。メタディスクリプションには、記事の要点や読むメリットを自然な文章でまとめます。

「ワードプレス 複製」を狙う記事であれば、WordPressの記事や固定ページを複製する方法、プラグインあり・なしの手順、注意点などが伝わる説明文にすると効果的です。

5-6. 内部リンク・ボタンリンク・画像リンクを確認する

複製後は、本文内のリンクも必ず確認しましょう。

内部リンクが元記事の文脈に合わせたままになっていると、新しい記事では不自然になる場合があります。ボタンリンクやバナーリンクが古いキャンペーンページ、終了したサービスページ、複製元のページに向いたままになっていることもあります。

特に、問い合わせボタン、資料請求ボタン、購入ボタン、予約ボタンなどは重要です。リンク先が間違っていると、成果につながらないだけでなく、ユーザーの信頼を損なう可能性があります。

画像にリンクを設定している場合も、リンク先や開き方を確認しておきましょう。

5-7. 公開状態・予約投稿・下書き状態を確認する

最後に、公開状態を確認します。

複製プラグインによっては、複製後の記事が下書き、非公開、公開済みなど、設定に応じた状態で作成されます。初心者の場合は、複製後にすぐ公開されないよう、下書き状態で作成する設定にしておくのがおすすめです。

また、予約投稿を複製した場合は、公開日時が元記事から引き継がれていないか確認しましょう。意図しない日時で公開されると、運営スケジュールに影響することがあります。

公開前には、プレビューで表示を確認し、問題がないことを確認してから公開しましょう。

6. WordPressで記事・固定ページを複製するときの注意点

WordPressで記事や固定ページを複製すること自体は便利ですが、使い方を間違えるとトラブルの原因になります。

特に注意したいのは、重複コンテンツ、URL、SEO設定、フォーム、ページビルダー、プラグイン管理、バックアップです。

複製は効率化のための作業ですが、複製しただけのページをそのまま公開するのは避けましょう。新しいページとして価値のある内容に修正してから公開することが大切です。

6-1. 重複コンテンツにならないよう本文を修正する

複製した記事をほぼ同じ内容のまま公開すると、重複コンテンツになる可能性があります。

重複コンテンツとは、同じサイト内または別サイトに、非常に似た内容のページが存在する状態です。検索エンジンがどちらのページを評価すべきか判断しにくくなる場合があります。

複製後は、タイトルだけでなく本文も新しいテーマに合わせて修正しましょう。見出し、導入文、具体例、画像、リンク、まとめなどを見直し、ユーザーにとって独自の価値があるページにすることが重要です。

6-2. 複製元と同じURLにしない

WordPressでは、通常同じURLのページを2つ作成することはできません。

ただし、複製後に似たスラッグが自動で付けられることがあります。たとえば、元ページが service であれば、複製ページが service-2 のようになる場合があります。

そのまま公開すると、URLだけでは内容の違いがわかりにくくなります。ユーザーにも検索エンジンにも伝わりやすいよう、新しいページの内容に合ったURLへ変更しましょう。

また、すでに公開済みのページのURLを変更する場合は、リダイレクト設定が必要になることもあります。既存ページのURL変更は慎重に行いましょう。

6-3. noindex・canonical設定を確認する

SEOプラグインを使っている場合、noindexやcanonicalの設定が複製元から引き継がれることがあります。

noindexが設定されたまま公開すると、検索エンジンにインデックスされない可能性があります。検索結果に表示したい記事であれば、noindexになっていないか確認しましょう。

canonical設定も重要です。canonicalが複製元の記事を指したままだと、検索エンジンに対して「元記事を正規ページとして扱ってください」と伝える状態になる場合があります。

複製後のページを独立した記事として公開したい場合は、canonical設定が適切か確認してください。

6-4. 問い合わせフォームやショートコードの動作を確認する

固定ページを複製する場合は、問い合わせフォームやショートコードの動作確認が必要です。

フォームのショートコードが正しく表示されているか、送信先メールアドレスが正しいか、自動返信メールの内容がページに合っているかを確認しましょう。

また、予約フォーム、資料請求フォーム、商品購入ボタン、会員登録フォームなどを含むページでは、複製後に設定が元ページのままになっていないか注意が必要です。

ショートコード自体はコピーされても、関連するフォーム設定や表示条件は別管理になっている場合があります。公開前に必ずテスト送信や動作確認を行いましょう。

6-5. Elementorなどページビルダー使用時の注意点

Elementorなどのページビルダーを使っている場合、通常の本文コピーだけではレイアウトが完全に再現されないことがあります。

ページビルダーには独自のデータ構造やテンプレート設定があるため、単純に本文をコピーするだけでは、余白、カラム、背景画像、アニメーション、レスポンシブ設定などが崩れる場合があります。

ページビルダーを使って作成したページを複製する場合は、対応している複製プラグインを使うか、ページビルダー側のテンプレート保存機能を活用するのがおすすめです。

複製後は、PC表示だけでなく、スマートフォン表示やタブレット表示も確認しましょう。

6-6. プラグインを増やしすぎないようにする

WordPressでは便利なプラグインが多くありますが、必要以上に増やしすぎるのは避けましょう。

プラグインが増えると、管理が複雑になります。また、プラグイン同士の競合や、表示速度への影響が出る場合もあります。使っていないプラグインを放置すると、セキュリティ上のリスクになることもあります。

複製プラグインを導入する場合は、本当に必要かどうかを考えましょう。頻繁に記事や固定ページを複製するなら導入する価値がありますが、1回だけコピーしたいならプラグインなしの方法でも十分です。

使わなくなったプラグインは、停止するだけでなく、不要であれば削除することも検討しましょう。

6-7. 作業前にバックアップを取る

WordPressで複製作業を行う前には、できればバックアップを取っておきましょう。

特に、複数ページを一括複製する場合、固定ページのレイアウトを大きく編集する場合、ページビルダーやカスタムフィールドを使っている場合は、予期しないトラブルが起こる可能性があります。

バックアップがあれば、万が一レイアウトが崩れたり、必要なページを誤って削除したりしても復元しやすくなります。

サーバーのバックアップ機能や、WordPressのバックアッププラグインを活用し、作業前に安全な状態を確保しておきましょう。

7. WordPressで複製できない・表示されないときの対処法

WordPressで複製プラグインを導入しても、複製ボタンが表示されない、コピーが作成されない、レイアウトが崩れるといった問題が起こることがあります。

原因は、プラグイン設定、ユーザー権限、テーマやプラグインの競合、ブロックやページビルダーの仕様などさまざまです。

焦って何度も操作する前に、原因を一つずつ確認していきましょう。

7-1. 複製ボタンが表示されない場合の確認ポイント

複製ボタンが表示されない場合は、まずプラグインが有効化されているか確認します。

管理画面の「プラグイン」から、複製プラグインが有効になっているかを見ましょう。インストールしただけで有効化していない場合、複製機能は使えません。

次に、プラグインの設定画面を確認します。複製を許可する投稿タイプが制限されている場合、投稿では表示されるのに固定ページでは表示されない、またはカスタム投稿では表示されないことがあります。

また、投稿一覧や固定ページ一覧の表示オプションによって、操作リンクが見えにくくなっている場合もあります。カーソルを記事タイトル付近に合わせると表示されることが多いので確認してみましょう。

7-2. プラグインを有効化しても複製できない場合

プラグインを有効化しても複製できない場合は、設定や環境に問題がある可能性があります。

まず、WordPress本体、テーマ、プラグインが古くないか確認しましょう。古いバージョンのままだと、複製プラグインが正常に動作しないことがあります。

次に、複製対象の投稿タイプがプラグインに対応しているか確認します。投稿や固定ページは複製できても、テーマ独自のカスタム投稿は対象外になっている場合があります。

それでも解決しない場合は、別の複製プラグインを試す、または一時的にほかのプラグインを停止して競合を確認する方法があります。

7-3. 権限不足で複製できない場合

WordPressでは、ユーザー権限によって操作できる範囲が異なります。

管理者であれば多くの操作ができますが、編集者、投稿者、寄稿者などの権限では、複製や編集に制限がかかる場合があります。

複製ボタンが表示されない、複製しても保存できない、固定ページを編集できないといった場合は、自分のユーザー権限を確認しましょう。

複数人でサイトを運営している場合は、管理者に権限を確認してもらう必要があります。複製プラグインによっては、どの権限のユーザーに複製を許可するか設定できるものもあります。

7-4. 複製後にレイアウトが崩れる場合

複製後にレイアウトが崩れる場合は、テーマ、ブロック、ページビルダー、カスタムCSSなどが関係している可能性があります。

まず、複製元と複製後のページテンプレートが同じか確認しましょう。固定ページでは、テンプレート設定が変わるとレイアウトが大きく変わることがあります。

次に、ページビルダーや独自ブロックが正しくコピーされているか確認します。ショートコードやカスタムフィールドが引き継がれていない場合、表示が崩れる原因になります。

キャッシュプラグインを使っている場合は、キャッシュを削除してから再確認することも大切です。古い表示が残っているだけで、実際には正しく複製されている場合もあります。

7-5. 画像や装飾がうまくコピーされない場合

画像や装飾がうまくコピーされない場合は、コピー方法を見直しましょう。

プラグインなしで本文をコピーした場合、画像ブロック自体はコピーされても、画像の配置や装飾、リンク設定が完全に再現されないことがあります。また、クラシックエディターとブロックエディターの間でコピーすると、装飾が崩れる場合もあります。

複雑なレイアウトを含むページでは、手動コピーよりも複製プラグインを使ったほうが安定することがあります。

それでもうまくいかない場合は、画像を再挿入する、装飾を再設定する、ページビルダーのテンプレート機能を使うなどの方法を試しましょう。

7-6. プラグイン同士の競合が疑われる場合

複製プラグインが正常に動作しない場合、ほかのプラグインとの競合が原因になっていることがあります。

特に、SEOプラグイン、ページビルダー、カスタムフィールド系プラグイン、権限管理プラグイン、キャッシュプラグインなどは、複製機能に影響する場合があります。

競合を確認するには、不要なプラグインを一時的に停止し、複製機能が動作するかを確認します。ただし、本番サイトでいきなり停止すると表示や機能に影響する可能性があります。

可能であれば、ステージング環境やテスト環境で検証しましょう。原因のプラグインがわかった場合は、設定を変更する、別のプラグインに切り替える、開発元の情報を確認するなどの対応を行います。

8. WordPressの記事・固定ページ複製に関するよくある質問

ここでは、WordPressの記事・固定ページを複製するときによくある質問に回答します。

複製は便利な機能ですが、SEOや公開状態、画像、プラグイン削除後の影響など、初心者が不安に感じやすいポイントもあります。作業前に疑問を解消しておきましょう。

8-1. 固定ページと投稿は同じ方法で複製できる?

基本的には、固定ページと投稿は同じような方法で複製できます。

プラグインなしの場合は、投稿でも固定ページでも本文をコピーして新規作成画面に貼り付けます。ブロックエディターを使っていれば、「すべてのブロックをコピー」で本文をまとめてコピーできます。

プラグインを使う場合も、多くの複製プラグインは投稿と固定ページの両方に対応しています。ただし、プラグインの設定で固定ページの複製が無効になっている場合もあるため、表示されないときは設定を確認しましょう。

8-2. 複製した記事はSEOに悪影響がある?

複製しただけでは、必ずSEOに悪影響が出るとは限りません。

問題になるのは、複製元とほとんど同じ内容のまま公開してしまうことです。同じようなタイトル、本文、メタディスクリプションのページが複数存在すると、検索エンジンが評価するページを判断しにくくなる場合があります。

複製後は、タイトル、本文、見出し、画像、内部リンク、SEO設定を新しい内容に合わせて修正しましょう。ユーザーにとって独自の価値があるページにすれば、複製を作業効率化の手段として安全に活用できます。

8-3. 複製元の記事に影響はある?

通常、複製しただけで元の記事や固定ページに影響が出ることはありません。

複製は、元のページをもとに新しいコピーを作成する操作です。複製後のページを編集しても、元記事の本文や設定が自動で変わるわけではありません。

ただし、再利用ブロックや共通テンプレート、ページビルダーのグローバルパーツなどを使っている場合は注意が必要です。共通パーツを編集すると、ほかのページにも変更が反映されることがあります。

複製後に個別の内容として編集したい場合は、共通パーツの扱いを確認してから作業しましょう。

8-4. 画像やカテゴリーも一緒に複製される?

プラグインを使う場合、画像やカテゴリー、タグ、アイキャッチ画像などが一緒に複製されることがあります。

ただし、どの項目が複製されるかはプラグインや設定によって異なります。本文内の画像はコピーされても、アイキャッチ画像やカスタムフィールドは引き継がれない場合もあります。

プラグインなしで手動コピーする場合は、基本的に本文部分のコピーが中心です。カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、SEO設定などは手動で設定する必要があります。

複製後は、画像、カテゴリー、タグが新しい記事に合っているか必ず確認しましょう。

8-5. プラグインを削除しても複製済みの記事は消えない?

通常、複製プラグインを削除しても、すでに複製して作成した記事や固定ページは消えません。

複製プラグインは、既存の記事をもとに新しい投稿データを作成するためのものです。一度作成された記事や固定ページは、通常のWordPressコンテンツとして保存されます。

ただし、プラグイン独自の機能やメタ情報に依存している場合、一部の設定が表示されなくなる可能性はあります。プラグインを削除する前に、複製済みのページが問題なく表示されるか確認しておくと安心です。

8-6. 複製した記事を安全に公開する手順は?

複製した記事を安全に公開するには、まず下書き状態で作成するのがおすすめです。

複製後は、タイトル、URLスラッグ、本文、見出し、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、SEOタイトル、メタディスクリプション、内部リンクを確認します。

次に、プレビューで表示を確認します。PCだけでなく、スマートフォンでの見え方もチェックしましょう。問い合わせフォームやボタンがある場合は、リンク先や送信動作も確認します。

問題がなければ、公開日時を設定し、必要に応じて予約投稿または公開を行います。公開後は、実際のページを開いて、レイアウトやリンクに問題がないか最終確認すると安心です。

まとめ

WordPressの記事や固定ページは、プラグインなしでも、プラグインを使っても複製できます。

プラグインなしの場合は、ブロックエディターの「すべてのブロックをコピー」を使うと、本文部分を簡単にコピーできます。ただし、タイトル、URL、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、SEO設定などは手動で設定する必要があります。

一方、複製プラグインを使えば、投稿一覧や固定ページ一覧からワンクリックで記事をコピーできます。Yoast Duplicate PostやDuplicate Pageなどを使えば、初心者でも効率よくページを複製できます。

ただし、複製したページをそのまま公開するのは避けましょう。タイトルや本文が重複していると、ユーザーにとってわかりにくく、SEO面でも好ましくありません。複製後は、新しいページとして内容を修正し、URL、SEO設定、リンク、画像、公開状態を必ず確認することが大切です。

「ワードプレス 複製」は、正しく使えば記事作成や固定ページ作成を大幅に効率化できる便利な方法です。サイト運営の手間を減らしながら、品質の高いコンテンツを作るために、目的に合った複製方法を選びましょう。