WordPressでLPを作る方法|初心者向けに無料テーマ・プラグイン・費用まで徹底解説

はじめに

WordPressでLPを作りたいものの、「固定ページだけで作れるのか」「無料テーマでも成果につながるのか」「プラグインは何を入れればよいのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

LP、つまりランディングページは、商品購入・資料請求・問い合わせ・予約など、特定の成果につなげるためのページです。WordPressを使えば、専門的なコーディング知識がなくても、テーマやプラグインを活用してLPを作成できます。

一方で、ただ見た目を整えるだけでは成果は出ません。ターゲット設定、ページ構成、CTA、スマホ対応、表示速度、SEO対策、公開後の改善まで考えて作ることが重要です。

この記事では、WordPressでLPを作る方法を初心者向けにわかりやすく解説します。無料テーマ・有料テーマ・プラグイン・費用相場・作成手順・成約率を高めるポイントまでまとめているので、これからWordPressでLP制作を始めたい方はぜひ参考にしてください。

1. WordPressでLPを作る前に知っておきたい基礎知識

1-1. LP(ランディングページ)とは?通常のホームページや記事ページとの違い

LPとは「Landing Page」の略で、ユーザーが広告や検索結果、SNS、メールマガジンなどから最初に着地するページを指します。広い意味ではすべての入口ページがLPですが、Webマーケティングでは一般的に、商品購入・問い合わせ・資料請求・無料相談などの成果を獲得するために作られた縦長の専用ページを意味します。

通常のホームページは、会社情報、サービス紹介、採用情報、ブログ、お問い合わせなど複数のページへ回遊してもらうことを目的に作られます。一方、LPはひとつの目的に集中させるページです。余計なリンクを減らし、ユーザーの悩みやニーズに沿って情報を順番に伝え、最終的にCTAへ誘導します。

記事ページは検索流入を目的に情報提供する役割が強く、LPは行動を促す役割が強いという違いがあります。WordPressでLPを作る場合も、通常の記事とは異なり「誰に、何を伝え、どんな行動をしてもらうか」を明確にしてから制作することが大切です。

1-2. WordPressでLPを作るメリット

WordPressでLPを作る大きなメリットは、専門知識が少なくても自分で更新・改善しやすい点です。WordPressはテーマやブロックエディター、プラグインを活用することで、コードを書かずにページを作りやすいCMSです。公式サイトでも、ブロックやテーマを使って柔軟にWebサイトを作成できる点が紹介されています。WordPress.org

また、既存のWordPressサイト内にLPを追加できるため、ブログ記事やサービスページから内部リンクで誘導しやすいのも利点です。広告用LP、SEO用LP、キャンペーンページ、セミナー募集ページなどを必要に応じて増やせます。

さらに、プラグインを使えば問い合わせフォーム、CTAボタン、ポップアップ、アクセス解析、SEO設定、表示速度改善なども比較的簡単に導入できます。制作会社に毎回依頼しなくても、テキスト修正や画像差し替え、CTA改善などを自社で行えるため、運用コストを抑えやすいのも魅力です。

1-3. WordPressでLPを作るデメリット・注意点

WordPressでLPを作る場合、自由度が高い反面、設計を間違えると成果につながりにくいページになることがあります。テーマやプラグインを入れるだけで売れるLPが完成するわけではありません。

特に注意したいのは、表示速度、セキュリティ、スマホ対応、プラグインの入れすぎです。画像を大量に使ったり、重いページビルダーや不要なプラグインを複数入れたりすると、ページの読み込みが遅くなり、ユーザーの離脱につながります。GoogleのPageSpeed Insightsでは、LCP、INP、CLSといったCore Web Vitalsがページ体験の重要な指標として扱われています。Google for Developers

また、WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的な更新が必要です。放置すると不具合やセキュリティリスクが高まる可能性があります。LP公開後もメンテナンスできる体制を整えておきましょう。

1-4. WordPressで作れるLPの主な種類

WordPressでは、さまざまな目的のLPを作成できます。代表的なものは、商品販売LP、サービス紹介LP、資料請求LP、問い合わせ獲得LP、セミナー・イベント集客LP、採用LP、キャンペーンLP、メルマガ登録LPなどです。

たとえばBtoBサービスなら、課題提起、解決策、導入メリット、事例、料金、資料請求フォームを入れたLPが向いています。個人向け商品なら、悩みの共感、商品の特徴、利用者の声、ビフォーアフター、限定特典、購入ボタンを配置する構成が考えられます。

同じWordPress LPでも、目的によって必要な構成は変わります。問い合わせを増やしたいのか、購入してほしいのか、無料相談に申し込んでほしいのかを最初に決めましょう。

1-5. LP制作にWordPressが向いている人・向いていない人

WordPressでのLP制作が向いているのは、自分でページを更新したい人、費用を抑えてLPを作りたい人、既存のWordPressサイトを活用したい人、ブログやSEO記事と連携して集客したい人です。

一方で、短期間で高品質なデザインとコピーを用意したい場合や、広告運用とセットで本格的に成果を追求したい場合は、制作会社やマーケティングに強いフリーランスへ依頼したほうがよいケースもあります。

WordPressは便利なツールですが、成果を出すには設計力、文章力、デザイン、分析、改善が必要です。自作する場合も、まずは小さく公開し、アクセス解析を見ながら改善していく前提で進めましょう。

2. WordPressでLPを作る方法は3つ

2-1. 方法1:無料テーマ・有料テーマを使って作る

もっとも始めやすい方法は、WordPressテーマを使ってLPを作る方法です。テーマにはサイト全体のデザインやレイアウト機能が含まれており、固定ページを使ってLPを作成できます。

無料テーマでも、ブロックエディターに対応していれば、見出し、画像、ボタン、カラム、FAQなどを組み合わせてLPを作ることができます。有料テーマの場合は、LP用テンプレート、CTA機能、デザイン済みパーツ、広告タグ設定、SEO設定などが用意されていることも多く、初心者でも整ったページを作りやすいのが特徴です。

テーマを選ぶ際は、デザインだけでなく、スマホ表示、表示速度、ブロックエディター対応、カスタマイズ性、サポート体制を確認しましょう。

2-2. 方法2:LP作成プラグイン・ページビルダーで作る

次に、LP作成プラグインやページビルダーを使う方法があります。代表的なページビルダー系プラグインには、Elementor、Spectra、Beaver Builder、SiteOrigin Page Builderなどがあります。

ページビルダーを使うと、ドラッグ&ドロップでセクションを配置し、画像、テキスト、ボタン、フォーム、アイコン、見出しなどを視覚的に編集できます。デザインの自由度が高く、テンプレートを使えば短時間でLPらしい見た目を作れる点が魅力です。

ただし、ページビルダーは便利な反面、使いすぎるとページが重くなることがあります。また、別のテーマやプラグインへ移行するとレイアウトが崩れる可能性もあるため、長期運用を考えて選ぶことが大切です。

2-3. 方法3:制作会社やフリーランスに依頼する

3つ目は、制作会社やフリーランスにLP制作を依頼する方法です。費用はかかりますが、戦略設計、構成作成、コピーライティング、デザイン、コーディング、フォーム設定、解析タグ設置まで任せられる場合があります。

特に広告費をかけて集客するLPや、高単価サービスの問い合わせ獲得を狙うLPでは、プロに依頼したほうが結果的に費用対効果が高くなることもあります。

外注する場合は、「デザインだけ」なのか、「原稿作成込み」なのか、「WordPress実装込み」なのか、「公開後の改善サポート込み」なのかを必ず確認しましょう。見積もり金額だけで判断せず、納品範囲と運用サポートまで比較することが重要です。

2-4. 初心者におすすめの作り方はどれ?

初心者におすすめなのは、まず無料テーマまたは使い慣れたテーマの固定ページでLPを作る方法です。最初から高機能なページビルダーを使いこなそうとすると、デザイン調整に時間がかかり、肝心の訴求内容が弱くなることがあります。

まずは、LPの目的、ターゲット、構成、CTAを明確にし、シンプルなデザインで公開しましょう。その後、アクセス解析や問い合わせ数を見ながら、必要に応じて有料テーマやページビルダーを導入する流れがおすすめです。

すでに広告を出す予定がある、競合が強い、売上に直結する重要なLPを作りたいという場合は、最初からプロに依頼する選択肢も検討しましょう。

2-5. 目的別|自作・外注・テンプレート利用の選び方

費用を抑えてテストしたい場合は、自作がおすすめです。無料テーマと無料プラグインを使えば、サーバー代とドメイン代を中心に低コストで始められます。

短期間で見栄えのよいLPを作りたい場合は、有料テーマやテンプレートの利用が向いています。デザイン済みパーツを活用できるため、初心者でも整ったページを作りやすくなります。

広告運用や本格的な販売促進を目的にする場合は、外注が向いています。ターゲット分析、競合調査、コピーライティング、デザイン、改善提案まで含めて依頼できる相手を選ぶと、成果につながりやすくなります。

3. WordPressでLPを自作するために必要なもの

3-1. WordPress本体

WordPressでLPを作るには、まずWordPress本体が必要です。WordPressには大きく分けて、レンタルサーバーにインストールして使うWordPress.org版と、ホスティング込みで利用できるWordPress.com版があります。

自由度高くLPを作りたい場合は、一般的にレンタルサーバーへインストールするWordPress.org版が選ばれます。テーマやプラグインを自由に追加でき、広告タグや解析ツールも設置しやすいためです。

3-2. レンタルサーバー

WordPressを運用するには、Webサイトのデータを置くレンタルサーバーが必要です。LPでは表示速度が成果に影響しやすいため、安さだけでなく、WordPressの簡単インストール機能、SSL設定、バックアップ機能、サポート体制、処理速度を確認しましょう。

初心者の場合は、WordPressの自動インストール機能があるサーバーを選ぶと設定が簡単です。サーバーによっては、契約時にWordPress、独自ドメイン、SSLまでまとめて設定できるプランもあります。

3-3. 独自ドメイン

独自ドメインは、Webサイトの住所にあたるものです。企業やサービスの信頼性を高めるためにも、LPには独自ドメインの利用がおすすめです。

既存サイトがある場合は、同じドメイン内にLPを作ることもできます。たとえば「example.com/lp/」のようなURLにすれば、既存サイトからの内部リンクやSEO評価を活用しやすくなります。広告専用やキャンペーン専用にしたい場合は、別ドメインやサブドメインを使う方法もあります。

3-4. WordPressテーマ

WordPressテーマは、サイト全体のデザインやレイアウトを決めるテンプレートです。LP制作では、余白やボタン、見出し、カラム、レスポンシブ対応、CTA設置のしやすさが重要になります。

LP向けのテーマを選ぶ場合は、1カラムレイアウトに対応しているか、ヘッダーやサイドバーを非表示にできるか、スマホで読みやすいか、ブロックエディターで編集しやすいかを確認しましょう。

3-5. LP作成に役立つプラグイン

LP作成では、ページビルダー、問い合わせフォーム、SEO、画像圧縮、キャッシュ、アクセス解析、CTA改善などのプラグインが役立ちます。

たとえば、フォーム作成にはContact Form 7やWPForms、SEO設定にはSEO系プラグイン、表示速度改善にはキャッシュ系・画像圧縮系プラグインが使われます。ページデザインを細かく作りたい場合は、Elementorなどのページビルダーを検討してもよいでしょう。

ただし、プラグインは多ければよいわけではありません。必要な機能に絞り、定期的に更新されているものを選びましょう。

3-6. 原稿・画像・CTAなどのコンテンツ素材

LP制作で最も重要なのは、デザインよりもコンテンツです。ターゲットの悩み、商品・サービスの強み、導入メリット、実績、口コミ、料金、FAQ、CTA文言などを事前に整理しましょう。

画像素材も重要です。サービスの利用イメージ、商品写真、スタッフ写真、導入事例、図解、アイコンなどがあると、ユーザーに伝わりやすくなります。フリー素材だけに頼ると独自性が弱くなるため、可能であれば実際の写真やオリジナル画像を用意しましょう。

3-7. アクセス解析・効果測定ツール

LPは公開して終わりではなく、公開後の改善が重要です。Google Analytics、Google Search Console、ヒートマップツール、フォーム計測、広告管理画面などを使い、流入数、クリック率、離脱率、コンバージョン率を確認しましょう。

どのCTAがクリックされているか、どこで離脱しているか、スマホで読みにくい箇所はないかを分析することで、LPの成果を改善できます。

4. 初心者向け|WordPressでLPを作る手順

4-1. 手順1:LPの目的とターゲットを決める

最初に決めるべきことは、LPの目的です。問い合わせを増やしたいのか、商品を購入してほしいのか、資料請求を獲得したいのか、無料相談へ申し込んでほしいのかを明確にしましょう。

次にターゲットを具体化します。年齢、性別、職業、悩み、購入前の不安、比較している競合、求めている結果などを整理します。ターゲットが曖昧なまま作ると、誰にも刺さらないLPになりやすいです。

4-2. 手順2:LPの構成・ワイヤーフレームを作る

目的とターゲットが決まったら、LPの構成を作ります。いきなりWordPressでデザインを始めるのではなく、まずは紙やスライド、ドキュメントでワイヤーフレームを作りましょう。

基本構成は、ファーストビュー、悩みの提示、解決策、商品・サービス紹介、ベネフィット、実績・口コミ、料金、FAQ、CTAです。ユーザーの心理の流れに合わせて、上から順番に情報を配置することが大切です。

4-3. 手順3:レンタルサーバーとドメインを準備する

WordPressを新しく始める場合は、レンタルサーバーと独自ドメインを準備します。すでにWordPressサイトを持っている場合は、既存サイト内の固定ページとしてLPを作成できます。

新規で始める場合は、WordPress簡単インストール、無料SSL、自動バックアップ、サポート体制があるサーバーを選ぶと安心です。

4-4. 手順4:WordPressをインストールする

サーバーとドメインを用意したら、WordPressをインストールします。多くのレンタルサーバーでは、管理画面から数クリックでWordPressを設置できます。

インストール後は、SSL化、パーマリンク設定、サイトタイトル、管理者メールアドレス、不要な初期プラグインの整理などを行いましょう。LP公開前に基本設定を整えておくことで、後のトラブルを防ぎやすくなります。

4-5. 手順5:LP向けテーマまたはプラグインを導入する

次に、LP制作に向いたテーマやページビルダーを導入します。無料テーマで始める場合は、ブロックエディターに対応し、1カラムページを作りやすいものを選びましょう。有料テーマを使う場合は、LPテンプレートやCTA機能があるかを確認します。

ページビルダーを使う場合は、デザインの自由度と表示速度のバランスを見ましょう。最初は機能を増やしすぎず、必要最低限の構成で作るのがおすすめです。

4-6. 手順6:ファーストビューを作成する

ファーストビューは、ユーザーがページを開いて最初に見る部分です。ここで「自分に関係がある」と思ってもらえなければ、すぐに離脱されてしまいます。

ファーストビューには、誰向けのページか、何を提供しているのか、どんなメリットがあるのか、次に何をすればよいのかを入れましょう。キャッチコピー、サブコピー、メイン画像、CTAボタン、実績や権威性を示す要素を配置すると効果的です。

4-7. 手順7:商品・サービスの魅力やベネフィットを伝える

LPでは、機能や特徴だけでなく、ユーザーが得られるベネフィットを伝えることが重要です。たとえば「操作が簡単」という特徴だけでなく、「専門知識がなくても短時間で更新できる」のように、利用後の変化を具体的に表現しましょう。

ユーザーは商品そのものではなく、悩みが解決された未来に価値を感じます。特徴、メリット、ベネフィットを分けて整理し、読み手の言葉で伝えることが大切です。

4-8. 手順8:実績・口コミ・事例で信頼性を高める

LPでは信頼性が成約率に大きく影響します。実績数、導入企業、利用者の声、事例、受賞歴、メディア掲載、専門家の推薦、運営者情報などを掲載しましょう。

特に口コミや事例は、ユーザーの不安を減らす効果があります。可能であれば、どのような課題があり、導入後にどう変化したのかを具体的に紹介すると説得力が高まります。

4-9. 手順9:CTAボタンや問い合わせフォームを設置する

CTAとは、ユーザーに行動を促す要素です。「無料相談する」「資料をダウンロードする」「今すぐ申し込む」「問い合わせる」などが代表的です。

CTAボタンは、ファーストビュー、サービス説明後、実績紹介後、料金表の下、FAQの後、ページ最下部など複数箇所に設置しましょう。フォームを設置する場合は、入力項目を必要最低限にし、ユーザーの負担を減らすことが大切です。

4-10. 手順10:スマホ表示・表示速度・動作確認を行う

LP公開前には、必ずスマホ表示を確認しましょう。現在のユーザーはスマホからLPを見ることも多いため、文字サイズ、ボタンの押しやすさ、画像の見え方、余白、フォーム入力のしやすさをチェックします。

また、表示速度も重要です。GoogleのPageSpeed Insightsを使えば、ページ速度や改善点を確認できます。PageSpeed Insights 画像の圧縮、不要なプラグインの削除、キャッシュ設定、フォントやアニメーションの見直しを行いましょう。

4-11. 手順11:公開後にアクセス解析と改善を行う

LPは公開後の改善で成果が変わります。アクセス数、流入元、CTAクリック率、フォーム到達率、コンバージョン率を確認し、問題点を見つけましょう。

たとえばアクセスはあるのに問い合わせが少ない場合は、CTAや訴求内容に問題があるかもしれません。フォーム到達後に離脱が多い場合は、入力項目が多すぎる可能性があります。データを見ながら改善を繰り返すことが、成果の出るLPへの近道です。

5. WordPressのLP制作におすすめの無料テーマ・有料テーマ

5-1. LP制作に向いているWordPressテーマの選び方

LP制作に向いているテーマを選ぶ際は、1カラムレイアウト、ヘッダー・フッターの調整、CTA設置、ブロックエディター対応、表示速度、スマホ対応、デザインパーツの豊富さを確認しましょう。

また、テーマの更新頻度やサポート体制も重要です。長く運用するLPでは、WordPress本体のアップデートに対応しているテーマを選ぶ必要があります。

5-2. 無料テーマでLPを作るメリット・注意点

無料テーマのメリットは、初期費用を抑えられることです。WordPressに慣れていない初心者でも、まずは無料テーマでLP制作を試せます。

一方で、無料テーマはLP専用機能が少ないこともあります。デザイン済みテンプレートやCTA機能が不足している場合は、ブロックやプラグインで補う必要があります。無料テーマを使う場合は、シンプルな構成にして、読みやすさと導線を重視しましょう。

5-3. 初心者におすすめの無料テーマ

初心者が無料テーマでLPを作るなら、Cocoon、Lightning、Astra、Kadence、GeneratePressなどが候補になります。AstraはWordPress.orgの公式テーマディレクトリでも、ページビルダーとの相性やカスタマイズ性が紹介されています。WordPress.org Kadenceも軽量で、ヘッダー・フッターの作成やスターターテンプレートが特徴として紹介されています。WordPress.org

日本語環境で使いやすいテーマを選びたい場合は、CocoonやLightningも検討しやすい選択肢です。企業サイトやブログと連携しながらLPを作りたい場合は、既存サイトのデザインに合わせやすいテーマを選ぶとよいでしょう。

5-4. 有料テーマでLPを作るメリット

有料テーマを使うメリットは、デザイン性と機能性が高く、初心者でも完成度の高いLPを作りやすい点です。LPテンプレート、CTA機能、ランキング機能、広告管理、装飾ブロック、SEO設定などが用意されているテーマもあります。

また、マニュアルやサポートが充実していることも多く、トラブル時に調べやすいのも利点です。自作でも見栄えのよいLPを作りたい場合や、集客・成約を意識したサイト運営をしたい場合は、有料テーマを検討する価値があります。

5-5. 集客・成約を重視する人におすすめの有料テーマ

集客や成約を重視する場合は、SWELL、AFFINGER、THE THOR、JIN:R、Emanon、Snow Monkeyなどが候補になります。日本国内のWordPressテーマ人気ランキングでは、SWELL、Cocoon、Lightning、JIN、AFFINGERなどが上位に掲載されています。WP-Search

有料テーマを選ぶときは、「LP用テンプレートがあるか」「CTAを設置しやすいか」「ブロックエディターで編集しやすいか」「スマホ表示がきれいか」「表示速度に配慮されているか」を確認しましょう。

5-6. テーマ選びで失敗しないためのチェックポイント

テーマ選びで失敗しないためには、デモサイトの見た目だけで判断しないことが大切です。実際に自分が作りたいLPの構成を再現できるかを確認しましょう。

チェックすべきポイントは、レスポンシブ対応、表示速度、固定ページの自由度、ブロックパターン、CTA機能、フォームとの相性、サポート、更新頻度です。特にLPは成果が目的なので、デザインの美しさだけでなく、CTAまで自然に誘導できる構成を作れるテーマを選びましょう。

6. WordPressのLP作成におすすめのプラグイン

6-1. LP作成プラグインでできること

LP作成プラグインを使うと、通常の固定ページよりも自由度高くデザインできます。セクションの追加、カラムレイアウト、ボタン、アイコン、アニメーション、フォーム、テンプレート挿入などが可能です。

特にページビルダー系プラグインは、コードを書かずにLPを作りたい初心者に向いています。ただし、デザインにこだわりすぎると読み込みが重くなることがあるため、必要な要素に絞って使いましょう。

6-2. ページビルダー系プラグインの特徴

代表的なページビルダーには、Elementor、Beaver Builder、SiteOrigin Page Builder、Spectraなどがあります。Elementorは視覚的にページを編集しやすく、デザインテンプレートも豊富です。Spectraはブロックエディターを拡張するタイプで、WordPress標準の編集画面に近い感覚で使えます。

ページビルダーを選ぶ際は、操作性、テンプレート数、表示速度、テーマとの相性、有料版の必要性を確認しましょう。長期運用する場合は、プラグインを停止してもコンテンツが大きく崩れないかも重要なポイントです。

6-3. 問い合わせフォーム作成プラグイン

LPで問い合わせや資料請求を受け付けるなら、フォーム作成プラグインが必要です。代表的なものには、Contact Form 7、WPForms、MW WP Form、Snow Monkey Formsなどがあります。

フォームは、入力項目を増やしすぎないことが大切です。名前、メールアドレス、問い合わせ内容など、必要最低限の項目に絞ることで、離脱を防ぎやすくなります。BtoBの資料請求では会社名や役職が必要な場合もありますが、必須項目を増やすほど入力負担が高くなる点に注意しましょう。

6-4. CTA・ポップアップ・コンバージョン改善系プラグイン

CTA改善には、ボタン設置、固定CTA、ポップアップ、追従バナーなどのプラグインが役立ちます。たとえば、ページ下部に固定ボタンを表示したり、離脱前にポップアップを出したりすることで、コンバージョン機会を増やせます。

ただし、過度なポップアップはユーザー体験を損なう可能性があります。特にスマホでは画面が狭いため、閉じにくいポップアップや大きすぎるバナーは避けましょう。

6-5. SEO対策・表示速度改善に役立つプラグイン

WordPress LPのSEO対策には、SEO設定プラグイン、画像圧縮プラグイン、キャッシュプラグイン、サイトマップ生成プラグインなどが役立ちます。

SEO系プラグインでは、タイトルタグ、メタディスクリプション、OGP、noindex設定などを管理できます。表示速度改善では、画像圧縮、遅延読み込み、キャッシュ、不要なCSSやJavaScriptの最適化などが重要です。

ただし、キャッシュ系や最適化系プラグインは、設定によって表示崩れやフォーム不具合が起きることがあります。導入後は必ずスマホとPCの両方で動作確認をしましょう。

6-6. プラグインを入れすぎるリスクと注意点

プラグインを入れすぎると、表示速度の低下、不具合、セキュリティリスク、管理の手間が増える可能性があります。LP制作では便利なプラグインを次々に追加したくなりますが、本当に必要な機能だけに絞りましょう。

使っていないプラグインは停止ではなく削除し、導入中のプラグインは定期的に更新します。似た機能のプラグインを複数入れると競合しやすいため、役割を整理して管理することが大切です。

7. WordPressでLPを作る場合の費用相場

7-1. WordPressでLPを自作する場合の費用

WordPressでLPを自作する場合、主な費用はレンタルサーバー代、独自ドメイン代、有料テーマ代、有料プラグイン代、画像素材代です。無料テーマと無料プラグインを使えば、月額のサーバー代と年間のドメイン代を中心に始められます。

すでにWordPressサイトを持っている場合は、追加費用をほとんどかけずに固定ページとしてLPを作ることも可能です。ただし、写真撮影、原稿作成、デザイン素材などを外注する場合は別途費用がかかります。

7-2. 無料テーマ・無料プラグインで作る場合の費用

無料テーマと無料プラグインで作る場合、初期費用はかなり抑えられます。レンタルサーバー代は月額数百円から数千円程度、独自ドメイン代は年間数千円程度が目安です。

ただし、完全無料で作れるとしても、成果を出すには時間と労力が必要です。構成作成、文章作成、画像準備、デザイン調整、スマホ確認、解析設定などを自分で行う必要があります。

7-3. 有料テーマ・有料プラグインを使う場合の費用

有料テーマを使う場合は、買い切りで1万円台から数万円程度のものが多くあります。有料プラグインやページビルダーのPro版を使う場合は、年額課金になるケースもあります。

有料テーマや有料プラグインは費用がかかりますが、制作時間を短縮できたり、デザインの完成度を上げやすかったりするメリットがあります。自作で成果を狙いたい場合は、必要に応じて投資を検討しましょう。

7-4. 制作会社に依頼する場合の費用相場

LP制作を制作会社に依頼する場合、費用は依頼範囲によって大きく変わります。テンプレートを使った簡易的なLPなら10万円以下から対応しているケースもありますが、戦略設計、原稿作成、オリジナルデザイン、WordPress実装、フォーム設定、解析タグ設置まで含めると30万円から60万円程度、内容によっては100万円以上になることもあります。GMOらくらくホームページ制作+1

費用だけでなく、どこまで対応してもらえるのかを確認しましょう。特に「WordPressに実装されるのか」「公開後に修正できるのか」「スマホ対応は含まれるのか」「フォームや計測タグの設定は含まれるのか」は重要です。

7-5. フリーランスに依頼する場合の費用相場

フリーランスに依頼する場合は、制作会社より費用を抑えられることがあります。目安としては、簡易的なLPで数万円から、デザインやWordPress実装込みで10万円から30万円程度、マーケティング設計やライティングまで含めるとさらに高くなる場合があります。

フリーランスへ依頼する際は、過去の制作実績、得意分野、WordPress対応範囲、修正回数、納期、公開後のサポートを確認しましょう。安さだけで選ぶと、原稿は自社で用意する必要があったり、公開後の改善に対応してもらえなかったりすることがあります。

7-6. 費用を抑えながら成果の出るLPを作るコツ

費用を抑えながら成果を出すには、まず自社で目的、ターゲット、訴求内容、素材を整理しておくことが重要です。外注する場合でも、情報が整理されていれば制作側の工数を減らせます。

また、最初から完璧なLPを作ろうとせず、必要最低限の構成で公開し、データを見ながら改善する方法も有効です。高額なデザインに投資する前に、訴求内容やCTAの反応を確認しましょう。

8. 成果が出るWordPress LPの構成テンプレート

8-1. ファーストビュー

ファーストビューでは、誰のどんな悩みを解決するLPなのかを一瞬で伝えます。キャッチコピー、サブコピー、メインビジュアル、CTAボタン、実績や信頼性を示す要素を配置しましょう。

たとえば「中小企業向け」「初心者向け」「最短○日」「無料相談受付中」など、対象者やメリットがすぐに分かる表現を入れると効果的です。

8-2. 悩み・課題の提示

次に、ユーザーが抱えている悩みや課題を提示します。「こんなお悩みはありませんか?」という形で箇条書きにすると、共感を得やすくなります。

ここでは売り込みを急がず、ユーザーの状況を理解していることを伝えましょう。悩みの解像度が高いほど、「このページは自分に関係がある」と感じてもらいやすくなります。

8-3. 解決策としての商品・サービス紹介

悩みを提示した後に、解決策として商品・サービスを紹介します。ここでは、単に機能を並べるのではなく、なぜその悩みを解決できるのかを説明しましょう。

サービスの特徴、仕組み、利用の流れ、他社との違いをわかりやすく伝えることで、ユーザーの理解が深まります。

8-4. ベネフィット・選ばれる理由

ユーザーが知りたいのは、「自分にとってどんな良いことがあるのか」です。時間短縮、コスト削減、売上向上、不安解消、作業負担の軽減など、具体的なベネフィットを伝えましょう。

選ばれる理由は3つから5つ程度に整理すると読みやすくなります。アイコンや図解を使うと、視覚的にも理解しやすくなります。

8-5. 実績・導入事例・お客様の声

実績や口コミは、LPの信頼性を高める重要な要素です。導入社数、利用者数、満足度、受賞歴、メディア掲載、具体的な事例などを掲載しましょう。

お客様の声を載せる場合は、名前、業種、課題、導入後の変化を入れると説得力が増します。可能であれば写真やロゴも掲載すると信頼感が高まります。

8-6. 料金・プラン

料金を掲載できる場合は、できるだけ分かりやすく表示しましょう。料金が不明確だと、ユーザーは不安を感じて離脱することがあります。

複数プランがある場合は、比較表を使うと見やすくなります。おすすめプランを明示したり、初期費用、月額費用、追加費用の有無を説明したりすることも大切です。

8-7. よくある質問

FAQは、ユーザーの不安を解消するために有効です。料金、契約期間、納期、サポート範囲、キャンセル、返金、導入方法など、問い合わせ前に気になる点をまとめましょう。

FAQを充実させることで、フォーム送信前の迷いを減らし、問い合わせ対応の手間も削減できます。

8-8. CTA・申し込みフォーム

LPの最後には、明確なCTAと申し込みフォームを設置します。CTA文言は「送信」だけではなく、「無料で相談する」「資料をダウンロードする」「今すぐ申し込む」など、行動後のメリットが分かる表現にしましょう。

フォームは入力項目を絞り、エラー表示や送信完了メッセージも確認します。スマホで入力しやすいかどうかも必ずチェックしましょう。

8-9. 不安解消・保証・運営者情報

最後に、ユーザーの不安を解消する情報を入れます。返金保証、無料相談、サポート体制、運営会社情報、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記などが該当します。

特に初めてサービスを利用するユーザーは不安を感じやすいため、信頼できる運営者であることを示す情報をしっかり掲載しましょう。

9. WordPressでLPを作るときのSEO対策

9-1. LPでもSEO対策は必要?

LPは広告からの流入を想定して作られることも多いですが、SEO対策も重要です。検索流入を獲得できれば、広告費をかけ続けなくても見込み客にアプローチできます。

ただし、LPは情報量が少なすぎると検索上位を狙いにくい場合があります。SEOを意識するなら、検索意図に合った情報を過不足なく入れることが大切です。

9-2. 検索キーワードと検索意図を明確にする

まず、狙う検索キーワードを決めましょう。たとえば「ワードプレス lp」で上位表示を狙うなら、ユーザーはWordPressでLPを作る方法、テーマ、プラグイン、費用、初心者向け手順などを知りたいと考えられます。

キーワードを決めたら、その検索意図に沿って構成を作ります。単にキーワードを詰め込むのではなく、ユーザーが知りたい情報を網羅することが重要です。

9-3. タイトル・見出し・メタディスクリプションを最適化する

SEOでは、タイトル、見出し、メタディスクリプションの最適化が重要です。タイトルには狙うキーワードを自然に含め、ページ内容が分かるようにしましょう。

見出しは、H2、H3の階層を整理し、ユーザーが読みたい箇所を見つけやすくします。メタディスクリプションには、ページの概要と読むメリットを簡潔に入れましょう。

9-4. LP内に必要な情報を過不足なく入れる

SEOを意識するLPでは、情報量が少なすぎると検索意図を満たせない可能性があります。WordPressでLPを作る方法を解説するページなら、作成手順、必要なもの、テーマ、プラグイン、費用、注意点、FAQまで入れると網羅性が高まります。

ただし、情報を増やしすぎてCTAが埋もれるのも問題です。読みやすい見出し、ボタン、図解、FAQを活用し、検索流入とコンバージョンの両方を意識しましょう。

9-5. 内部リンクを設置して関連ページへ誘導する

WordPressサイト内に関連するブログ記事やサービスページがある場合は、LPから内部リンクを設置しましょう。たとえば、料金の詳細ページ、導入事例、よくある質問、ブログ記事などへ誘導できます。

ただし、LPはコンバージョンを目的とするページなので、リンクを増やしすぎると離脱の原因になります。必要なリンクに絞り、CTAの妨げにならないように設計しましょう。

9-6. 表示速度とモバイル対応を改善する

表示速度とモバイル対応は、SEOとコンバージョンの両方に関係します。画像の容量を小さくし、不要なプラグインを削除し、キャッシュ設定を行いましょう。

スマホでは、文字サイズ、行間、ボタンサイズ、フォーム入力のしやすさが重要です。PCではきれいに見えても、スマホで読みにくければ成果につながりません。

9-7. 画像のalt属性・圧縮・ファイル名を最適化する

LPで使う画像には、適切なalt属性を設定しましょう。alt属性は画像の内容を検索エンジンやスクリーンリーダーに伝える役割があります。

また、画像ファイルは圧縮し、必要以上に大きなサイズを使わないようにします。ファイル名も「image001.jpg」ではなく、内容が分かる名前にすると管理しやすくなります。

9-8. CVだけでなく検索流入も意識したLP改善を行う

LPではコンバージョン率だけでなく、検索流入の増加も意識しましょう。Search Consoleで表示回数、クリック数、検索クエリ、掲載順位を確認し、足りない情報を追加します。

たとえば「WordPress LP 無料テーマ」「WordPress LP プラグイン」「WordPress LP 費用」などの検索クエリで表示されているなら、それぞれの情報を充実させることで流入増加が期待できます。

10. WordPress LPで成約率を高めるポイント

10-1. ファーストビューで誰向けのLPか一瞬で伝える

成約率を高めるには、ファーストビューで対象者とメリットを明確に伝えることが重要です。ユーザーはページを開いて数秒で読むか離脱するかを判断します。

「誰に向けたサービスなのか」「どんな悩みを解決できるのか」「今すぐ何をすればよいのか」が分かるファーストビューにしましょう。

10-2. ユーザーの悩みから逆算して構成を作る

LPは、売りたい順番ではなく、ユーザーが知りたい順番で構成します。最初に悩みに共感し、次に解決策を示し、信頼できる理由を伝え、最後に行動を促す流れが基本です。

自社が伝えたい情報だけを並べると、ユーザーにとって分かりにくいLPになります。ユーザーの不安や疑問をひとつずつ解消する構成を意識しましょう。

10-3. CTAボタンは目立つ位置に複数設置する

CTAボタンは、ユーザーが行動したいと思ったタイミングですぐ押せる位置に設置します。ファーストビュー、メリット紹介後、実績紹介後、料金表の下、FAQの後などに配置すると効果的です。

ボタンの文言は具体的にしましょう。「詳しくはこちら」よりも、「無料で相談する」「資料をダウンロードする」のほうが行動が明確です。

10-4. 料金・実績・口コミで不安を減らす

ユーザーが申し込み前に不安に感じるのは、料金、効果、信頼性、サポート体制です。料金表、導入実績、口コミ、事例、よくある質問を掲載し、不安を減らしましょう。

特に高額商材やBtoBサービスでは、いきなり申し込みを促すより、資料請求や無料相談をCTAにしたほうが成果につながりやすい場合があります。

10-5. 入力フォームの項目を減らして離脱を防ぐ

フォームの入力項目が多いと、ユーザーは途中で離脱しやすくなります。名前、メールアドレス、問い合わせ内容など、必要最低限の項目に絞りましょう。

電話番号、住所、会社規模、予算などが必要な場合も、本当に初回問い合わせ時点で必要かを検討します。入力負担を減らすことは、成約率改善につながります。

10-6. スマホで読みやすいデザインにする

スマホ対応は必須です。文字が小さい、ボタンが押しにくい、画像が見切れる、フォームが入力しにくいと、ユーザーはすぐに離脱します。

スマホでは、1文を短くし、余白を十分に取り、ボタンを大きめに設定しましょう。追従CTAを設置する場合も、画面を邪魔しないサイズにすることが大切です。

10-7. ABテストやヒートマップで改善を続ける

LPの成約率を高めるには、公開後の改善が欠かせません。キャッチコピー、CTA文言、ボタン位置、フォーム項目、料金表示、ファーストビュー画像などをテストしましょう。

ヒートマップを使えば、ユーザーがどこまで読んでいるか、どの部分をクリックしているかを確認できます。感覚だけで修正するのではなく、データをもとに改善を続けることが重要です。

11. WordPressでLPを作る際の注意点・失敗例

11-1. デザインだけを重視して訴求が弱くなる

LP制作でよくある失敗は、デザインだけにこだわって訴求内容が弱くなることです。どれだけおしゃれなページでも、ユーザーの悩みやメリットが伝わらなければ成果にはつながりません。

デザインはあくまで情報を伝えやすくするための手段です。まずはターゲット、訴求、構成、CTAを固めてからデザインを整えましょう。

11-2. ターゲットや目的が曖昧なまま作り始める

ターゲットや目的が曖昧なまま作ると、メッセージがぼやけます。初心者向けなのか、法人向けなのか、低価格を求める人向けなのか、高品質を求める人向けなのかで、伝える内容は変わります。

LPを作る前に、誰に向けて、何を訴求し、どんな行動をしてもらうのかを明確にしましょう。

11-3. 情報量が少なくユーザーの不安を解消できない

情報量が少なすぎるLPは、ユーザーの不安を解消できません。料金、実績、導入の流れ、サポート、FAQなどが不足していると、問い合わせ前に離脱される可能性があります。

特に高額な商品やサービスでは、ユーザーが納得できるだけの情報を入れることが大切です。

11-4. CTAが少ない・分かりにくい

CTAが少ない、または分かりにくいLPも成果につながりにくいです。ユーザーが申し込みたいと思ったタイミングでボタンが見つからなければ、機会損失になります。

CTAはページ内に複数設置し、ボタン文言も具体的にしましょう。ボタンの周辺には、無料、簡単、所要時間、特典などの行動を後押しする情報を入れると効果的です。

11-5. スマホ表示が崩れている

PCではきれいに見えていても、スマホで表示が崩れているケースがあります。画像が横にはみ出す、文字が小さい、ボタンが押しにくい、余白が不自然などの問題があると、離脱につながります。

WordPressでLPを作ったら、必ずスマホ実機で確認しましょう。画面サイズの異なる端末でもチェックできると安心です。

11-6. 表示速度が遅く離脱される

画像やアニメーションを多用すると、LPの表示速度が遅くなることがあります。読み込みに時間がかかると、ユーザーは内容を見る前に離脱してしまいます。

画像圧縮、不要プラグインの削除、キャッシュ設定、動画の埋め込み方法の見直しなどを行い、軽いLPを目指しましょう。

11-7. 公開後の分析・改善をしていない

LPは公開して終わりではありません。アクセス解析を見ずに放置すると、問題点に気づけません。

どの流入元から来ているのか、どのCTAがクリックされているのか、どこで離脱しているのかを確認し、改善を続けましょう。小さな改善の積み重ねが、成約率アップにつながります。

12. WordPress LP制作は自作と外注どちらがおすすめ?

12-1. 自作がおすすめなケース

自作がおすすめなのは、費用を抑えたい場合、まずはテスト的にLPを作りたい場合、社内で更新や改善を行いたい場合です。WordPressに慣れている人がいれば、固定ページやテーマ機能を使って低コストでLPを作れます。

また、ブログ記事や既存サイトと連携したSEO用LPを作りたい場合も、自作は相性が良いです。公開後に細かく修正できるため、運用しながら改善しやすいでしょう。

12-2. 外注がおすすめなケース

外注がおすすめなのは、広告費をかけて本格的に集客する場合、高単価商材を扱う場合、デザインやコピーの品質を重視する場合、短期間で完成させたい場合です。

制作会社やマーケティングに強いフリーランスに依頼すれば、ターゲット設計、構成、コピー、デザイン、WordPress実装、計測設定まで任せられることがあります。成果を重視するLPでは、プロの知見が役立ちます。

12-3. 自作と外注のメリット・デメリット比較

自作のメリットは、費用を抑えられること、修正しやすいこと、WordPress運用の知識が身につくことです。デメリットは、制作に時間がかかること、デザインやコピーの品質に限界が出やすいことです。

外注のメリットは、完成度の高いLPを作りやすいこと、戦略設計から任せられること、短期間で制作できる場合があることです。デメリットは、費用がかかること、修正のたびに依頼が必要になる場合があることです。

12-4. 制作会社に依頼する前に準備すべきこと

制作会社に依頼する前に、LPの目的、ターゲット、商品・サービスの特徴、競合、掲載したい実績、料金、FAQ、希望デザイン、参考サイトを整理しておきましょう。

これらが曖昧なままだと、制作会社も適切な提案ができません。事前準備をしておくことで、見積もり精度が上がり、制作もスムーズに進みます。

12-5. 外注時に確認すべき見積もり・納品範囲・運用サポート

外注時は、見積もりに含まれる範囲を必ず確認しましょう。構成作成、コピーライティング、デザイン、コーディング、WordPress実装、フォーム設定、スマホ対応、SEO設定、解析タグ設置、修正回数、公開作業、保守運用の有無をチェックします。

また、納品後に自社で編集できるのか、WordPressの管理画面から修正できるのかも重要です。LPは公開後の改善が必要なので、運用しやすい形で納品してもらいましょう。

13. WordPress LPに関するよくある質問

13-1. WordPressでLPは無料で作れる?

WordPress本体は無料で利用できますが、一般的にはレンタルサーバー代と独自ドメイン代がかかります。すでにWordPressサイトを持っている場合は、無料テーマや無料プラグインを使って追加費用を抑えてLPを作ることも可能です。

ただし、写真、イラスト、有料テーマ、有料プラグイン、外注費などを使う場合は別途費用がかかります。

13-2. WordPress初心者でもLPを作れる?

WordPress初心者でも、テーマやブロックエディター、ページビルダーを使えばLPを作れます。ただし、成果を出すにはデザインだけでなく、ターゲット設定、構成、コピー、CTA、スマホ対応、分析改善が必要です。

最初はシンプルな構成で作り、公開後に少しずつ改善するのがおすすめです。

13-3. LP制作におすすめの無料テーマは?

無料テーマでは、Cocoon、Lightning、Astra、Kadence、GeneratePressなどが候補になります。選ぶ際は、1カラムページを作りやすいか、スマホ対応しているか、ブロックエディターで編集しやすいか、表示速度が重くないかを確認しましょう。

13-4. LP作成におすすめのプラグインは?

LP作成には、ElementorやSpectraなどのページビルダー、Contact Form 7やWPFormsなどのフォームプラグイン、SEO系プラグイン、画像圧縮プラグイン、キャッシュプラグインなどが役立ちます。

ただし、プラグインを入れすぎると表示速度や管理面で問題が出る可能性があるため、必要なものだけを選びましょう。

13-5. WordPressの固定ページだけでLPは作れる?

はい、WordPressの固定ページだけでもLPは作れます。ブロックエディターを使えば、見出し、画像、ボタン、カラム、FAQ、フォームなどを配置できます。

よりデザインにこだわりたい場合は、LP向けテーマやページビルダーを併用すると作りやすくなります。

13-6. LPを複数作ることはできる?

WordPressでは、固定ページを追加すれば複数のLPを作れます。商品別、サービス別、広告キャンペーン別、ターゲット別にLPを作ることも可能です。

ただし、複数LPを運用する場合は、URL管理、内部リンク、計測タグ、フォーム管理、SEO設定を整理しておきましょう。

13-7. WordPress LPはSEOに弱い?

WordPress LPが必ずSEOに弱いわけではありません。検索意図に合った情報を入れ、タイトルや見出しを最適化し、表示速度やモバイル対応を改善すれば、SEO流入を狙うことも可能です。

ただし、情報量が少ない広告専用LPは、SEOで上位表示を狙いにくい場合があります。SEOを重視するなら、ユーザーが知りたい情報を網羅した構成にしましょう。

13-8. LP制作にはどのくらいの期間がかかる?

自作の場合、シンプルなLPなら数日から1週間程度で作れることもあります。原稿作成、画像準備、デザイン調整、フォーム設定、スマホ確認まで丁寧に行う場合は、2週間から1カ月程度を見ておくと安心です。

外注の場合は、簡易的なLPで2週間から1カ月、本格的なLPでは1カ月から2カ月以上かかることもあります。制作範囲や確認回数によって変わるため、事前にスケジュールを確認しましょう。

まとめ

WordPressを使えば、初心者でもテーマやプラグインを活用してLPを作成できます。無料テーマと無料プラグインで費用を抑えて始めることもできますし、有料テーマやページビルダーを使ってデザイン性の高いLPを作ることも可能です。

ただし、WordPressでLPを作るときに重要なのは、見た目だけではありません。目的とターゲットを明確にし、ユーザーの悩みから逆算して構成を作り、CTAへ自然に誘導することが大切です。

また、スマホ対応、表示速度、SEO対策、フォーム改善、アクセス解析も欠かせません。LPは公開して終わりではなく、データを見ながら改善を続けることで成果が高まります。

費用を抑えたい場合や自社で更新したい場合は自作、本格的に広告運用や売上拡大を狙う場合は外注も検討しましょう。自社の目的、予算、スキルに合わせて最適な方法を選び、成果につながるWordPress LPを作成してください。