ワードプレス ブロックエディタの使い方完全ガイド|初心者がつまずく悩みと解決策を徹底解説

はじめに

ワードプレスでブログやホームページを作り始めると、多くの人が最初につまずくのが「ブロックエディタ」の操作です。以前のクラシックエディタに慣れている人はもちろん、初めてワードプレスを触る初心者にとっても、「ブロックとは何か」「どこから文字や画像を入れるのか」「公開前に何を確認すればよいのか」がわかりにくく感じることがあります。

しかし、ワードプレスのブロックエディタは、考え方さえ理解すればとても便利な編集画面です。文章、画像、見出し、ボタン、表、カラムなどを「ブロック」という部品として組み合わせることで、専門知識がなくても見やすい記事やページを作成できます。

この記事では、「ワードプレス ブロックエディタ」の基本から、記事作成でよく使うブロックの使い方、公開までの流れ、初心者がつまずきやすい悩みと解決策、SEOに強い記事を作るための活用法までをわかりやすく解説します。

1. ワードプレスのブロックエディタとは?初心者向けに基本を解説

1-1. ブロックエディタとは何か

ブロックエディタとは、ワードプレスで記事や固定ページを作成するときに使う編集画面のことです。文章や画像、見出し、リスト、ボタン、表などをそれぞれ「ブロック」という単位で追加し、組み合わせながらページを作っていきます。

たとえば、本文を書くときは「段落ブロック」、見出しを作るときは「見出しブロック」、画像を入れるときは「画像ブロック」を使います。従来のように1つの大きな入力欄にすべてを書き込むのではなく、パーツごとに分けて編集できるのが特徴です。

WordPress公式ドキュメントでも、ブロックエディタは投稿や固定ページにさまざまなブロックを使ってメディア豊かなコンテンツを作れる編集機能として説明されています。WordPress.org

1-2. Gutenberg(グーテンベルク)との違い

Gutenberg(グーテンベルク)は、ワードプレスにブロックエディタを導入するために進められたプロジェクト名です。現在では「Gutenberg」という言葉が、ブロックエディタそのものを指して使われることもあります。

初心者の場合は、厳密な違いを深く覚える必要はありません。基本的には「Gutenberg=ブロックエディタの仕組みや開発プロジェクト」「ブロックエディタ=実際に投稿や固定ページを編集する画面」と理解しておけば十分です。

1-3. クラシックエディタとの違い

クラシックエディタは、ワードやメール作成画面に近い感覚で文章を書ける旧来の編集画面です。本文エリアに文章を入力し、上部のツールバーで太字、リンク、見出しなどを設定していました。

一方、ブロックエディタでは、文章や画像をブロックごとに管理します。そのため、画像だけを移動したり、表だけを編集したり、ボタンだけを追加したりといった操作がしやすくなっています。

クラシックエディタはシンプルで使いやすい反面、複雑なレイアウトを作るにはHTMLやショートコードが必要になることがありました。ブロックエディタでは、コードを書かなくても比較的自由なレイアウトを作れる点が大きな違いです。

1-4. ブロックエディタでできること

ブロックエディタでは、ブログ記事の作成だけでなく、固定ページのレイアウト作成、画像や動画の挿入、ボタンの設置、表の作成、引用文の追加、複数カラムのレイアウト作成などができます。

また、テーマやプラグインによっては、吹き出し、FAQ、ランキング、装飾ボックス、関連記事カードなど、さらに便利なブロックを追加できます。ブロックエディタに対応したテーマを選べば、デザイン性の高いページも作りやすくなります。

1-5. 初心者が最初に覚えるべき考え方

初心者が最初に覚えるべきことは、「記事はブロックを積み上げて作る」という考え方です。

本文を書く、見出しを入れる、画像を入れる、リストを作るという作業は、すべてブロックの追加と編集で行います。難しく考える必要はありません。文章を書きたいときは段落ブロック、見出しを作りたいときは見出しブロック、画像を入れたいときは画像ブロックを使うだけです。

慣れないうちは、まず「段落」「見出し」「画像」「リスト」の4つを使えるようになることを目標にしましょう。この4つだけでも、基本的なブログ記事は十分に作成できます。

2. ブロックエディタの画面構成と基本メニュー

2-1. 投稿・固定ページの編集画面を開く方法

ワードプレス管理画面にログインしたら、左側メニューから「投稿」または「固定ページ」を選びます。ブログ記事を作成する場合は「投稿」、会社概要やお問い合わせページのような独立したページを作る場合は「固定ページ」を使います。

新しい記事を作成する場合は、「新規追加」をクリックします。既存の記事を編集する場合は、投稿一覧または固定ページ一覧から編集したい記事のタイトルをクリックします。

2-2. タイトル入力欄と本文エリアの役割

編集画面を開くと、上部にタイトル入力欄、その下に本文エリアが表示されます。

タイトル入力欄には、記事のタイトルを入力します。検索結果やSNSで表示される重要な部分なので、記事内容がひと目でわかるタイトルにしましょう。

本文エリアには、段落、見出し、画像、リストなどのブロックを追加して記事本文を作成します。本文エリアでEnterキーを押すと、新しい段落ブロックが追加されます。

2-3. ブロックツールバーの使い方

ブロックを選択すると、そのブロックの上部または近くにツールバーが表示されます。これがブロックツールバーです。

段落ブロックであれば、太字、斜体、リンク、配置変更などの操作ができます。画像ブロックであれば、配置、リンク、切り抜き、置換などのメニューが表示されます。

ブロックごとにツールバーの内容は変わります。つまり、「どのブロックを選んでいるか」によって使える操作が異なるということです。

2-4. 右サイドバーの投稿設定とブロック設定

編集画面の右側には、設定サイドバーがあります。ここでは「投稿設定」と「ブロック設定」を切り替えて使います。

投稿設定では、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、公開状態、パーマリンク、抜粋などを設定できます。記事全体に関する設定を行う場所です。

ブロック設定では、現在選択しているブロックの詳細設定を変更できます。文字サイズ、色、余白、画像サイズ、カラム数など、ブロックごとの細かい調整を行います。

2-5. リストビュー・設定パネル・プレビューの使い方

リストビューは、記事内にあるブロックを一覧で確認できる機能です。記事が長くなると、どこにどのブロックがあるのかわかりにくくなります。リストビューを使えば、見出しや画像、グループブロックなどの構造を確認しながら編集できます。

設定パネルは、右サイドバーの表示・非表示を切り替えるために使います。画面が狭いときや集中して書きたいときは、設定パネルを閉じると作業しやすくなります。

プレビューは、公開前に実際の表示を確認する機能です。パソコン、タブレット、スマートフォンでの見え方を確認し、レイアウト崩れがないかチェックしましょう。

2-6. 下書き保存・プレビュー・公開ボタンの違い

下書き保存は、記事を公開せずに保存する機能です。まだ作成途中の記事は、下書きとして保存しておきます。

プレビューは、公開前に表示を確認する機能です。読者に見える画面を確認できるため、誤字脱字やレイアウト崩れのチェックに役立ちます。

公開ボタンは、記事をインターネット上に公開するためのボタンです。一度公開すると、サイト訪問者が記事を閲覧できる状態になります。公開前には必ずプレビューで確認しましょう。

3. ワードプレス ブロックエディタの基本操作

3-1. ブロックを追加する方法

ブロックを追加する方法はいくつかあります。もっとも基本的なのは、本文エリアに表示される「+」ボタンをクリックする方法です。クリックすると、追加できるブロックの一覧が表示されます。

また、空白の段落で「/」を入力すると、ブロック名を検索して追加できます。たとえば「/画像」と入力すれば画像ブロック、「/見出し」と入力すれば見出しブロックをすばやく追加できます。

よく使うブロックは、ブロック一覧の上部や検索からすぐに見つけられるようになっています。

3-2. ブロックを選択・移動する方法

ブロックを選択するには、編集したいブロックをクリックします。選択すると、ブロックの周囲に枠やツールバーが表示されます。

ブロックを移動するには、ブロックツールバーに表示される上下の矢印を使います。1つ上に移動、1つ下に移動といった操作ができます。

また、ドラッグ操作に対応している場合は、ブロックをつかんで好きな位置へ移動することもできます。長い記事では、リストビューを使って移動すると作業しやすくなります。

3-3. ブロックをコピー・複製する方法

同じデザインや内容のブロックを再利用したいときは、コピーや複製を使います。

ブロックを選択し、オプションメニューから「複製」を選ぶと、同じブロックがすぐ下に作成されます。文章の型やボタン、装飾ボックスを繰り返し使いたいときに便利です。

別の記事や別の場所に貼り付けたい場合は、コピーして貼り付けることもできます。

3-4. ブロックを削除する方法

不要なブロックを削除するには、削除したいブロックを選択し、オプションメニューから「削除」を選びます。

キーボード操作でも削除できます。ブロック内の内容を消したあと、BackspaceキーやDeleteキーを使うことでブロックを削除できる場合があります。

誤って削除してしまった場合は、すぐに「元に戻す」を使えば復元できます。

3-5. ブロックをグループ化する方法

複数のブロックをまとめて扱いたいときは、グループ化を使います。たとえば、見出し、文章、ボタンを1つのまとまりとして背景色をつけたい場合に便利です。

グループ化すると、複数のブロックをまとめて移動したり、背景色や余白を設定したりできます。記事の中に「注意点」「ポイント」「おすすめ」などのまとまりを作りたいときに役立ちます。

3-6. ブロックを元に戻す・やり直す方法

編集を間違えたときは、画面上部の「元に戻す」ボタンを使います。直前の操作を取り消せるため、文章の削除やブロックの移動を間違えたときに便利です。

反対に、取り消した操作をもう一度反映したい場合は「やり直す」を使います。キーボードショートカットでも操作できるため、慣れてきたら活用すると編集スピードが上がります。

4. 記事作成でよく使う基本ブロックの使い方

4-1. 段落ブロックで本文を書く方法

段落ブロックは、本文を書くためのもっとも基本的なブロックです。編集画面で文章を入力すると、自動的に段落ブロックとして扱われます。

1つの段落が長すぎると読みにくくなるため、2〜4文程度で区切るのがおすすめです。スマートフォンでは画面幅が狭くなるため、パソコンで見たときよりも文章が長く見えます。

読みやすい記事にするには、適度に改行しながら段落を分けることが大切です。

4-2. 見出しブロックでH2・H3を設定する方法

見出しブロックは、記事の構成をわかりやすくするために使います。H2は大きな章、H3はH2の中にある小さな項目として使うのが基本です。

たとえば、「ブロックエディタの基本操作」がH2であれば、その中の「ブロックを追加する方法」「ブロックを削除する方法」はH3にします。

見出しは読者だけでなく、検索エンジンに記事構造を伝えるうえでも重要です。デザイン目的だけで見出しレベルを選ばず、内容の階層に合わせて設定しましょう。

4-3. リストブロックで箇条書きを作る方法

リストブロックは、情報を箇条書きで整理するときに使います。手順、特徴、メリット、注意点などをまとめるときに便利です。

たとえば、ブロックエディタでよく使うブロックを紹介する場合、以下のように整理できます。

・段落ブロック
・見出しブロック
・画像ブロック
・リストブロック
・ボタンブロック

文章だけで説明するよりも、リストにしたほうが読者が内容を把握しやすくなります。

4-4. 画像ブロックで画像を挿入する方法

画像を挿入するには、画像ブロックを追加します。画像は、パソコンからアップロードする方法、メディアライブラリから選ぶ方法、URLを指定する方法などで追加できます。

画像を入れたあとは、サイズや配置を調整します。記事の内容を補足する画像、操作手順を説明するスクリーンショット、比較しやすい図解などを入れると、読者にとってわかりやすい記事になります。

画像には代替テキストも設定しましょう。代替テキストは、画像が表示されない場合や音声読み上げ環境で画像内容を伝えるために使われます。

4-5. ボタンブロックでリンクボタンを作る方法

ボタンブロックを使うと、リンク付きのボタンを簡単に作成できます。資料請求、問い合わせ、商品ページ、関連記事など、読者にクリックしてほしいリンクを目立たせたいときに便利です。

ボタンを作成したら、ボタン内のテキストとリンク先URLを設定します。テキストは「詳しくはこちら」「無料で相談する」「関連記事を読む」のように、クリック後の行動がわかる表現にしましょう。

ボタンを使いすぎると目立たなくなるため、記事内で本当に誘導したい場所に絞って設置することが大切です。

4-6. 表ブロックで比較表を作る方法

表ブロックは、複数の項目を比較するときに便利です。料金、機能、メリット・デメリット、手順の違いなどを整理できます。

たとえば、クラシックエディタとブロックエディタの違いを表にすると、読者が短時間で理解しやすくなります。

項目ブロックエディタクラシックエディタ
編集方法ブロック単位で編集文章全体をまとめて編集
レイアウト柔軟に作成しやすいシンプルな編集向き
画像やボタンブロックで追加しやすい設定に手間がかかる場合がある
初心者向け慣れると便利直感的に書きやすい

表は便利ですが、スマートフォンでは横幅が狭くなります。項目数を増やしすぎないように注意しましょう。

4-7. 引用ブロックで引用文を入れる方法

引用ブロックは、他サイトや書籍、公的機関などの文章を引用するときに使います。通常の本文と区別して表示できるため、引用部分がわかりやすくなります。

引用を使う場合は、引用元を明記し、必要以上に長く引用しないようにしましょう。自分の文章と引用部分を明確に分けることが大切です。

引用ブロックは、口コミ、レビュー、公式情報、専門家の発言などを紹介するときにも役立ちます。

4-8. カラムブロックで横並びレイアウトを作る方法

カラムブロックを使うと、文章や画像を横並びに配置できます。たとえば、画像を左、説明文を右に置いたり、3つの特徴を横並びで紹介したりできます。

ただし、カラムレイアウトはスマートフォンで縦並びになることがあります。パソコンではきれいに見えても、スマートフォンでは余白や順番が不自然になる場合があるため、必ずプレビューで確認しましょう。

5. ブロックエディタで記事を公開するまでの流れ

5-1. 新規投稿を作成する

記事を作成するには、ワードプレス管理画面の「投稿」から「新規追加」をクリックします。すると、ブロックエディタの編集画面が開きます。

ブログ記事は基本的に「投稿」で作成します。プロフィールページやお問い合わせページのように、時系列で並べないページは「固定ページ」を使います。

5-2. タイトルと本文を入力する

まずはタイトルを入力し、その下の本文エリアに記事を書いていきます。最初から完璧な文章にする必要はありません。先に見出しを作り、その下に本文を追加していくと、記事構成が整理しやすくなります。

タイトルには、記事のテーマや検索キーワードを自然に含めましょう。今回であれば「ワードプレス ブロックエディタ」というキーワードを含めることで、記事内容が明確になります。

5-3. 見出し・画像・リンクを整える

本文を書いたら、見出しの階層、画像の配置、リンク設定を整えます。

見出しはH2、H3の順番を守り、記事構造がわかりやすくなるように設定します。画像は内容を補足する場所に挿入し、必要に応じて代替テキストを入力します。

リンクは、関連する記事や参考ページへ自然に設置します。リンクテキストは「こちら」だけでなく、「ブロックエディタの基本操作を詳しく見る」のように、リンク先の内容がわかる表現にすると親切です。

5-4. カテゴリーとタグを設定する

カテゴリーは、記事を大きなテーマごとに分類するための機能です。たとえば、「WordPress」「ブログ運営」「SEO対策」などのカテゴリーを設定します。

タグは、記事の細かいキーワードを補足するために使います。ただし、タグを増やしすぎると管理が複雑になります。記事内容に関係するものだけを設定しましょう。

5-5. アイキャッチ画像を設定する

アイキャッチ画像は、記事一覧やSNSで表示される代表画像です。記事の第一印象に関わる重要な要素なので、内容に合った画像を設定しましょう。

ワードプレスでは、右サイドバーの投稿設定からアイキャッチ画像を設定できます。画像サイズが大きすぎると表示速度に影響するため、適切なサイズに圧縮してからアップロードするのがおすすめです。

5-6. パーマリンクを設定する

パーマリンクは、記事ごとのURLです。日本語のままでも使えますが、管理しやすさや共有しやすさを考えると、英数字の短いURLにするのがおすすめです。

たとえば、ブロックエディタの使い方を解説する記事なら、「wordpress-block-editor」のようなURLにすると内容がわかりやすくなります。

5-7. プレビューで表示を確認する

公開前には必ずプレビューを確認します。パソコンだけでなく、スマートフォン表示もチェックしましょう。

確認すべきポイントは、誤字脱字、見出しの順番、画像の表示、リンク切れ、表の見やすさ、ボタンの配置などです。特にスマートフォンでは、表やカラムが崩れていないかを確認することが大切です。

5-8. 公開・予約投稿・更新を行う

記事の準備ができたら、公開ボタンをクリックします。すぐに公開する場合はそのまま公開し、指定した日時に公開したい場合は予約投稿を設定します。

すでに公開済みの記事を修正した場合は、「更新」ボタンをクリックします。公開後も記事は何度でも修正できます。情報が古くなった記事は、定期的に見直して更新しましょう。

6. 初心者がつまずきやすい悩みと解決策

6-1. ブロックの追加ボタンが見つからない

ブロックの追加ボタンが見つからないときは、本文エリア内をクリックしてみましょう。カーソルを置くと「+」ボタンが表示されることがあります。

また、画面左上にもブロック追加ボタンがあります。そこからブロック一覧を開いて、追加したいブロックを検索できます。

「/」を入力してブロック名を検索する方法も便利です。慣れてくると、こちらのほうが早く追加できます。

6-2. 右サイドバーが表示されない

右サイドバーが表示されない場合は、画面右上の設定アイコンを確認しましょう。設定パネルが非表示になっている可能性があります。

また、画面幅が狭いとサイドバーが隠れることがあります。パソコンで作業している場合は、ブラウザの幅を広げるか、フルスクリーンモードを解除してみましょう。

6-3. 画像のサイズや位置が思い通りにならない

画像のサイズや位置を調整したい場合は、画像ブロックを選択し、ブロックツールバーや右サイドバーの設定を確認します。

画像サイズは、テーマによって表示幅が変わることがあります。本文幅より大きすぎる画像を入れると不自然に見える場合があるため、プレビューで確認しながら調整しましょう。

中央寄せ、左寄せ、右寄せ、幅広、全幅などの設定もありますが、使える配置はテーマによって異なることがあります。

6-4. 改行と段落の違いがわからない

ブロックエディタでは、Enterキーを押すと新しい段落ブロックが作成されます。これは「段落を分ける」操作です。

一方、同じ段落内で改行したい場合は、Shiftキーを押しながらEnterキーを押します。これにより、段落を分けずに行だけを変えられます。

文章を読みやすくするには、基本的には段落を分ける使い方がおすすめです。単なる見た目の調整だけで改行を多用すると、スマートフォンで読みにくくなる場合があります。

6-5. 見出しの階層が正しく設定できない

見出しの階層は、H2の中にH3、H3の中にH4という順番で使います。デザインが大きいからという理由だけでH2を使ったり、見た目を小さくしたいからH4を使ったりするのは避けましょう。

記事タイトルがH1になるテーマが多いため、本文内の大きな見出しはH2から始めるのが一般的です。H2の補足項目としてH3を使うと、記事構造が自然になります。

6-6. ブロックがうまく移動できない

ブロックがうまく移動できない場合は、ドラッグではなく上下の矢印を使ってみましょう。1つずつ移動できるため、誤操作を防ぎやすくなります。

長い記事では、リストビューを開いて移動するのがおすすめです。リストビューなら、記事全体の構造を見ながらブロックを選択できます。

6-7. 文字装飾やリンク設定ができない

文字装飾やリンク設定は、段落ブロック内の文字を選択してから行います。文字を選択しないと、リンクや太字のボタンがうまく反映されないことがあります。

リンクを設定する場合は、リンクにしたい文字を選択し、ツールバーのリンクアイコンをクリックしてURLを入力します。外部サイトにリンクする場合は、必要に応じて新しいタブで開く設定を使いましょう。

6-8. レイアウトがスマホで崩れる

パソコンで整えたレイアウトが、スマートフォンでは崩れて見えることがあります。特に、カラムブロック、表ブロック、横長の画像、余白を大きく設定したブロックは注意が必要です。

スマートフォンで崩れやすい場合は、カラム数を減らす、表の項目数を減らす、画像サイズを調整する、余白を小さくするなどの対策を行いましょう。

公開前には必ずスマートフォン表示のプレビューを確認することが大切です。

6-9. 「このブロックには予期しないか無効なコンテンツが含まれています」と表示される

このエラーは、ブロックの内容とワードプレスが認識している形式にズレがあるときに表示されることがあります。テーマやプラグインの変更、HTMLの直接編集、コピー&ペーストなどが原因になる場合があります。

まずは、表示されたメニューから「解決」や「HTMLに変換」などの選択肢を確認しましょう。内容を崩したくない場合は、編集前にバックアップを取るか、下書きとして複製してから作業すると安心です。

頻繁に発生する場合は、テーマやプラグインとの相性も確認しましょう。

6-10. クラシックエディタに戻したいときの対処法

どうしてもブロックエディタが使いにくい場合は、クラシックエディタを使う方法もあります。WordPress公式のClassic Editorプラグインは、以前の編集画面を復元するためのプラグインとして提供されています。WordPress.org 日本語

ただし、今後のワードプレスではブロックエディタを前提としたテーマや機能が増えていく可能性があります。そのため、長期的には少しずつブロックエディタに慣れていくのがおすすめです。

7. ブロックエディタを使いやすくする便利機能

7-1. リストビューで記事構成を整理する

リストビューを使うと、記事内のブロック構成を一覧で確認できます。特に長文記事では、見出しや画像、グループブロックの位置を把握しやすくなります。

記事を書き終えたあとにリストビューを確認すると、見出しの順番がおかしくないか、不要なブロックが残っていないかをチェックできます。

SEO記事を作成する場合も、リストビューでH2とH3の流れを確認すると、構成の抜け漏れを防ぎやすくなります。

7-2. 再利用ブロック・同期パターンを活用する

同じ内容を複数の記事で使いたい場合は、再利用できるブロックや同期パターンを活用すると便利です。

たとえば、問い合わせボタン、プロフィール紹介、注意書き、キャンペーン案内などを登録しておけば、毎回作り直す必要がありません。

同期されているパターンは、1か所を編集すると他の場所にも反映されます。共通パーツを管理したいときに便利ですが、個別に内容を変えたい場合は同期の扱いに注意しましょう。

7-3. ブロックパターンでデザインを効率化する

ブロックパターンとは、あらかじめ用意されたブロックの組み合わせです。見出し、画像、ボタン、カラムなどがセットになっており、挿入するだけで整ったデザインを使えます。

デザインに自信がない初心者でも、ブロックパターンを使えば見栄えのよいページを作りやすくなります。テーマによって用意されているパターンが異なるため、ブロックエディタ対応テーマを選ぶときはパターンの充実度も確認しましょう。

7-4. ショートカットキーで作業を速くする

ブロックエディタでは、ショートカットキーを使うことで作業を効率化できます。

たとえば、元に戻す、やり直す、コピー、貼り付けなどは一般的なショートカットキーで操作できます。また、「/」を入力してブロックを検索する方法も、実質的なショートカットとして便利です。

よく使う操作を覚えておくと、記事作成のスピードが大きく上がります。

7-5. 下書き・リビジョンで編集履歴を管理する

ワードプレスには、下書き保存やリビジョン機能があります。リビジョンとは、過去の編集履歴を保存しておく機能です。

文章を大きく修正したあとに「前の内容に戻したい」と思った場合、リビジョンから過去の状態を確認できます。複数人で記事を編集する場合にも、変更履歴を確認できるため便利です。

ただし、リビジョンが増えすぎるとデータベースに負荷がかかる場合もあります。必要に応じて管理方法を見直しましょう。

7-6. フルスクリーンモードを切り替える

フルスクリーンモードを使うと、ワードプレス管理画面のメニューなどを非表示にして、編集画面に集中できます。文章を書くことに集中したいときに便利です。

一方で、管理メニューを頻繁に使いたい場合は、フルスクリーンモードを解除したほうが作業しやすいこともあります。自分の作業スタイルに合わせて切り替えましょう。

7-7. HTMLとして編集する方法

ブロックエディタでは、ブロックをHTMLとして編集することもできます。ブロックのオプションメニューから「HTMLとして編集」を選ぶと、HTMLコードを直接修正できます。

ただし、HTMLに慣れていない初心者がむやみに編集すると、表示崩れやエラーの原因になることがあります。必要な場合だけ慎重に使いましょう。

サイト全体のデザインを変更したい場合は、個別ブロックのHTMLを編集するよりも、テーマ設定や追加CSSを使ったほうが管理しやすいことがあります。

8. SEOに強い記事を作るためのブロックエディタ活用法

8-1. 見出し構成を正しく作る

SEOに強い記事を作るには、見出し構成が重要です。H2とH3を適切に使い、読者が知りたい情報を順番に整理しましょう。

見出しには、検索キーワードや関連語を自然に含めます。ただし、不自然にキーワードを詰め込むと読みにくくなります。読者が見出しだけを見ても内容を理解できるようにすることが大切です。

8-2. 読みやすい本文レイアウトにする

検索で上位表示を狙うには、読者が最後まで読みやすい記事にすることが大切です。段落が長すぎる、文字ばかりで圧迫感がある、重要なポイントが見つけにくい記事は離脱されやすくなります。

ブロックエディタでは、段落、リスト、表、画像、引用、ボタンなどを組み合わせて、読みやすいレイアウトを作れます。

特に初心者向けの記事では、手順をリスト化したり、比較内容を表にまとめたりすると理解しやすくなります。

8-3. 画像に代替テキストを設定する

画像を使う場合は、代替テキストを設定しましょう。代替テキストには、画像の内容を簡潔に説明する文章を入力します。

たとえば、ブロックエディタの画面を説明する画像なら、「ワードプレスのブロックエディタ編集画面」のように、何を示している画像なのかがわかる内容にします。

キーワードを入れることだけを目的にせず、画像の意味を正しく伝えることを意識しましょう。

8-4. 内部リンクを自然に設置する

内部リンクは、同じサイト内の別記事へつなぐリンクです。読者が関連情報を読み進めやすくなり、サイト内の回遊性向上にもつながります。

たとえば、ブロックエディタの記事から「WordPressの初期設定」「おすすめプラグイン」「SEO対策の基本」などの記事へリンクすると、読者にとって便利です。

内部リンクは、文脈に合う場所へ自然に設置しましょう。無理にリンクを増やすよりも、読者の疑問を解決する流れで入れることが大切です。

8-5. 表・リスト・引用で情報を整理する

SEO記事では、情報をわかりやすく整理することが重要です。文章だけで説明するよりも、表やリストを使ったほうが理解しやすい場面があります。

メリットや手順はリスト、比較は表、公式情報や第三者の意見は引用ブロックを使うと整理しやすくなります。

ブロックエディタを活用すれば、こうした要素を簡単に追加できます。

8-6. スマホ表示を意識して余白を調整する

多くの読者はスマートフォンで記事を読みます。そのため、パソコン表示だけでなくスマートフォン表示を意識したレイアウトが必要です。

余白を広くしすぎると、スマートフォンで間延びして見えることがあります。逆に余白が少なすぎると、文字や画像が詰まって読みにくくなります。

公開前にはスマートフォンのプレビューを確認し、段落、画像、表、ボタンの見え方をチェックしましょう。

8-7. メタディスクリプションやSEOプラグインと連携する

ブロックエディタで本文を作成したら、SEOプラグインを使ってメタディスクリプションやSEOタイトルを設定するのも効果的です。

メタディスクリプションには、記事の内容を簡潔にまとめます。検索結果に表示される可能性があるため、読者がクリックしたくなるような説明文を意識しましょう。

SEOプラグインの評価だけに頼らず、実際に読者にとってわかりやすい記事になっているかを確認することが大切です。

9. ブロックエディタと相性の良いテーマ・プラグイン

9-1. ブロックエディタ対応テーマを選ぶポイント

ブロックエディタを快適に使うには、ブロックエディタに対応したテーマを選ぶことが重要です。テーマによって、ブロックのデザイン、余白、幅広表示、全幅表示、ブロックパターンの種類などが異なります。

選ぶときは、以下のポイントを確認しましょう。

・ブロックエディタに対応しているか
・スマートフォン表示が見やすいか
・表示速度が遅くないか
・装飾ブロックやパターンが使いやすいか
・更新が継続されているか

見た目だけで選ぶのではなく、長期的に使いやすいテーマを選ぶことが大切です。

9-2. ブロック追加系プラグインの使い方

ブロック追加系プラグインを使うと、標準では用意されていない便利なブロックを追加できます。たとえば、FAQ、吹き出し、タブ、アコーディオン、レビュー、料金表などのブロックを使えるようになります。

ただし、便利だからといって多くのプラグインを入れすぎると、表示速度の低下や管理の複雑化につながることがあります。必要な機能を明確にしてから導入しましょう。

9-3. SEOプラグインとの併用方法

SEOプラグインを使うと、タイトルタグ、メタディスクリプション、OGP、XMLサイトマップなどを管理しやすくなります。

ブロックエディタで記事本文を作成し、SEOプラグインで検索結果向けの設定を整えると、記事公開前のチェックがしやすくなります。

ただし、SEOプラグインを入れただけで上位表示できるわけではありません。読者の検索意図に合った内容、わかりやすい構成、適切な内部リンク、読みやすい本文があってこそ効果を発揮します。

9-4. 表示崩れを防ぐための注意点

表示崩れを防ぐには、テーマ、プラグイン、ブロックの組み合わせに注意が必要です。特に、独自ブロックを多用している場合、テーマ変更時にデザインが崩れることがあります。

また、カスタムHTMLや追加CSSを使っている場合も、更新やテーマ変更で影響を受けることがあります。重要なページを編集する前には、バックアップを取っておくと安心です。

9-5. プラグインを入れすぎないための判断基準

プラグインを追加するときは、「本当に必要な機能か」を確認しましょう。

判断基準としては、次のような点があります。

・標準ブロックで代用できないか
・テーマの機能で実現できないか
・複数のプラグインで機能が重複していないか
・更新が継続されているか
・サイト表示速度に影響しないか

必要最小限のプラグインで運用するほうが、管理しやすく安定したサイトを作りやすくなります。

10. ワードプレス ブロックエディタに関するよくある質問

10-1. ブロックエディタは初心者でも使えますか?

はい、初心者でも使えます。最初は操作に戸惑うかもしれませんが、段落、見出し、画像、リストの基本ブロックを覚えれば、通常のブログ記事は作成できます。

いきなり高度なレイアウトを作ろうとせず、まずはシンプルな記事を作ることから始めましょう。

10-2. クラシックエディタは今でも使えますか?

クラシックエディタは、Classic Editorプラグインを使うことで利用できます。WordPress公式のプラグインとして提供されており、以前の投稿編集画面を復元できます。WordPress.org

ただし、今後もワードプレス本体やテーマ、プラグインはブロックエディタを前提に開発される場面が増えると考えられます。可能であれば、少しずつブロックエディタに慣れていくのがおすすめです。

10-3. ブロックエディタとページビルダーは何が違いますか?

ブロックエディタは、ワードプレス標準の編集機能です。投稿や固定ページをブロック単位で編集できます。

ページビルダーは、より自由なデザインや複雑なレイアウトを作るためのプラグインやテーマ機能です。ドラッグ&ドロップで高度なページを作れるものもあります。

一般的なブログ記事やシンプルな固定ページであれば、ブロックエディタだけでも十分です。凝ったランディングページを作りたい場合は、ページビルダーを検討してもよいでしょう。

10-4. ブロックエディタでHTMLやCSSは編集できますか?

ブロックエディタでは、ブロックごとにHTMLとして編集できます。また、カスタムHTMLブロックを使ってHTMLコードを追加することもできます。

CSSについては、テーマの追加CSS機能や子テーマ、プラグインなどを使って調整するのが一般的です。

ただし、初心者がHTMLやCSSを直接編集すると、表示崩れの原因になることがあります。まずは標準ブロックやテーマ設定で対応できないか確認しましょう。

10-5. ブロックエディタが使いにくいと感じたときはどうすればいいですか?

まずは、すべての機能を一度に覚えようとしないことが大切です。最初は、段落、見出し、画像、リスト、ボタンの基本ブロックだけに絞って使ってみましょう。

また、リストビューや「/」によるブロック検索を覚えると、作業がかなり楽になります。画面が見づらい場合は、フルスクリーンモードや設定サイドバーの表示を切り替えて、自分が使いやすい画面に調整しましょう。

10-6. 途中でクラシックエディタから移行しても問題ありませんか?

クラシックエディタからブロックエディタへ移行することは可能です。ただし、過去の記事を編集するときに、クラシックブロックとして表示される場合があります。

無理にすべての記事を一括で変換する必要はありません。新しい記事からブロックエディタで作成し、必要に応じて過去記事を少しずつ見直していく方法がおすすめです。

移行前には、テーマやプラグインがブロックエディタに対応しているか確認し、重要な記事はバックアップを取ってから編集しましょう。

まとめ

ワードプレスのブロックエディタは、文章や画像、見出し、ボタン、表などを「ブロック」として組み合わせながら記事を作成する編集機能です。最初は操作に戸惑うかもしれませんが、基本的な考え方を理解すれば、初心者でも十分に使いこなせます。

まず覚えるべきブロックは、段落、見出し、画像、リストです。この4つを使えるようになれば、基本的なブログ記事は作成できます。慣れてきたら、ボタン、表、引用、カラム、グループ、ブロックパターンなどを活用して、より読みやすく見やすい記事に仕上げましょう。

また、SEOに強い記事を作るためには、見出し構成、本文の読みやすさ、画像の代替テキスト、内部リンク、スマートフォン表示の確認が重要です。ブロックエディタは、これらを効率よく整えるための便利な機能を備えています。

ブロックエディタが使いにくいと感じたときは、すべてを一度に覚えようとせず、よく使う操作から少しずつ慣れていきましょう。基本操作を身につければ、ワードプレスでの記事作成がよりスムーズになり、読者にとってわかりやすいコンテンツを作れるようになります。