ワードプレスのダウンロード方法を初心者向けに解説|公式サイトから安全に入手してインストールする手順

はじめに

ワードプレスを使ってブログやホームページを作りたいと考えたとき、最初に迷いやすいのが「どこからダウンロードすればよいのか」「ダウンロードした後に何をすればよいのか」という点です。

ワードプレスは無料で利用できる便利なCMSですが、非公式サイトから入手したり、古いファイルを使ったりすると、セキュリティ上のリスクやインストールエラーにつながることがあります。そのため、ワードプレスをダウンロードする場合は、必ずWordPress.orgの公式サイトから最新版を入手することが大切です。

この記事では、「ワードプレス ダウンロード」と検索している初心者向けに、公式サイトから安全にワードプレスを入手する方法、サーバーへインストールする手順、よくある失敗と対処法、インストール後に行うべき初期設定までわかりやすく解説します。

1. ワードプレスをダウンロードする前に知っておきたい基礎知識

1-1. ワードプレスは公式サイトから無料でダウンロードできる

ワードプレスは、WordPress.orgで配布されているオープンソースのCMSです。公式サイトでは、ワードプレス本体を無料でダウンロードできます。WordPress.org日本語版のダウンロードページには、自分でホスティングとドメインを用意できる人向けに、ワードプレスをダウンロードしてインストールする案内が掲載されています。

ただし、「ワードプレス本体が無料」という意味であり、実際にブログやサイトを公開するには、レンタルサーバーや独自ドメインの費用がかかることが一般的です。つまり、ワードプレスそのものは無料で使えますが、インターネット上に公開するための環境は別途用意する必要があります。

1-2. WordPress.orgとWordPress.comの違い

ワードプレスには、主に「WordPress.org」と「WordPress.com」があります。名前が似ているため初心者は混同しやすいですが、役割は異なります。

WordPress.orgは、自分でサーバーやドメインを用意して、ワードプレス本体をインストールして使うタイプです。テーマやプラグインの自由度が高く、ブログ、企業サイト、メディア、ネットショップなど幅広いサイトを構築できます。

一方、WordPress.comは、ホスティング込みでワードプレスを利用できるサービスです。WordPress.comの公式説明でも、WordPress.comにはマネージドホスティングが含まれ、速度、セキュリティ、パフォーマンスなどの技術面をサービス側が管理する仕組みとされています。

自由度を重視するならWordPress.org、できるだけ管理を簡単にしたいならWordPress.comという考え方が基本です。

1-3. ダウンロード版のワードプレスが必要なケース

公式サイトからワードプレスをダウンロードする必要があるのは、主に手動でサーバーへインストールしたい場合です。たとえば、以下のようなケースではダウンロード版のワードプレスを使います。

自分でFTPを使ってサーバーにファイルをアップロードしたい場合、ローカル環境でワードプレスをテストしたい場合、レンタルサーバーの簡単インストール機能を使わずに構築したい場合、既存サイトを手動で移行・復旧したい場合などです。

また、制作会社やWeb担当者が細かく環境を管理したい場合にも、公式サイトからワードプレスをダウンロードして手動インストールする方法が選ばれます。

1-4. 初心者はレンタルサーバーの簡単インストールも検討すべき理由

初心者がワードプレスを始める場合、必ずしも公式サイトからファイルをダウンロードして手動インストールする必要はありません。多くのレンタルサーバーには「WordPress簡単インストール」「WordPressクイックインストール」などの機能が用意されています。

簡単インストールを使えば、FTPでファイルをアップロードしたり、データベース情報を手入力したりする作業を大幅に減らせます。画面の案内に従ってサイト名やユーザー情報を入力するだけで、ワードプレスを自動で導入できるため、初心者には非常に便利です。

一方で、仕組みを理解したい人、細かく設定したい人、トラブル対応力を身につけたい人は、ワードプレスを公式サイトからダウンロードして手動インストールする方法を学んでおくと役立ちます。

2. ワードプレスを安全にダウンロードするための注意点

2-1. 必ず公式サイトからダウンロードする

ワードプレスをダウンロードするときは、必ずWordPress.orgの公式サイトを利用しましょう。検索結果には、解説サイトや広告、非公式の配布ページが表示されることもありますが、ワードプレス本体は公式サイトから入手するのが最も安全です。

日本語で利用する場合は、WordPress.org日本語版のダウンロードページから入手するのがおすすめです。公式サイトでは、最新版のワードプレスをZIP形式でダウンロードできます。

2-2. 非公式サイトや古いファイルを避けるべき理由

非公式サイトで配布されているワードプレスのファイルは、改ざんされている可能性を完全には否定できません。悪意のあるコードが含まれていた場合、サイトが不正アクセスを受けたり、個人情報が漏えいしたり、検索順位に悪影響が出たりするおそれがあります。

また、古いバージョンのワードプレスは、セキュリティ修正が反映されていない場合があります。WordPress.org日本語版のリリースアーカイブでも、最新系列の中で最新のもののみが安全に使用でき、積極的にメンテナンスされていると案内されています。

特別な検証目的がない限り、古いワードプレスを使うメリットはほとんどありません。

2-3. 日本語版ワードプレスを選ぶメリット

日本語でブログやサイトを運営するなら、日本語版ワードプレスを選ぶのがおすすめです。日本語版では、管理画面や初期表示が日本語に対応しているため、初心者でも操作しやすくなります。

英語版をインストールして後から言語設定を変更することも可能ですが、最初から日本語版を使ったほうが迷いにくいでしょう。特に、設定画面やエラーメッセージを見ながら作業する初心者にとって、管理画面が日本語で表示されることは大きなメリットです。

2-4. ダウンロード前に確認したい推奨環境

ワードプレスを正常に動かすには、サーバー側の環境も重要です。WordPress.orgの公式要件では、推奨環境としてPHP 8.3以上、データベースはMariaDB 10.6以上またはMySQL 8.0以上、HTTPS対応が示されています。

レンタルサーバーを選ぶときは、これらの条件を満たしているか確認しましょう。古いPHPや古いデータベースしか使えないサーバーでは、ワードプレスの動作が不安定になったり、セキュリティ面で不利になったりする可能性があります。

3. ワードプレスをダウンロードする前に準備するもの

3-1. レンタルサーバー

ワードプレスでサイトを公開するには、ファイルやデータベースを置くためのレンタルサーバーが必要です。レンタルサーバーは、Webサイトのデータを保管し、インターネット上に公開するための場所です。

初心者は、ワードプレスに対応している国内レンタルサーバーを選ぶと安心です。WordPress簡単インストール、SSL設定、バックアップ機能、サポート体制などが整っているサービスを選ぶと、初期設定やトラブル対応がしやすくなります。

3-2. 独自ドメイン

独自ドメインとは、サイトの住所にあたるものです。たとえば、ブログ名や会社名に合わせたドメインを取得すると、訪問者に覚えてもらいやすくなります。

ワードプレス本体をダウンロードするだけならドメインは不要ですが、実際にサイトを公開するには独自ドメインを用意しておくのが一般的です。レンタルサーバーと同じ会社でドメインを取得すると、設定が簡単になる場合があります。

3-3. FTPソフト

手動でワードプレスをインストールする場合、ダウンロードしたワードプレスのファイルをサーバーにアップロードする必要があります。その作業に使うのがFTPソフトです。

FTPソフトには、FileZilla、Cyberduck、WinSCPなどがあります。レンタルサーバーから発行されるFTPホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して接続し、ワードプレスのファイルをサーバー上の公開フォルダへアップロードします。

3-4. データベース情報

ワードプレスは、記事本文、カテゴリー、ユーザー情報、設定内容などをデータベースに保存します。そのため、インストール時にはデータベース名、データベースユーザー名、パスワード、データベースホスト名が必要です。

レンタルサーバーの管理画面でデータベースを作成すると、これらの情報を確認できます。入力を間違えると「データベース接続確立エラー」が表示されるため、メモしておくと安心です。

3-5. 管理者用のユーザー名とパスワード

ワードプレスのインストール時には、管理画面にログインするためのユーザー名とパスワードを設定します。

ユーザー名を「admin」にしたり、短く単純なパスワードを使ったりすると、不正ログインのリスクが高まります。英数字や記号を組み合わせた強力なパスワードを設定し、他のサービスと使い回さないようにしましょう。

4. 公式サイトからワードプレスをダウンロードする手順

4-1. WordPress.org日本語版公式サイトにアクセスする

まず、WordPress.org日本語版の公式サイトにアクセスします。検索エンジンで探す場合は、「WordPress.org 日本語 ダウンロード」などのキーワードで検索すると見つけやすいです。

検索結果には複数のサイトが表示されるため、公式サイトであることを確認してからアクセスしましょう。ワードプレス本体を入手する目的であれば、WordPress.orgのダウンロードページを利用します。

4-2. ダウンロードページを開く

公式サイトにアクセスしたら、「WordPressを入手」または「ダウンロード」ページを開きます。WordPress.org日本語版のダウンロードページでは、ワードプレス本体をダウンロードするためのボタンが表示されます。

英語版のページにアクセスしてしまった場合でも、言語設定や日本語版ページへの移動ができます。日本語でサイトを運営するなら、日本語版ページからダウンロードするとわかりやすいです。

4-3. 最新版のワードプレスをダウンロードする

ダウンロードページに表示されている最新版のワードプレスをダウンロードします。本記事作成時点では、WordPress.org日本語版のダウンロードページにWordPress 7.0のダウンロード案内が表示されていますが、実際に作業する際は公式ページに表示されている最新版を確認してください。

ダウンロードボタンをクリックすると、ZIPファイルがパソコンに保存されます。保存先は「ダウンロード」フォルダになることが多いですが、ブラウザやパソコンの設定によって異なります。

4-4. ダウンロードしたZIPファイルを確認する

ダウンロードが完了したら、保存されたZIPファイルを確認します。ファイル名には「wordpress」が含まれていることが一般的です。

この時点で、ファイルを直接サーバーにアップロードするのではなく、まずパソコン上で解凍します。ZIPファイルのままでは、通常の手動インストールに必要なファイル構成を確認できません。

4-5. ZIPファイルを解凍する

ZIPファイルを右クリックして「すべて展開」や「解凍」を選択します。解凍すると、「wordpress」というフォルダが作成され、その中に多数のファイルやフォルダが入っています。

主なファイルには、wp-admin、wp-content、wp-includes、wp-config-sample.phpなどがあります。これらがワードプレスを動かすために必要な本体ファイルです。

5. ダウンロードしたワードプレスをサーバーにインストールする手順

5-1. FTPソフトでサーバーに接続する

まず、FTPソフトを起動し、レンタルサーバーから発行されたFTP情報を入力します。必要な情報は、FTPホスト名、FTPユーザー名、FTPパスワード、ポート番号などです。

接続に成功すると、左側に自分のパソコン内のファイル、右側にサーバー上のファイルが表示される形式が一般的です。サーバーによって公開フォルダの名称は異なりますが、「public_html」「www」「htdocs」などが使われることがあります。

5-2. ワードプレスのファイルをアップロードする

解凍したwordpressフォルダの中身を、サーバーの公開フォルダへアップロードします。

ここで注意したいのは、「wordpressフォルダごとアップロードするのか」「wordpressフォルダの中身だけをアップロードするのか」という点です。ドメイン直下でサイトを表示したい場合は、wordpressフォルダの中身を公開フォルダ直下にアップロードします。

たとえば、example.comでワードプレスを表示したいなら、wp-admin、wp-content、wp-includesなどがpublic_html直下にある状態にします。wordpressフォルダごとアップロードすると、example.com/wordpress/で表示される形になる場合があります。

5-3. データベースを作成する

次に、レンタルサーバーの管理画面でワードプレス用のデータベースを作成します。MySQLまたはMariaDBを選択し、データベース名、ユーザー名、パスワードを設定します。

作成後は、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名を控えておきましょう。インストール画面でこれらを入力します。

5-4. インストール画面にアクセスする

ワードプレスのファイルをアップロードし、データベースを作成したら、ブラウザでサイトのURLにアクセスします。

正しくファイルが配置されていれば、ワードプレスのインストール画面が表示されます。最初に言語選択画面が表示される場合は、日本語を選びます。その後、データベース情報の入力画面へ進みます。

5-5. サイト情報と管理者情報を入力する

データベース接続が完了すると、サイト情報を入力する画面が表示されます。ここでは、サイトタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレス、検索エンジンでの表示設定などを入力します。

サイトタイトルは後から変更できますが、ブログ名や会社名が決まっている場合は、最初に設定しておくとよいでしょう。管理者ユーザー名とパスワードは、セキュリティを意識して推測されにくいものにします。

5-6. 管理画面にログインしてインストール完了を確認する

インストールが完了すると、ログイン画面へ進めます。設定したユーザー名とパスワードを入力し、ワードプレスの管理画面にログインできればインストール完了です。

管理画面では、投稿、固定ページ、外観、プラグイン、設定などのメニューが表示されます。まずはサイトを表示して、トップページが正しく見えるか確認しましょう。

6. 初心者におすすめの簡単インストール方法

6-1. レンタルサーバーの簡単インストールとは

レンタルサーバーの簡単インストールとは、サーバーの管理画面からワードプレスを自動で導入できる機能です。サーバーによって名称は異なりますが、「WordPress簡単インストール」「WordPressクイックスタート」「自動インストール」などと呼ばれます。

この機能を使えば、公式サイトからワードプレスをダウンロードして、FTPでアップロードし、データベースを手動設定する作業を省略できます。初心者が最初のサイトを作るなら、簡単インストールを使うほうがスムーズです。

6-2. 手動インストールとの違い

手動インストールでは、ワードプレス本体のダウンロード、ZIPファイルの解凍、FTPアップロード、データベース作成、インストール画面での設定を自分で行います。

一方、簡単インストールでは、サーバー側がこれらの多くを自動で処理します。入力する内容は、サイト名、管理者ユーザー名、パスワード、メールアドレス、インストール先ドメインなどに限られることが多いです。

手動インストールは仕組みを理解しやすい反面、初心者にはやや難易度が高めです。簡単インストールは手軽ですが、細かい仕組みを理解しないまま進めやすいという違いがあります。

6-3. 簡単インストールが向いている人

簡単インストールが向いているのは、できるだけ早くブログを始めたい人、FTPやデータベースの操作に不安がある人、初めてワードプレスを使う人です。

特に、個人ブログや小規模なホームページを作る場合は、簡単インストールで十分なことがほとんどです。サーバー会社がワードプレス向けに環境を整えている場合も多いため、初期設定でつまずきにくくなります。

6-4. 手動ダウンロードが向いている人

手動ダウンロードが向いているのは、FTPやデータベースの仕組みを理解したい人、ローカル環境で開発したい人、既存サイトの移行や復旧を行いたい人、制作案件で細かく管理したい人です。

また、簡単インストール機能が使えないサーバーを利用する場合や、特定のディレクトリにワードプレスを設置したい場合にも、手動インストールの知識が役立ちます。

7. ワードプレスのダウンロードやインストールでよくある失敗と対処法

7-1. 公式サイトが見つからない

「ワードプレス ダウンロード」と検索すると、公式サイト以外の解説ページも多く表示されます。公式サイトが見つからない場合は、「WordPress.org 日本語 ダウンロード」と検索すると探しやすくなります。

ダウンロードする前に、ページ名や運営元を確認し、WordPress.orgの公式ページであることを確かめましょう。安全性を重視するなら、ブックマークしておくのもおすすめです。

7-2. ダウンロードしたファイルが開けない

ダウンロードしたZIPファイルが開けない場合は、ダウンロードが途中で失敗している可能性があります。まずはファイルサイズを確認し、もう一度公式サイトからダウンロードし直してください。

また、解凍ソフトに問題がある場合もあります。WindowsやMacの標準機能で解凍できないときは、別の解凍ソフトを試すと解決することがあります。

7-3. FTPでアップロードできない

FTPでアップロードできない場合は、FTPホスト名、ユーザー名、パスワード、ポート番号が間違っていないか確認します。サーバーによっては、FTPではなくFTPSやSFTPを使う必要がある場合もあります。

また、アップロード先のフォルダを間違えていると、インストール画面が表示されません。公開フォルダがどこなのか、レンタルサーバーのマニュアルで確認しましょう。

7-4. データベース接続エラーが出る

「データベース接続確立エラー」が表示される場合は、入力したデータベース情報に誤りがある可能性が高いです。

データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名を再確認しましょう。特に、データベース名とユーザー名を混同したり、コピー時に余計なスペースが入ったりするミスがよくあります。

また、データベースユーザーに適切な権限が付与されていない場合も接続できません。レンタルサーバーの管理画面で権限設定を確認してください。

7-5. インストール画面が表示されない

インストール画面が表示されない場合は、ワードプレスのファイルをアップロードした場所が間違っている可能性があります。

ドメイン直下に表示したい場合は、wp-admin、wp-content、wp-includesなどのファイルやフォルダが公開フォルダ直下にあるか確認しましょう。wordpressフォルダごとアップロードしている場合、URLの末尾に「/wordpress/」を付けると表示されることがあります。

7-6. 管理画面にログインできない

管理画面にログインできない場合は、ユーザー名またはパスワードの入力ミスを確認します。パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。

メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認しましょう。それでも解決しない場合は、データベースから管理者情報を確認・変更する方法もありますが、初心者には難しいため、レンタルサーバーのサポートに相談するのがおすすめです。

8. インストール後に最初にやるべき初期設定

8-1. サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する

ワードプレスにログインしたら、まずサイトタイトルとキャッチフレーズを確認しましょう。管理画面の「設定」から「一般」を開くと変更できます。

サイトタイトルはブログ名や会社名として表示される重要な項目です。キャッチフレーズは初期状態のままになっていることが多いため、サイトの内容に合わせて変更するか、不要であれば空欄にしておきましょう。

8-2. パーマリンクを設定する

パーマリンクとは、投稿や固定ページのURL構造のことです。初期状態では数字や記号を含むURLになっている場合があります。

SEOやユーザーのわかりやすさを考えると、投稿名を含む形式に設定することが多いです。管理画面の「設定」から「パーマリンク」を開き、サイト運営方針に合った形式を選びましょう。

記事を公開した後にパーマリンクを変更すると、URLが変わってアクセスできなくなることがあるため、できるだけ最初に設定しておくことが大切です。

8-3. SSL化を確認する

SSL化とは、サイトの通信を暗号化し、URLを「https://」で表示できるようにする設定です。現在のWebサイト運営では、SSL化は基本的な対応といえます。

レンタルサーバーで無料SSLを設定した後、ワードプレスの「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」がhttpsになっているか確認しましょう。ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていれば、SSL化が有効になっています。

8-4. 不要なテーマやプラグインを削除する

ワードプレスの初期状態では、複数のテーマやプラグインが入っていることがあります。使わないテーマやプラグインを放置すると、管理が煩雑になったり、セキュリティリスクが増えたりする可能性があります。

使用するテーマを1つ決めたら、不要なテーマは削除しましょう。プラグインも、本当に必要なものだけを有効化するのがおすすめです。

8-5. セキュリティ対策を行う

ワードプレスは利用者が多いため、不正ログインや攻撃の対象になることがあります。インストール後は、早い段階でセキュリティ対策を行いましょう。

具体的には、強力なパスワードを使う、管理者ユーザー名を推測されにくくする、ワードプレス本体・テーマ・プラグインを常に最新に保つ、不要なプラグインを削除する、ログイン試行回数を制限するなどが有効です。

8-6. バックアップ設定を行う

サイト運営では、更新ミス、プラグインの不具合、不正アクセス、サーバートラブルなどに備えてバックアップを取ることが大切です。

バックアップには、サーバーの自動バックアップ機能を使う方法と、ワードプレスのバックアップ用プラグインを使う方法があります。ファイルだけでなく、データベースもバックアップ対象に含めましょう。

9. ワードプレスのダウンロードに関するよくある質問

9-1. ワードプレスは無料で使える?

ワードプレス本体は無料でダウンロードして使えます。WordPress.orgでは、ワードプレスを入手して自分のホスティング環境にインストールするための案内が掲載されています。

ただし、サイトを公開するにはレンタルサーバー代や独自ドメイン代が必要になることが一般的です。また、有料テーマや有料プラグインを使う場合は追加費用がかかります。

9-2. スマホだけでダウンロードやインストールはできる?

スマホだけでワードプレスをダウンロードすることは可能ですが、手動インストールまで行うのはかなり難しいです。ZIPファイルの解凍、FTPアップロード、データベース設定などの作業が必要になるため、パソコンで行うほうが安全です。

スマホだけで始めたい場合は、レンタルサーバーの簡単インストール機能や、WordPress.comのようなホスティング込みのサービスを検討するとよいでしょう。

9-3. ダウンロードせずにワードプレスを始める方法はある?

あります。レンタルサーバーのWordPress簡単インストールを使えば、公式サイトからワードプレス本体を自分でダウンロードしなくても始められます。

また、WordPress.comを使えば、サーバー設定やインストール作業を意識せずにワードプレスを利用できます。WordPress.comはホスティング込みのサービスとして提供されており、技術的な管理をサービス側に任せやすいのが特徴です。

9-4. 古いバージョンのワードプレスを使っても大丈夫?

基本的にはおすすめできません。古いバージョンには、セキュリティ上の問題や不具合が残っている可能性があります。

検証目的や互換性確認のために古いバージョンを使うことはありますが、本番サイトでは公式サイトで案内されている最新版を使うのが安全です。リリースアーカイブでも、最新系列の中で最新のもののみが安全に使用でき、積極的にメンテナンスされていると案内されています。

9-5. ダウンロードしたファイルは削除してもよい?

サーバーへのアップロードとインストールが完了し、サイトが正常に動作していることを確認できたら、パソコンに保存したZIPファイルは削除しても問題ありません。

ただし、解凍したファイルを作業記録として残しておきたい場合は、整理して保管しておいてもよいでしょう。必要になった場合でも、最新版は公式サイトから再度ダウンロードできます。

10. ワードプレスは公式サイトから安全にダウンロードして正しい手順で導入しよう

10-1. 公式サイトから最新版を入手することが重要

ワードプレスをダウンロードするうえで最も大切なのは、公式サイトから最新版を入手することです。非公式サイトや古いファイルを使うと、セキュリティ面で不安が残ります。

WordPress.org日本語版の公式ダウンロードページから入手すれば、日本語環境で使いやすいワードプレスを安全に準備できます。

10-2. 初心者は簡単インストールも選択肢に入れる

初心者の場合、手動でワードプレスをダウンロードしてインストールする方法にこだわる必要はありません。レンタルサーバーの簡単インストールを使えば、短時間でワードプレスを始められます。

手動インストールは学習には役立ちますが、FTPやデータベースの操作に慣れていないとつまずきやすい方法です。まずは簡単インストールでサイトを立ち上げ、必要に応じて手動インストールの知識を学ぶのもよい進め方です。

10-3. インストール後は初期設定とセキュリティ対策まで進める

ワードプレスは、インストールして終わりではありません。サイトタイトル、パーマリンク、SSL、テーマ、プラグイン、セキュリティ、バックアップなどの初期設定を行うことで、安心して運営を始められます。

特に、ワードプレス本体、テーマ、プラグインを最新状態に保つことは重要です。安全なサイト運営のためにも、定期的に管理画面を確認し、更新やバックアップを習慣にしましょう。

まとめ

ワードプレスをダウンロードする場合は、必ずWordPress.orgの公式サイトから最新版を入手しましょう。ワードプレス本体は無料で利用できますが、サイトを公開するにはレンタルサーバーや独自ドメインが必要です。

手動インストールでは、公式サイトからZIPファイルをダウンロードし、解凍したファイルをFTPでサーバーにアップロードし、データベース情報を入力してインストールを進めます。仕組みを理解できるメリットはありますが、初心者にはやや難易度が高い方法です。

初めてワードプレスを使う人は、レンタルサーバーの簡単インストール機能も検討しましょう。簡単インストールなら、ファイルのアップロードやデータベース設定を自動化でき、スムーズにサイトを開設できます。

ワードプレスのダウンロードで大切なのは、公式サイトから安全に入手すること、推奨環境を満たしたサーバーを使うこと、インストール後に初期設定とセキュリティ対策を忘れないことです。正しい手順で導入すれば、初心者でも安心してブログやホームページ運営を始められます。