ワードプレス インストール方法|初心者でも失敗しない手順を画像付きで解説
はじめに
ワードプレスをインストールすると、ブログやホームページを自分で作成・運営できるようになります。とはいえ、はじめてWordPressに触れる方の中には、「サーバーって何?」「ドメイン設定で失敗しそう」「インストール後に何をすればいいの?」と不安に感じる方も多いでしょう。
ワードプレスのインストール方法は、大きく分けて「レンタルサーバーの簡単インストール機能を使う方法」と「自分でファイルをアップロードして手動インストールする方法」の2つです。初心者の場合は、難しい設定をほとんど自動で進められる簡単インストールがおすすめです。
この記事では、ワードプレスのインストール前に必要な準備から、初心者向けのインストール手順、インストール後に必ずやるべき初期設定、よくある失敗の対処法までわかりやすく解説します。
1. ワードプレスのインストール前に知っておきたい基礎知識
ワードプレスをスムーズにインストールするためには、まずWordPressの仕組みや種類を理解しておくことが大切です。最初に基本を押さえておくと、サーバー契約やドメイン設定で迷いにくくなります。
1-1. WordPressとは?初心者でもブログ・ホームページを作れる仕組み
WordPressとは、ブログやホームページを作成・管理できるCMSです。CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」のことで、専門的なプログラミング知識がなくても、記事の投稿、画像の追加、ページ作成、デザイン変更などを管理画面から行えます。
通常、Webサイトを作るにはHTMLやCSS、PHPなどの知識が必要になります。しかしWordPressを使えば、管理画面にログインして記事を書いたり、テーマを選んでデザインを変更したり、プラグインを追加して機能を拡張したりできます。
そのため、個人ブログ、企業サイト、店舗ホームページ、アフィリエイトサイト、ポートフォリオサイトなど、さまざまな用途で利用されています。
1-2. WordPress.comとWordPress.orgの違い
WordPressには「WordPress.com」と「WordPress.org」の2種類があります。
WordPress.comは、登録するだけでブログを始められるサービスです。サーバー契約やインストール作業が不要なため手軽ですが、無料プランでは広告が表示されたり、使えるテーマやプラグインに制限があったりします。
一方、WordPress.orgは、自分でレンタルサーバーを契約し、WordPressをインストールして使うタイプです。一般的に「ワードプレスをインストールする」と言う場合は、こちらのWordPress.orgを指します。
本格的にブログやホームページを運営したい場合は、独自ドメインを使えてカスタマイズの自由度が高いWordPress.orgがおすすめです。
1-3. ワードプレスをインストールする方法は主に2種類
ワードプレスのインストール方法は、主に次の2種類です。
1つ目は、レンタルサーバーに用意されている「WordPress簡単インストール」機能を使う方法です。サーバー管理画面から必要事項を入力するだけで、WordPress本体やデータベースの設定を自動で行ってくれます。
2つ目は、WordPress公式サイトからファイルをダウンロードし、FTPソフトでサーバーへアップロードして、データベースを手動で設定する方法です。自由度は高いものの、初心者には少し難しく感じるかもしれません。
これから初めてワードプレスをインストールする方は、基本的にレンタルサーバーの簡単インストールを選びましょう。
1-4. 初心者にはレンタルサーバーの「簡単インストール」がおすすめ
初心者に簡単インストールがおすすめな理由は、作業がシンプルで失敗しにくいからです。通常、WordPressを手動インストールするには、ファイルのアップロード、データベース作成、wp-config.phpの設定などが必要になります。
しかし簡単インストールなら、サーバー管理画面でサイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力するだけで、数分程度でWordPressを使い始められます。
特にエックスサーバー、ConoHa WING、ロリポップ!、さくらのレンタルサーバ、mixhostなどの主要レンタルサーバーでは、WordPress初心者向けのインストール機能が用意されています。
2. ワードプレスをインストールする前に必要なもの
ワードプレスをインストールするには、いくつか事前に準備しておくものがあります。先に必要なものを確認しておくことで、インストール作業をスムーズに進められます。
2-1. レンタルサーバー
レンタルサーバーとは、WordPressのデータや画像、記事情報などを保存しておく場所です。Webサイトを家にたとえるなら、レンタルサーバーは土地のような存在です。
WordPressを運営するには、PHPやMySQLなどに対応したサーバーが必要です。ほとんどの国内レンタルサーバーはWordPressに対応していますが、初心者は「WordPress簡単インストール」「無料SSL」「自動バックアップ」「サポート体制」が整っているサービスを選ぶと安心です。
2-2. 独自ドメイン
独自ドメインとは、サイトのURLになる文字列のことです。たとえば「example.com」のようなものが独自ドメインです。Webサイトを家にたとえるなら、ドメインは住所にあたります。
独自ドメインを使うと、覚えやすく信頼感のあるURLでサイトを運営できます。ブログやホームページを長期的に育てたい場合は、無料ブログのURLではなく独自ドメインを取得しておくのがおすすめです。
レンタルサーバーによっては、サーバー契約時に独自ドメインを無料で取得できるキャンペーンが用意されている場合もあります。
2-3. SSL化に対応した環境
SSLとは、サイトの通信を暗号化する仕組みです。SSL化されたサイトは、URLが「http://」ではなく「https://」から始まります。
SSL化していないサイトは、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されることがあります。訪問者に不安を与えないためにも、WordPressをインストールしたら必ずSSL化しておきましょう。
現在、多くのレンタルサーバーでは無料SSLを利用できます。サーバーを選ぶ際は、無料SSLに対応しているかを確認しておくと安心です。
2-4. WordPressで使うログイン情報
WordPressをインストールするときには、管理画面にログインするための情報を設定します。主に必要になるのは、ユーザー名、パスワード、メールアドレスです。
このログイン情報は、記事の投稿やデザイン変更、プラグインの追加など、WordPressを管理するために必要になります。忘れないように安全な場所に保管しておきましょう。
特にパスワードは、第三者に推測されにくい複雑なものを設定することが大切です。
2-5. インストール前に決めておきたいサイト名・ユーザー名・パスワード
ワードプレスをインストールする前に、サイト名、ユーザー名、パスワードを決めておきましょう。
サイト名は、ブログやホームページの名前として表示されます。あとから変更できますが、最初にある程度方向性を決めておくと運営しやすくなります。
ユーザー名はログイン時に使います。「admin」など推測されやすい名前は避け、サイト名や個人名と直接結びつきにくいものにしましょう。
パスワードは、英大文字・英小文字・数字・記号を組み合わせた長めの文字列がおすすめです。安全性を高めるため、他のサービスと同じパスワードを使い回さないようにしましょう。
3. 初心者向け|ワードプレスのインストール方法の全体手順
ここでは、初心者向けにワードプレスのインストール全体の流れを紹介します。実際の画面操作はサーバーによって少し異なりますが、基本的な手順はほとんど同じです。
3-1. 手順1:レンタルサーバーを契約する
まずはWordPressに対応したレンタルサーバーを契約します。初心者は、WordPress簡単インストール機能があるサーバーを選びましょう。
サーバー契約時には、プラン、契約期間、支払い方法などを選択します。最初は標準的なプランで十分なケースが多いです。アクセス数が増えたら、あとから上位プランへ変更できるサーバーを選ぶと安心です。
3-2. 手順2:独自ドメインを取得・設定する
次に、サイトで使用する独自ドメインを取得します。レンタルサーバーの申し込み時にドメインを同時取得できる場合は、そのまま設定すると簡単です。
すでに他社で取得したドメインを使う場合は、ネームサーバー設定が必要になります。ネームサーバーとは、ドメインとサーバーを紐づけるための設定です。
設定が反映されるまでには時間がかかる場合があります。ドメインを設定した直後にサイトが表示されなくても、少し時間をおいてから確認しましょう。
3-3. 手順3:WordPress簡単インストールを実行する
サーバーとドメインの準備ができたら、WordPress簡単インストールを実行します。
サーバー管理画面にログインし、「WordPress簡単インストール」「WordPressインストール」「サイト作成」などのメニューを開きます。そこからインストール先のドメインを選び、サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力します。
入力内容に問題がなければ、インストールを実行します。完了後に表示される管理画面URLやログイン情報は必ず控えておきましょう。
3-4. 手順4:管理画面にログインする
WordPressのインストールが完了したら、管理画面にログインします。一般的に、管理画面のURLは次のような形式です。
https://あなたのドメイン/wp-admin/
ログイン画面が表示されたら、インストール時に設定したユーザー名またはメールアドレス、パスワードを入力します。
ログインできると、WordPressのダッシュボードが表示されます。ここから記事投稿、固定ページ作成、テーマ変更、プラグイン追加などを行えます。
3-5. 手順5:SSL化と初期設定を行う
インストール後は、すぐに記事を書き始める前に初期設定を行いましょう。特に重要なのがSSL化とパーマリンク設定です。
SSL化を行うと、サイトURLが「https://」になります。あわせてWordPress管理画面の「設定」から、WordPressアドレスとサイトアドレスがhttpsになっているか確認します。
また、パーマリンクは記事URLの形式を決める設定です。あとから変更するとURLが変わってしまうため、最初に設定しておくことが大切です。
3-6. インストール完了までにかかる時間の目安
ワードプレスのインストールにかかる時間は、簡単インストールを使えばおおよそ10分から30分程度です。
ただし、サーバー契約、ドメイン取得、ネームサーバー反映、SSL設定などを含めると、サイトが完全に表示されるまで数時間かかる場合もあります。
初めて作業する場合は、時間に余裕を持って進めましょう。焦って何度も設定を変更すると、かえって原因がわかりにくくなることがあります。
4. 画像付きで解説|ワードプレスの簡単インストール手順
ここからは、レンタルサーバーの簡単インストール機能を使った一般的な手順を、画像を入れる想定で解説します。実際のボタン名や画面の配置はサーバーによって異なりますが、流れはほぼ共通です。
4-1. サーバー管理画面にログインする
まず、契約したレンタルサーバーの管理画面にログインします。サーバー契約時に届いたメールに、管理画面URLやログインIDが記載されていることが多いです。
【画像例:レンタルサーバーのログイン画面】
ログイン後、サーバー管理画面やコントロールパネルが表示されます。ここからドメイン設定、SSL設定、WordPressインストールなどを行います。
ログイン情報を忘れた場合は、サーバー会社のログイン画面からパスワード再設定を行いましょう。
4-2. WordPress簡単インストール画面を開く
管理画面にログインしたら、「WordPress簡単インストール」「WordPress管理」「サイト作成」「アプリケーションインストール」などのメニューを探します。
【画像例:WordPress簡単インストールメニューの位置】
サーバーによって名称は異なりますが、WordPressのロゴや「CMS」「簡単インストール」といった表記が目印になります。
メニューを開くと、WordPressを新しくインストールするための画面が表示されます。
4-3. インストール先のドメインを選択する
次に、WordPressをインストールするドメインを選択します。複数のドメインを設定している場合は、間違えないように注意しましょう。
【画像例:インストール先ドメインの選択画面】
たとえば、ブログを「
サブディレクトリにインストールする場合は、「example.com/blog/」のようなURLになります。初心者が通常のブログやホームページを作る場合は、ドメイン直下にインストールするのがわかりやすいです。
4-4. サイト名・ユーザー名・パスワードを入力する
続いて、WordPressの基本情報を入力します。
主な入力項目は、サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスです。
【画像例:WordPressインストール情報の入力欄】
サイト名はあとから変更できますが、ユーザー名はログインや投稿者情報に関わるため慎重に決めましょう。「admin」や「test」など、推測されやすいユーザー名は避けるのがおすすめです。
パスワードは、英数字と記号を組み合わせて複雑にしましょう。メールアドレスは、パスワード再設定やWordPressからのお知らせを受け取るために使用します。
4-5. データベース設定を確認する
WordPressは、記事や設定情報をデータベースに保存します。簡単インストールでは、データベースを自動作成してくれるサーバーが多いです。
【画像例:データベース自動作成の選択画面】
初心者の場合は、「自動でデータベースを作成する」「データベースを自動生成する」といった選択肢を選びましょう。
手動でデータベース名やユーザー名を入力する必要がある場合は、入力ミスに注意してください。データベース情報が間違っていると、インストール後に「データベース接続確立エラー」が表示されることがあります。
4-6. 入力内容を確認してインストールを実行する
すべての入力が終わったら、確認画面で内容をチェックします。特に、インストール先URL、ユーザー名、メールアドレスに間違いがないか確認しましょう。
【画像例:インストール内容の確認画面】
問題がなければ、「インストールする」「作成する」「確認して実行」などのボタンをクリックします。
インストールが完了すると、WordPress管理画面のURLやログイン情報が表示されます。この画面はあとで必要になるため、スクリーンショットを撮るか、安全な場所にメモしておきましょう。
4-7. WordPress管理画面にログインできるか確認する
インストール完了後は、管理画面にアクセスしてログインできるか確認します。
【画像例:WordPressログイン画面】
URLは一般的に、次の形式です。
https://あなたのドメイン/wp-admin/
ユーザー名とパスワードを入力し、ダッシュボードが表示されればインストールは成功です。
もしログイン画面が表示されない場合は、ドメイン設定やSSL設定の反映に時間がかかっている可能性があります。少し時間をおいてから再度アクセスしてみましょう。
5. ワードプレスを手動インストールする方法
初心者には簡単インストールがおすすめですが、サーバー環境によっては手動インストールが必要になる場合もあります。ここでは、WordPressを手動でインストールする基本的な流れを解説します。
5-1. WordPress公式サイトからファイルをダウンロードする
まず、WordPress公式サイトから最新版のWordPressファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルはzip形式になっているため、パソコン上で解凍します。解凍すると、WordPress本体のファイルやフォルダが表示されます。
手動インストールでは、このファイル一式をサーバーにアップロードして使用します。
5-2. FTPソフトでサーバーにアップロードする
次に、FTPソフトを使ってWordPressファイルをサーバーにアップロードします。FTPソフトとは、パソコンとサーバー間でファイルを転送するためのツールです。
代表的なFTPソフトには、FileZillaやWinSCPなどがあります。
サーバー会社から発行されたFTPホスト名、FTPユーザー名、FTPパスワードを入力して接続します。接続できたら、公開フォルダにWordPressファイルをアップロードします。
アップロード先を間違えるとサイトが表示されないため、サーバーのマニュアルで公開フォルダの場所を確認しておきましょう。
5-3. データベースを作成する
WordPressを動かすには、MySQLなどのデータベースが必要です。サーバー管理画面からデータベースを新規作成します。
作成時には、データベース名、データベースユーザー名、パスワード、ホスト名などが発行されます。これらの情報は次の設定で使うため、正確に控えておきましょう。
データベース名やパスワードを間違えると、WordPressがデータベースに接続できなくなります。
5-4. wp-config.phpを設定する
WordPressファイルの中には、データベース接続情報を設定するためのファイルがあります。通常は「wp-config-sample.php」をコピーして「wp-config.php」に名前を変更し、データベース情報を入力します。
主に設定する項目は、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名です。
このファイルの記述を間違えると、WordPressのインストール画面が正しく表示されないことがあります。編集する際は、余計な文字や空白を入れないように注意しましょう。
5-5. インストール画面から初期設定を行う
ファイルのアップロードとデータベース設定が終わったら、ブラウザでインストール先URLにアクセスします。
正しく設定できていれば、WordPressのインストール画面が表示されます。サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力し、インストールを実行しましょう。
完了後、ログイン画面から管理画面に入ることができれば、手動インストールは成功です。
5-6. 手動インストールが必要になるケース
手動インストールが必要になるのは、簡単インストール機能がないサーバーを使う場合や、特殊なディレクトリ構成でWordPressを設置したい場合です。
また、開発環境から本番環境へ移行する場合や、細かくデータベース設定を管理したい場合にも手動インストールが使われます。
ただし、初心者が最初から手動インストールを選ぶメリットはあまり多くありません。特別な理由がなければ、簡単インストールを利用しましょう。
6. インストール後に必ずやるべき初期設定
ワードプレスのインストールが完了しても、そのまま記事を書き始めるのはおすすめできません。あとから設定を変更するとトラブルにつながる項目もあるため、最初に基本設定を済ませておきましょう。
6-1. WordPressアドレスとサイトアドレスを確認する
管理画面にログインしたら、「設定」から「一般」を開きます。そこに「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が表示されています。
この2つのURLが、実際に使いたいドメインになっているか確認しましょう。SSL化後は、URLが「https://」になっていることも重要です。
誤ってURLを変更すると、管理画面にログインできなくなることがあります。よくわからない場合は、むやみに変更しないようにしましょう。
6-2. SSL化してURLをhttpsに変更する
WordPressをインストールしたら、必ずSSL化を行いましょう。SSL化すると、サイトのURLが「https://」になり、通信が暗号化されます。
多くのレンタルサーバーでは、管理画面から無料SSLを有効化できます。SSL設定が反映されたら、WordPress側でもURLがhttpsになっているか確認します。
また、httpでアクセスした場合にhttpsへ自動転送されるように設定しておくと、訪問者が安全なURLでアクセスできます。
6-3. パーマリンクを設定する
パーマリンクとは、記事ごとのURL形式のことです。WordPress管理画面の「設定」から「パーマリンク」を開いて設定します。
初心者には「投稿名」がおすすめです。投稿名にすると、記事ごとにわかりやすいURLを設定できます。
たとえば、ワードプレスのインストール方法の記事であれば、URLを「wordpress-install」のようにできます。検索エンジンにも読者にも内容が伝わりやすくなります。
パーマリンクは、記事を公開したあとに変更するとURLが変わってしまうため、最初に設定しておきましょう。
6-4. 不要な初期プラグイン・テーマを削除する
WordPressをインストールすると、初期状態でいくつかのテーマやプラグインが入っていることがあります。使わないものは削除しておきましょう。
不要なテーマやプラグインを残しておくと、管理が面倒になるだけでなく、セキュリティリスクになる場合もあります。
ただし、現在使用中のテーマは削除できません。また、トラブル時に備えてWordPress公式の標準テーマを1つ残しておくと安心です。
6-5. サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する
サイトタイトルとキャッチフレーズは、管理画面の「設定」から「一般」で変更できます。
サイトタイトルは、サイト全体の名前です。検索結果やブラウザのタブに表示されることもあります。
キャッチフレーズは、サイトの説明文として使われる場合があります。初期状態では「Just another WordPress site」のような文言になっていることがあるため、必ず変更しておきましょう。
6-6. コメント設定を見直す
WordPressでは、初期状態でコメント機能が有効になっている場合があります。ブログで読者との交流をしたい場合は便利ですが、スパムコメントが届くこともあります。
コメントを受け付けないサイトの場合は、「設定」から「ディスカッション」を開き、コメントを無効化しておきましょう。
コメントを使う場合でも、承認制にしたり、スパム対策プラグインを導入したりして管理しやすい状態にしておくことが大切です。
6-7. ニックネームを変更してセキュリティを高める
WordPressでは、投稿者名としてユーザー名が表示されることがあります。ログインに使うユーザー名が外部に表示されると、セキュリティ面で不安があります。
管理画面の「ユーザー」からプロフィールを開き、ニックネームを変更しましょう。そのうえで「ブログ上の表示名」をニックネームに変更します。
これにより、ログイン用ユーザー名がそのまま表示されるリスクを減らせます。
7. 最低限入れておきたいWordPressテーマ・プラグイン
WordPressは、テーマでデザインを変更し、プラグインで機能を追加できます。ただし、入れすぎるとサイトが重くなったり、管理が難しくなったりするため、必要なものを厳選しましょう。
7-1. 初心者におすすめのWordPressテーマ
WordPressテーマとは、サイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレートです。テーマを変更するだけで、サイトの見た目を大きく変えられます。
初心者には、設定画面がわかりやすく、スマホ表示に対応していて、SEO対策にも配慮されたテーマがおすすめです。
無料テーマなら、Cocoonなどがよく使われています。有料テーマでは、SWELL、AFFINGER、JIN:R、SANGOなどが人気です。
最初は無料テーマで始めても問題ありませんが、本格的にブログや収益化サイトを運営するなら、有料テーマを検討するのもよいでしょう。
7-2. セキュリティ対策に役立つプラグイン
WordPressは多くのサイトで使われているため、不正ログインやスパムの標的になることがあります。インストール後は、セキュリティ対策を行いましょう。
セキュリティ系プラグインを使うと、ログイン試行回数の制限、不正アクセス対策、ファイル改ざん検知などができます。
ただし、サーバー側でセキュリティ機能が用意されている場合もあります。プラグインとサーバー機能が重複しすぎないように確認して導入しましょう。
7-3. バックアップ用プラグイン
WordPressを運営するうえで、バックアップは非常に重要です。操作ミス、プラグインの不具合、サーバートラブルなどでサイトが壊れる可能性があるためです。
バックアップ用プラグインを導入すると、記事データ、画像、テーマ、プラグイン、データベースなどを保存できます。
サーバーに自動バックアップ機能がある場合でも、自分でも定期的にバックアップを取っておくと安心です。復元方法もあわせて確認しておきましょう。
7-4. SEO対策用プラグイン
SEO対策用プラグインを使うと、記事ごとのタイトルやメタディスクリプション、XMLサイトマップなどを設定しやすくなります。
代表的なSEOプラグインには、Yoast SEO、All in One SEO、Rank Mathなどがあります。
ただし、テーマ自体にSEO設定機能がある場合は、プラグインと機能が重複することがあります。導入前に、使用しているテーマの機能を確認しましょう。
7-5. お問い合わせフォーム用プラグイン
ブログやホームページには、お問い合わせフォームを設置しておくと便利です。読者や顧客からの連絡を受け取りやすくなります。
お問い合わせフォーム用プラグインとしては、Contact Form 7などがよく使われています。
フォームを設置する際は、迷惑メール対策もあわせて行いましょう。reCAPTCHAの導入や確認画面の設定などを検討すると、スパム送信を減らせます。
7-6. プラグインを入れすぎるデメリット
WordPressプラグインは便利ですが、入れすぎるとデメリットもあります。
プラグインが多いと、サイトの表示速度が遅くなったり、プラグイン同士が干渉して不具合が起きたり、更新管理が大変になったりします。
また、長期間更新されていないプラグインはセキュリティリスクになる場合があります。
プラグインは必要最低限に絞り、使っていないものは停止ではなく削除しておくのがおすすめです。
8. ワードプレスのインストールでよくある失敗と対処法
ワードプレスのインストールでは、初心者がつまずきやすいポイントがあります。トラブルが起きても、原因を1つずつ確認すれば解決できることが多いです。
8-1. 管理画面にログインできない
管理画面にログインできない場合は、まずURLが正しいか確認しましょう。一般的なログインURLは次の形式です。
https://あなたのドメイン/wp-admin/
ユーザー名やパスワードが間違っている場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。
それでもログインできない場合は、セキュリティプラグインやサーバー側のアクセス制限が影響している可能性もあります。
8-2. サイトが表示されない
WordPressをインストールしたのにサイトが表示されない場合は、ドメイン設定やネームサーバー設定の反映待ちである可能性があります。
ドメイン設定は、反映までに時間がかかることがあります。インストール直後に表示されない場合でも、しばらく待ってから再度確認しましょう。
また、インストール先のフォルダを間違えている場合もあります。サーバー管理画面で、WordPressをどのドメイン・どのディレクトリにインストールしたか確認しましょう。
8-3. 「データベース接続確立エラー」が表示される
「データベース接続確立エラー」は、WordPressがデータベースに接続できないときに表示されます。
原因として多いのは、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名の入力ミスです。手動インストールの場合は、wp-config.phpの記述を確認しましょう。
簡単インストールで発生した場合は、サーバー側の一時的な障害やデータベース作成の失敗が考えられます。サーバー管理画面や障害情報を確認してください。
8-4. SSL化後に「保護されていない通信」と表示される
SSL化したはずなのに「保護されていない通信」と表示される場合は、サイト内にhttpで読み込まれている画像やファイルが残っている可能性があります。
WordPressアドレスとサイトアドレスがhttpsになっているか確認しましょう。また、記事内の画像URLや内部リンクがhttpのままになっていないかも確認します。
必要に応じて、URL置換プラグインを使ってhttpをhttpsに置き換える方法もあります。ただし、置換前には必ずバックアップを取っておきましょう。
8-5. インストール先のURLを間違えた
WordPressを誤ったURLにインストールしてしまうこともあります。たとえば、本当は「example.com」にインストールしたかったのに、「example.com/wp」に入れてしまうケースです。
この場合、サーバーの機能でインストール先を変更できる場合もありますが、初心者には少し難しいことがあります。
まだ記事や設定をほとんど行っていない状態であれば、一度WordPressを削除して、正しいURLにインストールし直すのが簡単です。
8-6. ユーザー名やパスワードを忘れた
パスワードを忘れた場合は、ログイン画面から再設定できます。登録したメールアドレス宛に再設定用のメールが届きます。
ユーザー名を忘れた場合でも、メールアドレスでログインできる場合があります。
メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認しましょう。それでも解決しない場合は、サーバー管理画面やデータベースから変更する方法もありますが、初心者はサーバー会社のサポートに相談するのが安全です。
9. サーバー別|ワードプレス簡単インストールの違い
主要なレンタルサーバーには、WordPressを簡単にインストールできる機能が用意されています。ここでは、代表的なサーバーごとの特徴を紹介します。
9-1. エックスサーバーでのインストール方法
エックスサーバーでは、サーバーパネルからWordPress簡単インストールを利用できます。
サーバーパネルにログインし、対象ドメインを選択して、WordPressのインストール情報を入力します。データベースは自動作成を選べるため、初心者でも進めやすいです。
エックスサーバーは表示速度や安定性を重視したい方に向いています。利用者も多いため、困ったときに情報を見つけやすい点もメリットです。
9-2. ConoHa WINGでのインストール方法
ConoHa WINGでは、申し込み時にWordPressを同時にセットアップできる機能があります。
サーバー契約、独自ドメイン設定、WordPressインストール、SSL設定などをまとめて進められるため、初めてブログを作る方にもわかりやすいです。
管理画面も比較的シンプルで、WordPressサイトの追加や管理がしやすい点が特徴です。
9-3. ロリポップ!でのインストール方法
ロリポップ!では、ユーザー専用ページからWordPress簡単インストールを利用できます。
インストール先URL、サイトタイトル、ユーザー名、パスワードなどを入力すれば、WordPressを設置できます。
比較的低コストで始めやすいため、趣味ブログや小規模サイトから始めたい方に向いています。ただし、プランによって性能や機能が異なるため、WordPress運用に適したプランを選びましょう。
9-4. さくらのレンタルサーバでのインストール方法
さくらのレンタルサーバでも、コントロールパネルからWordPressをインストールできます。
ドメイン設定、データベース作成、WordPressインストールの流れで進めます。サーバーの仕組みに少し慣れている方には扱いやすいサービスです。
長く運営されているレンタルサーバーで、安定感を重視したい方に向いています。
9-5. mixhostでのインストール方法
mixhostでは、管理画面からWordPressを簡単にインストールできます。サイトの追加やSSL設定も行いやすく、複数サイトを運営したい方にも使いやすいサーバーです。
WordPressの高速化や自動バックアップなどに対応しているプランもあり、ブログやアフィリエイトサイトの運営にも向いています。
サーバー選びでは、機能だけでなく管理画面の使いやすさも確認しておくとよいでしょう。
9-6. 初心者がサーバーを選ぶときの比較ポイント
初心者がレンタルサーバーを選ぶときは、料金だけで判断しないことが大切です。
比較したいポイントは、WordPress簡単インストールの有無、無料SSL、自動バックアップ、表示速度、サポート体制、管理画面の使いやすさ、独自ドメインの取得しやすさです。
特に初めてワードプレスをインストールする場合は、マニュアルが充実していて、利用者が多いサーバーを選ぶと安心です。
安さだけで選ぶと、表示速度が遅かったり、必要な機能が不足していたりする場合があります。長期的に運営するなら、安定性とサポートも重視しましょう。
10. ワードプレスのインストールに関するよくある質問
ここでは、ワードプレスのインストールに関して初心者からよくある質問に回答します。
10-1. ワードプレスのインストールは無料でできますか?
WordPress本体は無料で利用できます。ただし、WordPress.orgを使って本格的にサイトを運営する場合は、レンタルサーバー代と独自ドメイン代が必要になります。
無料でWordPressを試したい場合は、ローカル環境にインストールする方法や、無料サーバーを使う方法もあります。ただし、公開サイトとして長く運営するなら、有料レンタルサーバーを使うのがおすすめです。
10-2. スマホだけでインストールできますか?
スマホだけでも、レンタルサーバーの申し込みやWordPress簡単インストールは可能です。ただし、画面が小さいため入力ミスが起きやすく、細かい設定やトラブル対応はやりにくい場合があります。
初めてワードプレスをインストールする場合は、できればパソコンで作業するのがおすすめです。スマホは記事の下書きや簡単な更新作業に使うと便利です。
10-3. インストール後すぐに記事を書いても大丈夫ですか?
インストール後すぐに記事を書くことはできます。ただし、SSL化、パーマリンク設定、サイトタイトル、キャッチフレーズ、コメント設定など、最低限の初期設定を先に済ませておくのがおすすめです。
特にパーマリンクは、記事公開後に変更するとURLが変わってしまいます。SEOや読者の利便性にも関わるため、最初に設定しておきましょう。
10-4. 既存サイトにWordPressを追加できますか?
既存サイトにWordPressを追加することは可能です。たとえば、すでにあるホームページに「/blog/」というディレクトリを作り、そこにWordPressをインストールする方法があります。
ただし、既存サイトのファイル構成やURL設計によっては注意が必要です。誤って既存ファイルを上書きすると、現在のサイトが表示されなくなる可能性があります。
作業前には必ずバックアップを取り、インストール先を慎重に確認しましょう。
10-5. インストールしたWordPressを削除・やり直しできますか?
インストールしたWordPressは削除できます。多くのレンタルサーバーでは、管理画面からWordPressの削除が可能です。
ただし、削除すると記事、画像、テーマ設定、プラグイン設定なども消えてしまいます。必要なデータがある場合は、削除前に必ずバックアップを取っておきましょう。
インストール直後でまだ何も作業していない場合は、削除して再インストールするのが早いこともあります。
10-6. 複数のWordPressを同じサーバーにインストールできますか?
多くのレンタルサーバーでは、同じサーバー内に複数のWordPressをインストールできます。複数の独自ドメインを設定したり、サブディレクトリやサブドメインを使ったりすることで、複数サイトを運営できます。
ただし、契約プランによってはデータベース数や容量に制限がある場合があります。複数サイトを運営したい場合は、サーバーの仕様を事前に確認しておきましょう。
サイト数が増えると、更新作業、バックアップ、セキュリティ管理も増えます。管理できる範囲で運営することが大切です。
まとめ
ワードプレスのインストールは、初心者にとって難しそうに感じるかもしれません。しかし、レンタルサーバーの簡単インストール機能を使えば、専門知識がなくても比較的スムーズにWordPressを始められます。
基本の流れは、レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを設定し、WordPress簡単インストールを実行し、管理画面にログインして初期設定を行うという手順です。
インストール後は、SSL化、パーマリンク設定、サイトタイトルの変更、不要なテーマ・プラグインの削除、セキュリティ対策などを忘れずに行いましょう。
また、管理画面にログインできない、サイトが表示されない、データベース接続確立エラーが出るなどのトラブルが起きても、原因を1つずつ確認すれば解決できることが多いです。
これからワードプレスをインストールする方は、まずは初心者向けのレンタルサーバーを選び、簡単インストール機能を使って始めるのがおすすめです。WordPressの初期設定まで完了すれば、あとは記事を書いたり、デザインを整えたりしながら、自分だけのブログやホームページを育てていけます。

